日体大記録会5000m(2017/11/12) 雑感  ~国士、創価がベスト連発~

本日、日体大記録会の5000mが行われました。詳細は公式結果をご覧ください。全日本から1週間後、世田谷ハーフと同日、1週間後には上尾ハーフが控えていることなどもあって、大学生の人数は少なめでしたが、良コンディションの中、多くの選手が自己ベストをマークしてきました。自己ベストを出した選手を中心に振り返ります。

 

青山学院大学

主力が揃って世田谷ハーフに出場する中、短い距離に強い生方が14分10秒でベストを1秒ですが縮めてきました。世田谷ハーフでは出雲、全日本にエントリーされていない選手がしっかりと上位を占め、選手層の厚さを改めて見せつけました。

 

大東文化大学

前田が14分6秒をマークし、セカンドベストとなっています。前回の箱根で好走して以降、3大駅伝・予選会と出場出来ていませんが、箱根ではその走りを見せて欲しいですね。

 

中央大学

神崎が14分25秒でベストを4秒更新しています。神崎も着実に経験を積んでいますし、箱根本戦も出場して欲しいところ。主力も自己ベストこそ出ませんでしたが、堀尾、舟津が14分1桁、竹内が14分10秒と上々の走り、本戦でのシード獲得に向けて、順調ですね。

 

國學院大学

1万mですが、青木が29分22秒でベストを24秒も更新してきました。箱根予選、全日本はいずれも出場出来ていませんが、箱根デビューも期待されますね。

 

国士舘大学

14分1秒をマークした多喜端を筆頭に高田が14分6秒、藤江が14分9秒と3年生が3人も自己ベスト&14分1桁をマークしています。多喜端が16秒、高田が22秒、11秒もベストを更新しており、箱根予選に続き好調ですね。前回の箱根では最下位に沈んでしまいましたが、そろそろ本戦でも結果を残していって欲しいですね。

 

東京国際大学

鈴木聖が14分33秒で自己ベストを4秒更新していますね。ベストには届きませんでしたが、日本人エースの伊藤が14分8秒でセカンドベスト、内山も14分29秒はセカンドベストかなあ。伊藤はますます日本人エースとして力強さを増していますね。箱根でも主要区間への起用は間違い無さそうです。

 

日本大学

ルーキーの野田啓が14分18秒でベストを3秒更新してきました。武田もベストに2秒届かずも14分22秒で走っています。後は、期待の竹元が元気な姿を見せてくれれば。。。他にも金子が14分24秒でベストを6秒更新、佐藤が14分35秒で3秒、小坂が14分36秒で同じく3秒ベストを更新しており、来年度の箱根復帰に向けてまずは良い走りが出来たのでは。

 

創価大学

作田が14分8秒でベストを17秒更新、チーム3番手に浮上、上田が14分18秒で5番手、さらに古場が14分19秒で7番手、二宗が14分22秒で8番手、鈴木大が14分23秒で9番手とトップ10のうち実に半分の5人がベストを更新してきました。特に二宗はベストを32秒も縮めていますから、凄いですね。。。

 

トップ10圏外でも福田、三澤が14分25秒、坂野が14分29秒、棚橋が14分33秒でベストを更新とまさに自己ベストラッシュでしたね。箱根予選の距離でこの力を発揮出来なかったのが残念ですが…来年度の箱根復活に向けて、良い走りを見せてくれました。

 

明治大学

箱根予選で好走した南が全日本から1週間後に出場して14分9秒、ベストを19秒も更新してきました。元々のタイムが実力からすれば低すぎましたし、タイムが追いついてきましたね。岸も14分31秒でわずかに0.05秒ですが、高校ベストを更新しています。

 

専修大学

箱根予選でチーム2番手で走った宮尾が13分57秒と13分台ランナーに。自己ベストを17秒縮めてチームトップですね。箱根出場は叶いませんでしたが、最後にしっかりとベストを更新し、チームトップタイムです。さらに、川平が14分9秒で3番手、小林が14分16秒でチーム7番手のベストをマークしています。トップ10圏外では櫻木が14分33秒、茅野が14分37秒でともにベストと元気です。

 

東京農業大学

山館が14分31秒でベストを5秒更新、1万mでは工藤が29分57秒でベストを2秒更新したほか、川田が同じタイムでセカンドベストをマークしており、新たに台頭してきた選手が1万mで結果を残していますね。一時期はずっとベストが出ない日々が続いてきただけに、来年度の復活に向けて力を付けていってくれれば。

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