丸亀ハーフ2019 ~大学別エントリー&展望~

明日は、いくつもの大会が行われますが、その中でも今日は丸亀ハーフについて見ていきます。エントリーはこのようになっております。香川の丸亀で行われるこの大会ですが、出場者が豪華なことに加え、走りやすいコースということで非常に記録も出やすく、大学生も好タイムでの自己ベスト連発が期待されますね~

 

まずは、前回の走りを振り返ると…前回結果はこのようになっております。ハーフ日本記録保持者であるHONDAの悠太が61分13秒の好タイムで貫録のトップ、旭化成の謙太、山梨学院のニャイロ、愛三工業の鈴木、駒澤の片西までが61分台で続きました。大学生トップはニャイロの61分46秒、日本人大学生トップは片西の61分58秒となっています。

 

続く大学生を見ると、62分30秒で中央の中山、62分47秒で國學院の土方が62分台で続き、63分13秒で駒澤の山下、63分19秒で青学の梶谷、63分28秒で明治の阿部と続いています。いずれも、今年度の箱根では1~3区を担って好走を見せている選手ばかりです。大学生も実力者が揃う大会でもありますね。それでは、今大会のエントリーを大学ごとに見ていきます。

 

東海大学

箱根8区で驚異的な区間新記録を叩き出し、優勝に貢献した小松が招待、一般では箱根10区3位で初優勝のゴールテープを切った郡司がエントリーされていますね。ともに箱根での好走が記憶に新しいですが、持ちタイムはともに63分前半、箱根のような走りが見せられれば、ここから大幅な自己ベスト更新もあり得るだけに、楽しみです~特に小松はこれまでとは注目度が段違いでしょうし、そんな中で見せる走りにも注目です~

 

青山学院大学

箱根で9区区間賞を獲得した吉田圭、10区2位だった鈴木の2人が招待、一般では箱根4区15位と非常に悔しい思いをした岩見に同じく2年の神林もエントリーされていますね。吉田圭はまだベストが64分31秒と実力からかけ離れており、どれだけタイムを出してくるかに注目。鈴木も62分台のベストではありますが、まだまだタイムを縮めてくる余地はありますよね。

 

岩見は既に箱根後のレースで好走していますが、今回も出場するのかな?すればもちろん楽しみな選手ではありますが…神林はちょっと吉田圭に離され気味なのが気になりますね。ここら辺で存在感のある走りを期待したいところですが。

 

駒澤大学

箱根5区5位の伊東、6区6位の大成という山で好走した二人が招待選手として、一般では箱根8区4位で走った伊勢がエントリーされていますね。毎年、エース候補やエースがエントリーされる駒澤ですが、伊東、大成にはそれだけ期待が大きいのかなあ?二人には箱根の山だけではなく、平地でも期待される選手なだけに、どんな走りを見せてくれるかに期待。伊勢はこれが大学ラストレースになるのかなあ?ハーフで結果を残し続けていますし、4年生の意地を見せてくれれば。

 

國學院大学

箱根で4区14位だった茂原、1区10位で國學院大躍進に大きく貢献した藤木の二人が一般でエントリーされていますね。茂原も安定した走りを見せているだけに楽しみな選手ですが、やはり注目は藤木ですかねえ。箱根の走りは素晴らしかったですし、勝負レースでもまだ外していない安定感、そしてまだ1年生。将来のエース候補なだけに、またびっくりする走りを見せてくれれば。

 

中央学院大学

一般では箱根1区14位の川村、2区16位の高橋、3区13位の栗原、4区6位の有馬、7区16位の吉田、  8区5位の大濱、10区9位の石綿と箱根を出場した選手がずらっとエントリーされていますね。他にも藤井、長山と大量エントリー。持ちタイムは64分台の選手が多いだけに、大挙出場となれば自己ベストラッシュも期待出来そうです。

 

中央大学

こちらも箱根1区2位の中山、2区5位堀尾というダブルエースを筆頭に、3区16位の三須、4区9位の池田、5区20位の岩原、6区17位の舟津、8区8位の矢野、10区6位の川崎と箱根を走った10人中8人がエントリーされていますね。中山、堀尾は既に61分台のベストを持っており、これでさらに更新となればすさまじいですが果たして?箱根未出場では、唯一ルーキーの三浦がエントリーされており、こちらも楽しみですね。

 

早稲田大学

1万mで29分32秒を持つ向井が招待、吉田、宍倉という2年生コンビが一般でエントリーされています。向井はハーフも初出場のはずですが、いきなり丸亀ハーフとはそれだけ期待されているのかなあ?吉田はアクシデントがあった後なだけに、さすがに欠場なのかなあ?早く元気な姿を見たいところですが。宍倉は全日本は2年連続出場もハーフはまだ実績が乏しいですからね。まずはハーフで好タイムをマークしたいところでしょう。

 

日本体育大学

エースの山口和が招待、池田、加藤が一般でエントリー。山口和はまだハーフは63分39秒がベストですし、エースとしてはやはりもっとタイムを伸ばしてほしいですね。池田は箱根1区12位と粘りの走りを見せてくれましたし、加藤は期待の1年生。ともにハーフは64分台なだけに、ここからのベスト更新にも期待です。

 

日本大学

箱根で4区8位と好走を見せた武田が招待、  2年の横山に1年の鈴木、大池と全て下級生のエントリーですね。箱根で好走した武田に全日本で好走した横山の2年生コンビはもちろん楽しみですが、鈴木は箱根5区を1年ながら任されていますし、大池も来年度には3大駅伝デビューして欲しいところですからね。下級生ながらも期待される選手たちの走りに注目です。

 

明治大学

全日本では8区を走った佐々木が招待、  ともに全日本出場経験のある河村、斉藤が一般でエントリーですね。こちらは全員が3年生ということになりました。いずれも箱根はまだ未経験なんですよね~となると、まずはハーフで好タイムを見せ、最初で最後の箱根につなげていきたいところですね。特に中距離から距離を伸ばし、早速64分4秒で走っている河村に注目かなあ。

 

国士舘大学

箱根ではチームを総合トップに押し上げたヴィンセントにギトンガという留学生コンビ、箱根3区18位の多喜端、5区12位の鼡田、9区17位の石川智と実力者がエントリーされています。ヴィンセントは箱根予選、箱根と好走を続けており、他の外国人選手とどこまで渡り合えるかも楽しみ。ギトンガも急成長していますし、ヴィンセントに負け続けるわけにもいきませんよね。日本人では箱根5区で結果を残し、新たなエースとして期待される鼡田がどんな走りを見せるかに注目かなあ。

 

大東文化大学

箱根4区5位と好走を見せた奈良が唯一のエントリーかなあ。あの苦しい状況で区間5位で走るのは力が無いと出来ないことですし、まだ63分50秒に留まっているハーフでどれだけタイムを伸ばせるかも期待。

 

山梨学院大学

箱根7区19位の川口、9区20位の森山が招待、3区22位の中村が一般でエントリーですね。3人とも箱根では非常に悔しい走りになってしまいましたが…そこから立て直しを図るチームにおいて、まずはハーフで自己ベストを更新するような走りを見せてほしいところ。

 

上武大学

箱根6区22位の佐々木、8区22位の岩崎の二人がエントリーされていますね。ともに力のある選手にもかかわらず、箱根では区間最下位に沈んでしまいました。まずは丸亀ハーフで好走し、勝負レースでも結果を残していってほしいところ。来年度、エース格として期待される2人ですからね。

 

創価大学

4年の作田が唯一のエントリーですね。5千13分台、1万mは28分台ながらハーフはまだ64分23秒がベスト。高校ベストが15分13秒からここまでタイムを伸ばしてきた作田なだけに、最後にハーフでも好タイムをマークして締めくくってほしいところ。

 

大学駅伝決算号が明後日発売になりますね。うーん、例年は購入していないのですが、今回はどうしようかなあ。。。1350円と普段と比べてもややお高めなのも、ちょっと悩ませますよね。その分、内容は盛りだくさんなのでしょうが…

 


大学駅伝2018-2019決算号 [雑誌] (陸上競技マガジン2019年3月号増刊)

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