帝京大学 ~2015年度戦力分析~ 卒業生の穴は大きいものの新戦力も台頭!

本日紹介するのは、帝京大学です。柳原、杉山、熊崎、早川など主力たちが揃って抜け、4年生卒業による持ちタイム変動でも上位にくるなど、実績を見てもデータを見ても戦力ダウンの大きさが伺える帝京大学、それでも学生ハーフで好タイムを連発、今年度の戦力を見る限り、そこまで心配は無さそうです。そんな帝京大学の選手一覧はこのようになっております。それでは、各学年ごとに戦力分析をしていきます。現在、私がデータベースに登録している選手は16人ですが、うち11人が4年生となっていますね。。。蛯名世代の穴がとにかく大きいと思っていましたが、柳原世代、そして高橋裕世代と徐々に卒業による影響は大きくなっていくのかもしれません。。。

 

 

 

 

4年生・・・間違いなくこのチームの主力は4年生ということになるでしょう。3年生以下で3大駅伝に出場したことがあるのは、内田が箱根を1度走っているだけです。ちょっと極端過ぎるこの状況は気になるところですが、力のある選手が揃っています。そんな中でも高橋裕の学生ハーフでの走りは衝撃的でした。62分13秒という好タイム、そして3位でユニバ代表の座まで射止めてしまったのです。箱根3区8位や9区6位という実績はありますが、さらなる成長を遂げているようで頼もしいエースが誕生しましたねー。今年度が非常に楽しみです。堤も学生ハーフで62分37秒の好タイムをマーク、たまたまで出せるタイムではないですし、箱根で10区4位と好走しているのも好材料です。高橋裕とともにチームを引っ張って欲しいですね。

 

 

他にも、箱根5区を2度任されている竹本、箱根4区を走った野村、6区を走った君島、8区を走った阿南と合計6人の箱根経験者がいます。この人数を見るだけでも、選手が揃っていることが分かります。さらに、3大駅伝未経験者の中にも、ハーフ64分台のタイムを持つ山崎、樋口、岩間も虎視眈々と3大駅伝のメンバー入りを狙っていることでしょう。量・質ともに4学年の中でダントツかつ最も揃った世代であり、3大駅伝・予選会のいずれでも半分以上はこの4年生世代が占めることになりそうですねー。

 

 

3年生・・・箱根で7区10位とまずまずの走りを見せた後、学生ハーフで62分20秒という素晴らしいタイムを出した内田がこの学年を引っ張ります。高橋裕のタイムも凄まじかったですが、堤、そしてこの内田も見事でしたね。とても箱根でシード落ちしたチームとは思えないハーフ62分台連発でした。ちなみに、内田の20kmベストは62分9秒とハーフベストと11秒しか変わりませんね(笑)2年時に大きく飛躍を遂げました。この学年で最初に頭角を現したのは瀬戸口かと思います。14分20秒、29分39秒、64分38秒と持ちタイムはいずれも悪くは無いですが、インパクトに欠ける部分もあるかなあ・・・今後のことを考えても、そろそろエントリーだけではなく実際に走って欲しい選手ですね。

 

 

内田と同じく2年時に台頭してきたのが加藤、1万mで29分49秒、ハーフで63分台をマークしてきました。瀬戸口同様、今年度は3大駅伝・予選会デビューをしてもらわないと困る選手ですね。育成力に優れる帝京のことですから、新しい戦力がまた駅伝シーズンまでに台頭してくると思いますし、期待したいです。

 

 

2年生・・・1年時に1万mでいきなり29分39秒をたたき出して注目された渡辺がこの学年では抜けていますね。ただ、ハーフは20km換算で65分台に留まっており、その後はちょっと結果を残せずにいるんですよねー。今年度は、さらに長い距離でも結果を残して欲しいところです。続く選手がちょっと見当たらないのが2年世代の気になるところ・・・他に5000mで14分30秒切りや1万mで30分きり、ハーフ65分きりといった3大駅伝にエントリーされる目安となりそうなタイムを切っている選手がいないんですよねー。1万mで30分11秒、ハーフ65分台の田中あたりに期待したいところですが。。。ちょっとデータ上は不安になる学年ですね。

 

 

1年生・・・5000mで14分23秒、1万mで29分49秒を持つ竹下がこの学年の中心となりそうかなあ?高校時代は比較的安定して結果を残していましたし、既に1万mで好タイムを持っているのも魅力的です。即戦力として活躍してくれそうですね。他に楽しみなのはやはり1万mで29分43秒と竹下を上回るタイムを高校時代にマークしている畔上ですねー。今年度のルーキーは1万mで30分きりが既に20人と優秀です。他にも14分30秒台が何人もおり、帝京の割には?今年度のスカウトはなかなかなんですよねー。ここから、例年のように伸びてくる選手が出てくるかなあ?

 

 

どうしても4年生に戦力が集中しているのが最大の懸念点ですね。即戦力が入ることが少なく、育成中心の帝京は4年生の戦力が最も充実することが多いですが、今年度はちょっと極端です。気が早いですが、来年度が心配になってしまいますよねー。まずは今年度、関東インカレは学生ハーフで62分台を出した3人(高橋裕、内田、堤)がどの種目に出てくるかでだいぶ変わってきそうですね。元々関東インカレを得意としていない帝京ですので、トラック種目で勝負となるとポイントを取るのは難しそうですが、エース級がハーフに出てくるのであれば表彰台を狙うチャンスもありそうです。

 

 

前回は上位通過が予想されながらまさかの予選落ちとなった全日本予選は、今年度はどうでしょうねえ?1万mの持ちタイムが参考になるかと思いますが、29分40秒切りはずらりといますが、29分15秒切りとなると1人もいないんですよねー。近年は持ちタイムの割に苦戦することもあった全日本予選、今回は持ちタイムは良くなくてもしっかりと通過するかつての帝京のような粘り強い走りを見せて欲しいです!


PAGE TOP