2016年度 自己ベスト更新順位 ~その3~
続いては、自己ベスト更新順位が11~15位について見ていきます。11位の東海から15位の城西まで全て1pt差で並んでいますね。
※更新した順位と人数(1,2位・・・5pt、3,4位・・・4pt、、、9,10位・・・1pt)から算出され、各部門ごとに30点満点、最大90点になります。合計が同点の場合、1万→ハーフ→5千の順に上の大学を上位とします。
順位 | 大学名 | 5千 | 1万 | ハーフ | 合計 |
11位 | 東海大学 | 19 | 12 | 24 | 55 |
12位 | 青山学院大学 | 29 | 14 | 11 | 54 |
13位 | 明治大学 | 14 | 22 | 17 | 53 |
14位 | 国士舘大学 | 17 | 21 | 14 | 52 |
15位 | 城西大学 | 20 | 18 | 13 | 51 |
11位:東海大学(55点)
ハーフが24ptと高く、5千も19ptとまずまずの一方で1万mは12ptに留まっています。ハーフは鬼塚、松尾の1年生コンビに3年生トリオ(川端、國行、春日)がいずれも62分台でトップ5を占めるなど、1年生も上級生もバラス良くベストを更新しているのが大きいですね。
5千もトップ3が13分40秒台を持つ1年トリオ(關、鬼塚、館澤)を占めるなど、やはり1年生が上位を占めている部門がポイントを稼いでいます。逆に1万mはトップ5のうち4人が2年生以上でベストを更新したのが28分48秒をマークした1年の關だけに留まることに。現1年生が来年度以降チームの中心になることは間違いないですが、上級生も負けずに記録会から存在感を示して欲しいですね。
12位:青山学院大学(54点)
3冠&3連覇を達成した青学が12位とベスト更新ではそこまで奮わず…今年度始めの時点で既にハイレベルなベストが揃っていたというのもありますが…5千が29点とダントツのポイントで1万mが14pt,ハーフが11ptと距離が長くなるに連れて低くなることに。
5千は13分30秒台のエース一色を筆頭に13分台がずらりと揃って10番手でも13分53秒ですからね…9位の秋山以外は全員ベストとまさに驚異的です。1万mは既に28分台がズラッと揃っていましたからね。それでも、28分18秒を出した田村和を始め、鈴木、安藤、梶谷と28分台4人がいずれも学連記録会でベストを更新しています。
ハーフも1万m同様に62分台が揃う中、さらに61分台をマークした田村和、62分台ベストの橋詰、森田、近藤と記録会に出場すれば誰かしら新戦力が台頭してくるような印象でした。むしろ、思ったよりも点数が低いなあというくらいで…
13位:明治大学(53点)
1万mの22ptが最高で、ハーフが17pt,5千で14ptとある程度万遍なくベストは更新していますかね。ちょうど真ん中の順位になります。5千がやや低いのは、13分45秒の坂口、13分56秒の薮下とトップ2がベストを更新しているものの、阿部、中島、三輪といったルーキーが高校ベストを出来ていないこと、元々5千のレベルが高いのが大きいですね。
1万mはトップ10のうち6人が学連記録会でベスト更新しており、大きくポイントを稼いでいますね。トップ2で28分台の薮下、末次もここでベストです。ハーフは箱根予選会や上尾ハーフなどでベストを更新しているものの、学生ハーフがもう一歩だったのが点数が伸び悩んだ原因かなあ…箱根での惨敗からの復活に向けては、やはりハーフベストを伸ばすに越したことは無いですからね。
14位:国士舘大学(52点)
1万mが21ptと唯一の20pt超え、次いで5千が17pt,ハーフが14ptと最も低いです。国士舘の持ちタイム2トップである住吉と石井が、1万mはともに28分台でベストを出した一方、5千は住吉のみ、ハーフはともに今年度ベストを更新していないのが、数値に大きく影響しているかなあ。
5千のベスト6人中5人が2年生であり、来年度中心となるであろう学年が存在感を示しています。1万mもベストを更新した7人中4人、ハーフも5人中3人と3部門全てで2年が過半数を占めています。2年生は計算出来るとすると、やはり来年度箱根予選突破&ベスト更新していくには2年以外が頑張らないとですね~
15位:城西大学(51点)
5千が20ptで唯一の20点台、1万が18pt,ハーフが13ptと徐々に点数が下がっていくことに。箱根予選で苦しんだ大学は距離が長くなるに連れて、ポイントが減っていく傾向があるような…5千は13分46秒の松村に14分1桁の中島、菊地、菅、服部と人数もタイムも上々です。
1万も菊地、中島が28分台のベストで8~10番手も29分20秒台と好タイムが揃っています。ハーフとなると箱根予選でのベストは6位の金子のみ、ハーフでベストを更新している西嶋、大石、中島、山本といるのですが、箱根予選ではいずれも奮わず…自己ベスト更新も大事ですが、来年度に向けては箱根予選にどれだけ合わせられるか、勝負レースで力を発揮出来るかが大事になりそうです。