2017年 出雲駅伝戦力分析&区間配置予想 ~東海大学~
出雲駅伝のエントリーも発表する大学が出てきました。今回は東海大学の出雲駅伝における戦力分析と区間配置予想を行っていきます。エントリー一覧、過去5年成績はこのようになっております。
4年:川端 千都、國行 麗生
3年:三上 嵩斗
2年:關 颯人、鬼塚 翔太、阪口 竜平、館澤 亨次、松尾 淳之介、郡司 陽大
1年:塩澤 稀夕
4年生からは、1年時から箱根の2区を任され、故障で苦しんだものの再び復活を遂げた川端、直近で13分58秒のベストをマーク、全日本、箱根ともに2度の出場を誇る國行の二人。
3年生からは、前回の出雲で5区2位と好走、今年度も全日本で3組7位、さらに直近で13分47秒という素晴らしいタイムを叩き出している三上のみ。
2年生からは、前回3区区間賞、5千で13分35秒、1万mで28分23秒と持ちタイムもトップを誇るエースの關、前回1区2位、箱根も1区2位と1区で好走、さらに5千で13分38秒を誇るエース格の1人である鬼塚、短い距離で実績豊富、5戦は13分41秒とチーム3番手まで伸ばしてきた阪口。
前回の出雲で2区2位の好走、全日本も3区区間賞、今年度はスピードに磨きをかけ、1500mでは日本選手権を制している館澤、全日本予選では最終組を任されて21位、5千13分台、1万mで28分台をいずれも今月にマークしている松尾、全日本予選では1組7位、今年5千で13分台をマークし、直近でも1万mで29分5秒を出している郡司と大量6人。
1年生からは、関東インカレ1部1500mで5位入賞、直近では5000mで13分57秒のベストを出している塩澤のみ。
事前の予想通り、2年生が大量6人エントリー。5000mの平均持ちタイムはダントツトップ、チームの持ちタイム上位6人は全員エントリーという充実ぶり。10人全員が13分台を誇る最速集団。持ちタイムでも、今年度の勢いでも優勝候補に当然名前が挙がってくる大学となります。そんな東海大学の区間配置予想は以下のとおりです。
鬼塚(2)-阪口(2)-館澤(2)-松尾(2)-三上(3)-關(2)
前回と同じ鬼塚ー館澤ー關の最強2年生トリオを見てみたい気もするのですが…今回はその3人をいずれも主要区間に配置して予想してみました。1区は本人ももうあまり走りたがっていない気もしますが、やはり鬼塚が適任かなあ。スローペースならばラストで抜け出す切れ味がある一方、ハイペースになってもついていける走力はやはり1区に最適。
アンカーでの逆転負けを防ぐためにも、エースの關に任されるのが安心かなあということで、6区は關。1万mで28分23秒を今月出しているのも魅力ですね。1,6区はダブルエースに任せたいところ。3区が悩ましいですが、館澤としました。今年度はスピード重視ということで1500mでの活躍が目立ちますが、長い距離も走れる選手ですし、主要区間を走って欲しい選手ですからね。
残る繫ぎ区間ですが、2区に阪口、5000mのスピードは抜群ですし、そのスピードを活かすならば2区が良いかなあと。トップで来れば後続を突き放し、そうでなければ前を追える選手として期待出来るかと。全日本インカレでも好走していますしね。4区に松尾、ここも迷うところでしたが、やはり今月自己ベスト連発を見せているのは心強く、4区あたりかなあと。長い距離も強い選手なだけに、館澤の状態次第では、3,6区といった主要区間への抜擢もありそう。
5区は唯一2年生以外で予想した三上としました。前回5区2位で好走していること、先日の記録会で13分47秒を叩き出していることを考えても、わざわざ三上を外す理由も無いかなあと。2年連続の好走が期待されます。
正直、このメンバーで優勝出来なくてどうするんだ!?というくらいの充実ぶりですよね。主要区間が前回好走している選手で揃えられる他、繫ぎ区間が強力です。繫ぎ区間も13分40秒台の選手で揃えることも可能ですからね。現状、優勝候補筆頭と言ってもいいのではないでしょうか?今後、東海が黄金時代を築いていくためにも、今回は負けられないレースだと思いますし、伊達、悠基らを擁して3連覇した時以来の出雲制覇、達成して欲しいです!!
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