全日本大学駅伝2017 戦力分析&区間配置予想 ~青山学院大学~

公式エントリー、なかなか出ませんね。現時点で発表されている最後、青山学院大学について戦力分析&区間配置予想をしていきます。出雲では、1区梶谷が最後フラフラになってしまったり、4区以降は徐々に差を広げられてしまい、トップの東海と1分33秒差の2位、3大駅伝の連勝は4、出雲の連覇も2で止まってしまいました。エントリー一覧過去5年成績はこのようになっております。

 

4年:田村 和希、下田 裕太、中村 祐紀、吉永 竜聖

3年:梶谷 瑠哉、橋詰 大慧、橋間 貴弥、森田 歩希、小野田 勇次

2年:鈴木 塁人、竹石 尚人

1年:吉田 圭太、神林 勇太

 

4年生からは、出雲2区区間新を出した田村、3区3位の下田、出雲エントリーの吉永、2年時に出雲で2区4位、3年の全日本では7区5位で走っている中村祐の4人。

 

3年生からは、出雲1区8位の梶谷、4区2位の小野田、6区6位の橋詰、出雲エントリーの森田、今年5千で14分11秒、1万m29分8秒をいずれも今年度マーク、3大駅伝初エントリーを果たした橋間の5人。

 

2年生からは、出雲に続いてエントリーを果たした竹石、1年時に出雲で1区5位、関東インカレでは5000mで2年連続入賞、5千13分台、1万m28分台、ハーフ62分台を誇る鈴木の2人。

 

1年生からは、出雲で5区3位の神林、出雲に続いてエントリーを果たした吉田の2人。

 

エントリーとしては順当ですかね。3大駅伝に複数回出場している中村祐、次のエースとして期待される鈴木など実力者が順当にエントリーされています。距離が長くなれば青学が有利と言われているだけに、箱根4連覇が最大目標でしょうが、まずは全日本の連覇を目指したいところ。そんな青山学院大学の区間配置予想は以下のとおりです。

 

鈴木(2)ー田村(4)ー小野田(3)ー橋詰(3)

神林(1)ー森田(3)ー梶谷(3)ー下田(4)

 

まずは前回2区区間賞だった田村をそのまま2区に。1区で出遅れれば田村で取り戻し、リードしていればさらに差を広げるという役目が田村の強さにぴったりかなあと。最長の8区は下田、ハーフの距離となるとより安定した強さを発揮していますし、優勝を狙うならエース級の下田に走って欲しいかな。4区は橋詰、出雲でも最長区間の6区を任されていますし、今の信頼度は主要区間を任せられるほどなのかなあと。というわけで、主要区間の4区としました。

 

1区が難しいところなのですが…鈴木としました。もちろん、出雲や箱根で1区を走っている梶谷もいるのですが、出雲でフラフラになってしまったこと、厳しいコンディションやハイペースでのレースになった場合、ついていくのが厳しいのでは?というのもあって、スピードも長い距離も強い鈴木が良さそうかなあと。梶谷は全日本を回避する可能性もありそうですが、走るのであれば比較的負担の少ない区間ということで、7区としました。

 

残る繫ぎ区間ですが、3区はスピードと下りに強い選手が良く、今回は絶対的優勝候補ではないだけに、先手を取っていきたいということで箱根6区で好走、短い距離にも強い小野田としました。5区は神林、ここ3年はルーキーが全日本を走ってないのは気になりますが、出雲の走りを見ると神林は全日本でも見てみたいですよね。というわけで、走りやすくルーキーが走ることも多い5区としました。

 

残る6区は前回同様に森田、前回も同区間で区間賞を獲得していますし、駅伝で外していないのも魅力ですよね。繫ぎ区間ならば、十分に区間賞が狙えるかと。吉永、中村祐といった前回の全日本経験者もいるのですが…いずれも区間5位と奮わず、ともにまだ区間3位以内で走った経験が無いことを考えると、下級生の方が起用されやすいのかなと思い、外しています。

 

出雲で東海の後塵を拝したとはいえ、やはり青学は強いという印象は変わりませんし、全日本でも優勝候補として名前は当然挙がってきますよね。13分台、28分台の選手がズラッと揃い、選手層もまだまだ厚いです。全日本での連覇を達成し、出雲の借りを返すのか?それとも再び優勝には手が届かないのか?王者の走りに注目です。

 

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