2019年度新入生速報(2018/01/13時点) ~箱根シード校編~
昨日、陸マガが発表され、前回よりも遥かに多くの新入生が発表されました。一般入試などもありますが、これで大体の陣容は見えてきたと言って良いでしょう。前回発表時にも取り上げましたので、今回は前回から新たに判明した選手を中心に気になる点を取り上げていきます。相変わらず、雑誌を見ながらの記載なので、多少誤りがあるかもしれませんが、大目に見ていただければ。。。
東海大学
前回は判明していなかった、14分6秒を持つ山梨学院の飯澤、14分9秒を持つ伊賀白鳳の宇留田と新たに14分1桁が判明。さらに、14分12秒を持つ大牟田の濱地と今回の東海も有力選手がずらっと揃っていますね。既に判明していた都大路1区2位の松崎もいますし、14分1桁が2人、14分10秒台が3人を含め、14分30秒切りが10人という陣容。全体で20人というのも凄く、来年度以降の東海もまだまだ強そうです。
青山学院大学
新たに14分9秒を持つ樹徳の大澤、14分10秒を持つ三条の岸本とこちらも持ちタイム上位の選手が加わることに。14分13秒を持つ流経大柏の中村もおり、これで14分1桁が3人、14分10秒台が5人という持ちタイムでは東海を上回るほどに。14分30秒切りも11人と最多となっており、東海・青学はスカウトでも他を圧倒しています。
東洋大学
14分12秒を持つ酒田の荒生が新たに判明、実績の豊富な選手ですし、楽しみです。さらに、14分16秒を持つ東洋大牛久の前田、14分17秒を持つ一関学院の及川と前回から大幅に持ちタイム上位の選手が加わることに。14分1桁こそ児玉のみですが、14分10秒台が3人を含め、14分30秒切りは11人となっており、青学同様に最多かなあ。3強は全て14分30秒切りが10人以上、選手が揃っています。
駒澤大学
前回は誰も判明していなかった駒澤ですが、13分53秒を持つ青森山田の田澤が加わったのは大きいですね。さらに、14分9秒を持つ佐久長聖の宮内も都大路で好走。14分17秒を持つ宇部鴻城の山野、14分18秒を持つ一関学院の小倉と14分20秒切りが4人います。
さらに14分25秒で西脇工業の酒井、世羅の前垣内、14分28秒で那須拓陽の小野、14分29秒で出雲工業の高見と14分30秒切りは8人ですね。3強には及ばずも来年度の駒澤もやはり次ぐ存在として強そう。また、15人と獲得した人数も私が知る限りは最多かなあ。昨年度のスカウトは大苦戦で人数も少なかったことから、今回は質・量ともに揃ったのは大きいです。
帝京大学
14分33秒を持つ田村の菅家が今のところトップですかね。後は14分45秒を持つ那須拓陽の伊藤が判明したくらいかなあ。14分30秒台が1人、他は14分40秒以降ということで、このままだとかなり苦しいスカウトということに。3大駅伝であれだけの強さを見せていると、もっと集まっても良さそうですが…
法政大学
トップ3は前回既に発表されていますが、14分6秒の扇、14分15秒で愛知の松本、法政二の内田とやはり強力。14分25秒を持つ東北の川上、14分28秒を持つ伊賀白鳳の山本と連続シードを獲得している大学らしいスカウトになってきましたね。14分31秒を持つ自由ヶ丘の徳永、14分32秒を持つ八千代松陰の中園、14分36秒を持つ韮山の河田と14分30秒台も揃っていますし、上出来なのでは。
國學院大学
14分5秒を持つ金沢龍谷の中西大が加わるのは大きいですね。國學院に14分1桁が加わるなんていつ以来だろう。。。続くのは北海道栄の14分25秒を持つ藤本、さらに14分36秒で藤沢翔陵の坂本、14分37秒で金沢龍谷の中西唯となっており、前回発表時はどうなるかと思いましたが、上出来と言って良いのでは。
順天堂大学
14分6秒で水城の長山、 舟入の伊予田と14分1桁が二人いるのは大きいです。新たに、14分17秒を持つ田辺工業の野村、14分25秒を持つ宮崎日大の荒木も加わり、これで14分30秒切りも6人とまずまずかなあ。スーパーエースの塩尻が抜けるだけに、エース候補も含めて力のある選手を取れたのは良かったのでは。
拓殖大学
初めて連続シードを獲得した拓殖、14分29秒を持つ花咲徳栄の工藤がトップタイムです。さらに、14分31秒で島田の吉村、14分36秒で大牟田の江口、14分39秒で市立船橋の佐々木と普段のスカウトからすれば、上出来と言って良いのでは?14分30秒切りが1人はともかく、14分30秒台が3人いますからね。監督が変わり、引き続き育成力を維持できるかも大事になります。
中央学院大学
前回と変わらず、14分28秒を持つ豊川の山盛がトップですね。新たに14分38秒を持つ伊賀白鳳の田岡が判明し、14分30秒台は4人とそれなりに人数はいるものの、やはりここ最近と比べると、ちょっと苦戦気味のスカウトという印象です。
結局、月間陸上競技だけではなく、陸上競技マガジンも買ってしまいました(笑)いくら、東海が初優勝とはいえ、ちょっと奮発しすぎたかなあ(汗)ただ、やはり私には陸マガの方が好きな内容な気がします~
ディスカッション
コメント一覧
今回はシード校の新入生ですが、気になったのは山梨学院高校から東海に行く飯澤ですね。
一昨年、飯島は東洋・昨年、八重畑は日大・今回、飯澤の東海と山梨学院高校のエースが3年連続、山梨学院大学に進まないという事態を見ると、一昨年は偶然だと思いますが…八重畑以降から第93回大会が影響してる感じが…どうなんでしょうね?SATさん的には…
あー、私も気になっています。付属校がたくさんある大学ならばともかく、
山梨学院高校から山梨学院大学に進学しないのは、ちょっと色々と考えてしまいますよね。
今後の大学のことを考えても、すごく不安です。
強力スカウトしても、育てられないと後が厳しいですよね。
高校駅伝王者世代が無冠、シード落ちに終わったことで、一気に厳しくなったかな?ニャイロ以外区間賞さえ 無かったような?
尾方、井幡、古田のように高校トップクラスが当たり前のように入学した90年代が懐かしいですね。
でも松村、井上を無名からSクラスに育てた実績、土壌があるし、6区の超無名隠し玉 梅原を見いだしたりと、山梨学院にしかない泥臭い育成力にまだまだ期待してます。やっぱり山梨学院が強くないとね。
山梨学院は上田世代でうまくいかなかったですかねえ。
近年はちょっと選手が育っていないですし、気になるところです。。。
また、井上みたいな選手が出てきてほしいところですが。