区間記録を振り返る~全日本8区~

2014年8月30日

最後は松坂中継所から伊勢神宮までの最長19.7km、幾多の大逆転が繰り広げられてきた8区について・・・優勝を狙うのであれば、やはり8区を上位で走ってくれる選手が必要ですねー。シードや優勝が狙える関東の留学生が走ることも多く、区間上位のレベルも非常に高いです。そんな8区の区間上位は以下のとおりです。

 

1 55分32秒 M・モグス 山梨学院大 3年 2007
2 56分42秒 G・ベンジャミン 日本大 2年 2010
3 56分54秒 G・ダニエル 日本大 4年 2009
4 56分59秒 渡辺康幸 早稲田大 4年 1995
5 57分27秒 中村祐二 山梨学院大 2年 1994
6 57分32秒 S・マヤカ 山梨学院大 4年 1995
6 57分32秒 窪田忍 駒澤大 3年 2012
8 57分45秒 O・モカンバ 山梨学院大 2年 2002
9 57分46秒 小林雅幸 早稲田大 4年 1996
10 57分47秒 村澤明伸 東海大 2年 2010

 

区間記録保持者は山梨学院大のモグス、歴代2位に1分10秒の差をつける圧倒的な記録です。シード圏ギリギリの6位日大との差は実に4分10秒差、さすがのモグスでもこれは無理ではないかと思っていたのですが・・・日大の松藤も59分台で走っているにも関わらず、大逆転でシード権を獲得してしまうのですから、抜かれた方はたまったものではないですね・・・箱根2区の区間記録も偉大だとは思いますが、個人的にはこの記録の方が更新するのは困難ではないか?と思っています。日本人はもちろん、留学生であってもこの記録を更新するというのは想像できないくらいずば抜けた記録だと思っています。モグスの駅伝ベストレースかなあ?

 

歴代2は2010年度のベンジャミン、シード権とは2分以上の差がありましたが、どんどん前を抜いていき、総合4位でフィニッシュしました。留学生の逆転シード権獲得というのがたびたび起きていますねー。全長100kmのコースで20km近く走れるわけですから、スーパーエースがいるチームが有利ということになります。

 

歴代3位は日大のダニエル、トップと2分無い差ではダニエルにとっては造作もないタイム差でして・・・結局区間2位に3分32秒という圧倒的な大差をつけての区間賞、優勝のゴールテープを切りました。出雲・全日本と二冠達成に大きく貢献しました。1年にベンジャミン、4年にダニエルがいましたからねー(汗)

 

日本人歴代1位は早稲田の渡辺康幸、ようやく日本人が登場します。日本人唯一の56分台で走破しており、歴史に残る逆転優勝の年でもあります。7区終了時点でトップ中大との差は1分31秒ありましたが、残り3kmで追いつき、最後はスパートをかけて早大が4連覇を果たしました。全日本での記憶は例によってありませんが、箱根ではとにかくすごい選手とだなあという記憶だけが残っております。。。

 

日本人歴代2位は山梨学院の中村、57分27秒で走りながら区間賞ではないというのがある意味すごい。1位は3年時の早大渡辺が57分19秒で区間賞と総合優勝を果たしております。中村といえば、学生のうちからマラソンで世界陸上に出場してしまうほどの選手ですが、その圧倒的な力以上に箱根駅伝4区での棄権の印象がどうしても強いですよね・・・あれは本当に衝撃的でした。優勝候補だっただけになおさら・・・

 

日本人歴代3位は駒澤の窪田、2012年度の記録です。前をいく東洋とは1分7秒差があったが、中盤で追いつくと、一気に引き離しての2連覇を達成した。前年度は東洋柏原の影におびえる形になったが、逆に東洋を逆転しての2連覇達成でした。日本人歴代3位というのも見事ですねー。まさにエースの走りでした。

 

日本人歴代4位は早稲田の小林雅、確か3大駅伝の区間賞獲得数は日本人トップだったかなあ?それくらい、走れば区間賞という記憶が・・・渡辺が卒業した翌年に走っておりますが、しっかりと区間賞を獲得しております。区間上位で安定している選手というのは何人もいますが、区間賞で安定しているという選手というのもすごいですよねー(笑)

 

日本人歴代5位は東海の村澤、2010年度、シード権とは1分36秒差あり、後ろからは日大のベンジャミンが追ってくるという厳しい展開ではありましたが、どんどん前を追っていき、最終的には5位でシード権獲得となりました。何故かアンカーなのにタスキを取っていたのが印象的だったかな(笑)この後の箱根2区で66分台の区間賞を出しており、ここが村澤の大学ピークだったなあ。。。なかなか、スーパールーキーが順調に4年間過ごせないことが多いですね。。。現4年生には是非とも怪我なく卒業していってほしいものです。

 


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