2018年度新入生特集(持ちタイムトップ10入り) ~箱根シード校~

いよいよ3月も終わりに近づき、今年度も終わりですね。4年生が卒業してしまうのは寂しいけれど、また新たに新入生が加わる楽しみもあります。4年間で全ての選手が入れ替わってしまうというのも、大学スポーツの大きな魅力ですしね。来年度の新入生のうち、入学して即持ちタイムでトップ10に入る選手をデータベースに登録しました。まずは箱根シード校について、大学ごとにその選手たちを紹介します。

 

早稲田大学

全大学中最多タイとなる3人がいきなりトップ10に入ってきます。それも、持ちタイムトップ10のうち、1,3,5位を新入生が占めることとなります。さすが、今年度No.1スカウトと評されるだけのことはありますね。13分47秒でトップになるのが中谷、文句なしに日本人高校生No.1ランナーと言っていいでしょう。

 

トラックだろうが駅伝だろうがクロカンだろうがあらゆる大会で他の日本人高校生に負けることなく無敗を誇っています。これまでもトラックで圧倒的な選手、ロードで無敵を誇る選手というのはいましたが、その両方となると少なくともここ最近ではいないような気が…即戦力どころか即エースとして活躍が期待されます。

 

13分58秒を持つ半澤はインターハイ1500mで優勝するそのスピード、さらに都道府県対抗では1区3位で走るというスピードもロードでの強さも兼ね備えています。こちらも期待は高まりますね。

 

14分3秒で5位に入った千明は都道府県対抗で2年連続5区を走り、7位、6位と安定した走りを見せているのが魅力的な一方、5千のベストはインターハイでマークしたものであり、勝負レースでの強さも魅力的とまさに三者三様の実力者ぞろいです。

 

東海大学

東海大学はトップ10に入る新入生はいませんが、13分台ランナーには敬意を表してデータベースに登録しています。本間が13分58秒のベストを持っており、来年度は13番手になるのかな?13分台が13人いるというのが既に恐ろしく…13分50秒切りが5人いますからね。さすがは最速軍団。。。

 

本間は2,3年の都道府県対抗では4区でともに区間賞、3年の都大路では4区区間賞と3年になってさらに安定感が増してきましたね。とはいえ、即戦力としてメンバー入りを果たすには、東海の層が厚すぎるか…どこまで食い込んでこれるか楽しみです。

 

法政大学

ともに14分15秒を持つ人見、久納が  チーム3,4番手の持ちタイムとなりますね。箱根で2年連続シードを獲得し、着実にスカウトも良くなってきているのでしょうか?ただ、人見は都大路では2,5区と最短区間しか走ったことはなく、久納も3年時は2区6位ですからね。即戦力として活躍できるかはまだ未知数な部分も大きいですが、タイムが良いに越したことはありませんからね。

 

城西大学

14分14秒を持つ砂岡が7位、14分23秒の松尾が10位とこちらも2人がランクイン、チームもシードを獲得し、今後さらにスカウトが改善されていけば、良い流れとなりそう。砂岡は聖望学園といわゆる駅伝強豪校ではない出身なだけに、今後本格的な練習を積んでどう成長するかが楽しみ。松尾は3年の都道府県対抗に出場して5区18位とまずまずの走りを見せていますからね。即戦力となるかはまだ分かりませんが、今後が楽しみな二人です。

 

拓殖大学

児玉が14分38秒で8位にランクインしていますね。先週の土曜に硴野、清松、清水らが  揃ってトップ10に入る自己ベストを出したことで、本来は3人入るかな?と思っていたら児玉1人となりました。トップ10とはいえ、14分38秒のベストですから、まだまだこれからですかね。とはいえ、拓殖の場合はもう5千のベストなんて関係ないですからね…また、どんな選手がびっくりするようなタイムをマークするのか楽しみです。

 

 

中央学院大学

栗原が14分5秒で5位に入ってきていますね。都大路では3年連続で4区を任されて19→6→25位となっており、2年の走りが良かったですね。3年の都大路も4区17位となっており、3年時はいずれも3番手の選手が走る区間ながら順位がいまいちだったのは気になりますが…力のある選手であることは間違いないですし、早い段階で戦力となってくれれば。

 

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