法政大学 【2017年度 戦力分析】 箱根シード獲得の勢いそのままにベスト連発~
続いては、法政大学について、新年度の戦力を見ていきます。前年度は全日本予選こそ14位でしたが、箱根予選で4位と上位通過を果たすと、箱根でも8位とシード獲得、前年度の19位から11も順位を上げてきました。次はこの10年達成出来ていない、連続シードを果たしたいところ。現在、登録している選手一覧はこのようになっております。
名前 | 学年 | 5千ベスト | 1万ベスト | ハーフ換算 |
---|---|---|---|---|
細川 翔太郎 | 4年 | 14:41.12 | 29:22.65 | 01:04:01 |
磯田 和也 | 4年 | 14:24.88 | 29:39.59 | 01:04:41 |
鹿嶋 隆裕 | 4年 | 14:31.49 | 29:55.79 | 01:04:00 |
園田 憲佑 | 4年 | 14:24.70 | 30:20.17 | 01:04:42 |
増田 真也 | 4年 | 14:41.47 | 30:20.69 | 01:05:08 |
阿部 泰久 | 4年 | 14:40.98 | 30:22.19 | 01:04:46* |
坂東 悠汰 | 3年 | 13:49.48 | 28:48.61 | 01:03:44* |
土井 大輔 | 3年 | 14:19.17 | 29:06.65 | 01:04:03* |
矢嶋 謙悟 | 3年 | 14:20.38 | 29:14.03 | 01:04:02 |
東福 龍太郎 | 3年 | 14:38.48 | 29:31.59 | 01:04:26* |
狩野 琢巳 | 3年 | 14:31.06 | 29:35.65 | 01:05:07 |
鈴木 亮平 | 3年 | 14:34.24 | 29:48.85 | 01:04:29 |
福田 兼士 | 3年 | 14:19.28 | 30:14.81 | 01:03:59 |
本多 寛幸 | 3年 | 14:28.91 | 30:32.40 | 01:04:35* |
佐藤 敏也 | 2年 | 14:19.18 | 29:28.94 | 01:02:56 |
田上 鷹弥 | 2年 | 14:28.90 | 29:38.83 | |
増田 蒼馬 | 2年 | 14:18.59 | 29:42.88 | 01:05:33 |
青木 涼真 | 2年 | 14:31.99 | 29:44.18 | 01:04:12 |
坪井 慧 | 2年 | 14:12.82 | 29:48.33 | 01:06:08 |
強矢 涼太 | 2年 | 14:39.78 | 30:00.14 | 01:06:31 |
岡原 仁志 | 2年 | 14:25.07 | 30:12.74 | 01:08:30 |
田辺 佑典 | 1年 | 14:21.42 |
4年生・・・エース格の1人として期待されるのが細川、箱根予選では44位、箱根も7区5位で走っている選手です。ただ、最近は坂東や佐藤の勢いの陰に隠れ気味の印象のあるだけに、まずはトラックシーズンからベストを縮めていって欲しいところ。続く選手は…3大駅伝経験者は細川のみというのがちょっと寂しいですね。。。
阿部は箱根予選に出場して78位と上々の走り、磯田も2年の箱根予選では116位で走っています。ともにハーフで64分台を持ち、3大駅伝出場も待たれますね。他にも全日本予選に出場し、ハーフ64分ジャストを持つ鹿嶋、64分42秒を持つ園田らがいます。やはり最上級生として、長い距離で存在感を示していきたいところ。
3年生・・・今法政のエースはと聞かれれば坂東ということになるでしょう。全日本予選4組19位、箱根予選23位、箱根1区9位と2年時はエースと呼ぶにふさわしい走りを披露し、箱根シード獲得の立役者となりました。先日5000mで13分49秒の好タイムを叩き出し、1万m28分48秒と唯一の13分台、28分台ランナー。引き続き、エース区間での活躍が期待されます。
土井は箱根予選41位に続いて箱根でも4区9位と好走、東福は箱根60位に続いて箱根でも10区5位と坂東以外にも箱根で好走した選手が揃います。さらに、矢嶋は箱根予選で104位、ハーフも64分2秒まで伸ばしてきましたし、本多は箱根予選で95位と2年連続で2桁順位で走り、福田はハーフで63分台をマークしています。実力者が揃っており、今年度中心となるであろう学年ですね。
2年生・・・箱根で6区3位と爆走した佐藤が一躍主力へ躍り出ることに。その後も勢いは留まらず、ハーフで62分56秒をマーク、今年度も5000mで14分19秒、1万mで29分28秒とわずか2ヶ月半で3部門全てでベスト更新と素晴らしい走りを見せ続けています。今年度はエースとしての走りが期待されますね。
青木は箱根で8区9位と好走した選手、ハーフも64分12秒まで伸ばしてきています。1万mでは田上が29分38秒、増田蒼が29分42秒、坪井が29分48秒まで伸ばしてきていますし、箱根予選ではともに苦戦したものの、強矢、岡原が1年にして出場を果たしています。3年に負けず劣らず、2年生も楽しみな選手が揃っていますね。
1年生・・・田辺が14分21秒と唯一持ちタイムでトップ10に入っており、都道府県対抗では4区20位で走っています。勝負レースでの実績では14分29秒を持つ中村が都道府県対抗で5区20位で走っており、実績豊富かなあ。他の選手は14分30秒オーバーということで、即戦力候補は少なめかなあ。しかし、2年生以上も大学で大きく伸びてきている選手も多いですし、現1年生の今後に期待です。
ディスカッション
コメント一覧
現2年生では佐藤とともにPBを更新した佐々木もファンの間では注目株ですね。地味に、1年春のレースで最初に結果を出した選手(5000でPB,10000で30:30切り)でもあります。
トラックでは坂東が突き抜けた存在で、それに佐藤と青木が追い掛ける形になっていますが、他の主力陣の動向が気になりますね。
関カレで複数人が入賞し、全日本予選もしっかり通過していって欲しいところです。
佐々木、ベスト伸ばしてきましたよね。
データベースに登録する日も近そうです。
法政、なかなか1500mと3000m障害以外で入賞出来ていませんからね。
そこで結果を出す選手が出てきてくれると良いですね。