2017年 駅伝シーズンに向けて ~早稲田大学~
駅伝シーズンに向けての各大学ごとの戦力分析、今日は早稲田大学を取り上げます~ 過去5年間の3大駅伝・予選会の結果、選手一覧はこのようになっています。2012年の全日本以来、3大駅伝で3位以内に入れませんでしたが、昨年度は全日本2位、箱根3位が光りますね。
全日本2位、箱根3位ですから、もちろん3大駅伝フル出場を決めています。ただ、主力がずらっと卒業し、さらに故障者がいたこともあって、トラックシーズンはあまり元気が無かったですかねえ。駅伝シーズンにはしっかりと合わせてきたいところ。箱根にエントリーされる16人候補、怪我などを考慮しなければ、現時点では大体以下のような感じでしょうか?
4年・・・光延、藤原、安井、石田、河合、谷口
3年・・・永山、清水、車田
2年・・・新迫、太田、大木、遠藤
1年・・・宍倉、吉田、渕田
箱根経験者は7人(青色)いますが、このメンバーが外れることはまず無さそうですよね。というかあったら困ります。。。エースの永山や2年連続5区5位以内の安井など、チームを支えるメンバーが揃っています。箱根未経験で3大駅伝経験者となると、新迫1人(赤色)しかいません。当然、メンバーに入ってくることでしょう。1年時は出雲、全日本しか走っていませんが、今年度は3大駅伝フル出場が期待される選手ですからね。
ここまでで8人、半分しか3大駅伝経験者がいないんですよね。平、武田、井戸ら主力が揃った世代の大きさが伺えます。前回の箱根にエントリーされた選手を入れても、大木がいるだけですね。大木は難病に悩まされたものの、突然完治?ということで、今走れているならば、、、ということで16人に入れています。
4年生からは、ハーフで64分53秒を持つ河合、65分1秒の谷口の二人は入ってきそうかなあ。ともに3大駅伝のエントリーが無いのは気になりますが、数少ない最上級生、戦力の底上げとなってくれれば。3年生では、ハーフで64分2秒を持つ車田はまず入るでしょう。というか、今まで3大駅伝にエントリーが無いのが不思議なくらいで…2年には関東インカレ1万mで9位に入っている選手ですからね。
2年からは、他に遠藤が16番手を争う選手の1人かなあと思い、一旦メンバーに入れて予想しています。他には3年の小澤、岡田、2年の真柄、三上あたりが16人を争うことになるのかなあ?持ちタイムや実績で抜けている選手がいるわけではないので、なかなか16人を予想するのが大変で…やはり例年と比べても選手層は薄そうかなあ。
ルーキーからは、既に3000m障害を中心に活躍を見せている吉田、5000mでベストには届かずも好走を続けている宍倉の二人はまず入ってきそうかなあ。もう一人、高校ベストで14分19秒を持つ渕田も入れていますが、大学時代に目立った走りを出来ていないのは気になりますが…今のチーム状況を考えると、1年生から3人は入ってきてほしいかな。
10人となると、ある程度予想がつきやすい早稲田ですが、16人となるとなかなか選びづらいですね。。。そもそも、現メンバーは一般組の台頭が少なく、部員も雑誌によると33人しかいないんですよね。これは、私が把握している25大学の中でも、中央の31人に次いで少ない人数です。部員のほぼ半分がエントリーとなると、やはり層は薄くなってしまうかなあ。ただ、元々人数の少ない推薦と付属校と一般組で戦ってきた大学ですし、夏合宿を経て新戦力がでてきてくれれば。
戦力ダウンが大きいのはもうしょうがないことですし、まずは現有戦力の成長、そしてしっかりと3大駅伝にベストメンバーで臨み、昨年度のように強い早稲田を見せて欲しいです!!
ディスカッション
コメント一覧
駒が今一つ足りてない。
夏合宿で新戦力の台頭がないと箱根は駒が足りず最悪シード落ちもあり得る。
まあ山は確実に行けるので、つなぎ区間(7.8区)を走れそうな人材が出れば優勝争いも不可能ではない。