4年生特集(2016年度) ~ハーフ上位10人~
今年度も残り3日ですねえ。。。今日は4年生のハーフベストを上位10人を見ていきます。トップ10はこのようになっております。いずれも実力者揃いですが、そんな中でも早稲田が3人いるのが光りますね。トップ10のうち同一大学が3人いるのは、5千、1万を含めてもハーフの早稲田だけです。
大学名 | 順位 | 名前 | ハーフ換算 | 更新日 |
駒澤大学 | 1位 | 中谷 圭佑 | 1:01:21 | 2016/02/07 |
早稲田大学 | 2位 | 武田 凜太郎 | 1:01:59 | 2016/11/20 |
日本体育大学 | 3位 | 小松 巧弥 | 1:02:04 | 2016/11/20 |
青山学院大学 | 4位 | 一色 恭志 | 1:02:09 | 2015/02/01 |
早稲田大学 | 5位 | 平 和真 | 1:02:14 | 2016/11/20 |
早稲田大学 | 6位 | 鈴木 洋平 | 1:02:16 | 2016/11/20 |
日本大学 | 7位 | 石川 颯真 | 1:02:20 | 2016/02/07 |
帝京大学 | 8位 | 内田 直斗 | 1:02:20 | 2015/03/01 |
城西大学 | 9位 | 菊地 聡之 | 1:02:23 | 2015/03/01 |
國學院大學 | 10位 | 蜂須賀 源 | 1:02:26 | 2015/02/01 |
ハーフ1位は中谷(駒澤)、5千2位、1万mトップに続いてハーフでもトップで2冠ですね。確か駒澤OBの村山謙太も3部門全てで同じだったような…持ちタイムを見ても、まさに大学を代表する選手ですね。61分21秒は2位に38秒差をつけるダントツトップです。
下級生の時はハーフはトラックに比べるともう一歩かと思いましたが、3年時にマークしたこのタイムはハーフの距離でも中谷が強いということを示してくれました。2位は早稲田の武田、61分59秒と2人しかいない61分台ランナーです。2年時など故障に悩まされた時もありましたが、3,4年時は主要区間でも高いレベルで結果を残し、4年の上尾ハーフで優勝する素晴らしい走りでした。
3位は小松(日体大)、同じく4年の上尾ハーフでマークした62分4秒です。5千に続いてのトップ10入りですね。3部門のベストは全て4年時、勝負レースでも結果を残しましたが、自己ベストでも5千、ハーフと高いレベルで好走を見せました。4位に一色(青学)が62分9秒で入り、3部門全てで4位以内というハイレベルな持ちタイムを誇ります。
3大駅伝全てでエース区間を任されたことにより、区間賞は無かったですが、崩れることも無くエースとしてチームを勝利に導き続けましたが、自己ベストも1位こそありませんが、いずれもそのスピード・スタミナを見せつけています。5、6位はいずれも早稲田勢、平が62分14秒、鈴木が62分16秒で続いています。
どちらも4年の上尾ハーフで叩き出した記録になりますね。上位6人のうち4人が4年の上尾ハーフでのベストとなりました。平はトラックに比べるとハーフのベストはもう一歩という印象だったのですが、最後にエースらしいタイムをマークしてきました。鈴木はそれまでのベストが66分台でしたが、一気に62分前半ですからね…大ブレイクした4年時には3部門全てでベストを更新してきましたが、そんな中でもハーフのベストは抜けています。
7位タイに石川(日大)が62分20秒で入りました。中谷と同じく3年の丸亀ハーフですね。1万mに続いて2部門目のトップ10入りということに。勝負レースでも日本人エースとして結果を残してきた石川ですが、持ちタイムもハイレベルですね。
もう一人の7位タイは内田(帝京)、62分20秒ですね。2年の学生ハーフでこの素晴らしいタイムを叩き出しました。高校ベストは14分48秒で、トップ10の中では最も高校ベストが悪いことに。さすがは帝京の育成力といったところですね。3年時は故障で苦しみましたが、4年時はエースとして3大駅伝のいずれもエース区間で結果を残しました。
9位に菊地(城西)が62分23秒で入りました。内田同様に2年の学生ハーフでマークした記録です。1万mに続いて2部門でのトップ10入りは素晴らしいですね。こちらも高校ベストは14分34秒ですから、その伸び幅は凄まじいです。4年時に3大駅伝のいずれも出場出来なかったのが悔やまれますが、出場すれば勝負レースで結果を残し続ける頼りになる選手でした。
10位に蜂須賀(國學院)が62分26秒で入りました。10番手でも62分30秒切りですから、ハイレベルですね。高校ベストは14分28秒ですし、それほど目立った選手では無かったはず…こうしてみてみると、5千など短い距離は高校時代スピードのある選手が揃うのに対し、ハーフの距離になると大学で力をつけてきた選手の台頭が目立ちますね。
蜂須賀も2年の箱根予選で8位に入って一気に注目を集め、2年の丸亀ハーフでベストを叩き出しています。2年時が絶好調だっただけに、その後故障に悩まされ続け、2年時を上回るような走りを見せられなかったのは残念でした。。。