國學院大學 2018年 箱根予選、全日本結果&箱根に向けて

続いては國學院大學について、全日本、箱根予選の結果を振り返りつつ、箱根への展望も書いていきます。箱根予選結果全日本結果はこのようになっております。箱根予選は4位と上位通過、そして何と言っても全日本、6位と昨年までの6枠だったとしても、シード獲得という素晴らしい走りを見せました。

 

箱根予選振り返り

エースの浦野が7位、タイムお62分2秒と素晴らしい走り、監督が塩尻と勝負して欲しいというだけのことがありますね。2番手の27位に土方、前回は31位ですが今回も安定した走りを見せてくれました。3大駅伝・予選会を通じて土方の安定感は際立っています。

 

3番手の38位に江島、3年生に注目が集まる國學院ではありますが、江島も負けていません。こちらも前回49位で2連続の好走、3年生から安定感が増してきましたが、4年生になってさらに頼りになる存在になっています。4番手の51位に臼井、2年生以下では臼井が頭1つ抜けていますね。12人中10人が3,4年生という中、貴重な存在です。

 

5番手の65位に茂原、箱根予選初出場ながら、上々の走りを見せました。全日本予選、全日本も好走していますし、勝負レースで結果を出し続けてるのが頼もしいです。6番手の75位に長谷、こちらも前回の110位から順位アップ、前年度よりも好走している選手が多いですね。長谷は自己ベストも3部門全てで今年度更新、4年生になってまた力をつけてきました。

 

7番手の81位に蜂屋、2年の全日本以来、故障に悩まされてなかなか出番の無かった蜂屋ですが、ついに戻ってきてくれました。そして二桁順位で走ってしまうのがさすが…最初で最後の箱根も走ってほしいです。ここまでが2桁順位で走っている選手ですね。

 

8番手の128位に小中、ちょっと7番手と順位があいてしまいました。タイムも39秒差ありますしね。3年生までは3大駅伝・予選会のエントリーさえ無かったものの、全日本予選に続いての出場、ハーフのベストもさらに伸ばしていますし、箱根出場も期待は高まります。

 

9番手の132位に青木、本来であれば浦野、土方とともにチームを引っ張る存在なのですが、今回は苦しい走りになってしまいました。全日本ももう一歩でしたし、前回の箱根では3区5位で走っている選手、今回の箱根も主要区間で好走して欲しいところですが…

 

10番手の152位に中山、3大駅伝・予選会通じて初出場でしたが、なかなかに苦しい走りに…ハーフの持ちタイムも64分12秒ですし、長い距離ならばもう少し走ってほしかったかな。11番手の167位に河東、臼井とともにもう1人走った2年生でしたが、こちらは苦しかったですね。全日本もエントリーはされていますが、箱根出場となるともう一歩かなあ…

 

12番手の245位に稲毛と11番手からも1分半近く引き離されてしまいました。3大駅伝・予選会通じて初出場でしたが、これはさすがに苦しかったですね。。。今回は良かった選手と悪かった選手の差がちょっと激しかったかなあ。

 

全日本振り返り

1区に抜擢された臼井でしたが、ここで区間19位という苦しすぎるスタート、本人も1区希望という話もありましたが、このままでは箱根1区は厳しそう…その苦しい状況を救ったのがエースの浦野、区間3位の走りで18→7位と11も順位を上げることに。箱根予選でも快走を見せていましたが、全日本2区でこの走りは素晴らしいですね。箱根でもエース区間で見てみたいです。

 

3区の青木は区間11位と総合順位こそ7位は変わらずですが、ちょっと物足りない走り…しかし、その後1万mで28分50秒を積極的な走りで叩き出し、箱根に向けての不安は払拭されたかな。ここで4区の藤木が区間6位の好走、これは大きかったですね。期待のルーキーではありますが、いきなりここまで走るとは…上尾ハーフで63分27秒で走り、長い距離も問題ないことを証明、箱根でも起用が有力です。

 

5区の江島も区間6位、前回の箱根10区5位に続いての好走と3大駅伝で結果を残しているのは心強いですね。箱根では往路での起用も十分ありそう…6区の茂原は区間8位とこちらもまずまず、総合でも8→7位と順位を1つ上げることに。全日本予選、箱根予選、全日本といずれも上々の走りを見せてくれました。となると、当然箱根でも期待したくなる選手ですね。

 

7区の土方が区間6位、これで4区間連続の一桁順位、そしてエース区間でこの走りを見せてくれたのは素晴らしかったです。さすがは土方ですね。ここで総合6位とさらに1つ順位を上げ、シード獲得をグッと引き寄せました。箱根も前回4区3位の快走を見せており、2年連続主要区間での好走を見せてほしいところ。

 

8区の長谷は区間15位とかなり苦しんだんですよね。ただ、シード争いをする他の大学もそれほどタイムを伸ばせなかったこともあり、何とか逃げ切って6位を死守、見事に全日本シード権を確保しました。箱根予選に出場しての全日本シード確保はトップ通過の駒澤とこの國學院のみ。苦しんだ区間もありましたが、エース、主力、ルーキーとそれぞれ好走する選手がチームを救いました。

 

箱根に向けて

浦野、土方という二人のエースが好調なのがまずは心強く、どちらかが2区を走ることは間違いなさそうかな。ただ、この二人の一方を1区にするのはもったいないだけに、他に1区を任せられる選手が出てきてくれると、チームとしても大きいですね。その候補と思っていた臼井が全日本苦しんだだけに、余計に悩ましいところ…思い切って藤木とかも面白そうですけどね。

 

他には、学連記録会で好走した青木に、安定した走りを見せる江島も可能性は高そう。江島は復路を走るとしたら9区とかかなあ?ここに、全日本で好走した藤木、茂原あたりが絡んでくる形か。ただ、國學院の場合、1区も気になりますが、やはり5,6区の山ですよね。前回は4区終了時で9位も5区18位、6区19位と揃って区間18位以下に沈み、シードは絶望的になってしまいました。

 

過去3年、5,6区は延べ6度走っていずれも区間14位以下と非常に苦労しています。ここを何とかしないことには全日本に続くシード獲得は見えてきません。主力に任せるのか、それとも適性のある選手に託すのか、選手起用にも注目です。

 

箱根予選や全日本を走った選手以外での注目となると…4年では芹澤が上尾ハーフで64分1秒をマーク、まだ箱根エントリーはありませんが、名乗りを挙げてくるか。4年生はハーフ64分20秒以内に6人と持ちタイムの良い選手が多いです。

 

3年生は浦野、土方、青木の3本柱に茂原が台頭しましたが、続く選手はちょっと苦戦気味ですね。16人に確実に入ってきそうな選手も見当たらず…まあ、先述の選手で十分といえば十分ですが。2年生は木下が64分41秒、森が65分21秒を上尾ハーフでマークしていますね。ただ、タイム的にはちょっとアピール不足かなあ。ルーキーは藤木以外はまだまだこれからといったところか。

 

箱根予選、全日本という勝負レース、そして上尾ハーフ、学連記録会での走りを見ていると、チームとしてもいい形で来ており、箱根に向けても期待は高まるばかりです。箱根は2012年に10位でシードを獲得して以降、一度の予選落ちを含めずっと13位以内にも入れず、シード争いにも絡めていないんですよね。全日本で6位に入り勢いのあるチームなだけに、箱根でも久しぶりのシード獲得、十分に狙えそうです!!

 

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