2013年全日本予選結果詳細~7位:順天堂大学~
続いては、7位、ギリギリで通過した順天堂大学について・・・予選結果はこのようになっております。エントリーはある程度予定どおりだったのではないでしょうか?特に3,4組の4人は力があるだけに、1,2組でしのげればと思っていました。それでも、田中、大池ら主力が一気に卒業し、今年は流石に予選突破は厳しいと思っていたのですが、何とか滑り込んできました。どの大学もブレーキがある我慢比べのレースの中で、何とか粘れたのが順天堂だったかなと思います。30位台という大ブレーキも無かったですしね。3大駅伝フル出場は2007年度以来となります。本当に久しぶりに3大駅伝フル出場の大学が多いですね。いわゆる駅伝常連校が復活してきたということなのかな。
1組はようやく怪我から復帰した的野を起用してきました。順位は24位と苦しい走りとなりましたが、怪我で1年以上走れなかったところから、もう全日本予選に出場してくるのですからさすがに力がありますねえ。このまま怪我なく夏合宿を経て、3大駅伝で是非とも活躍して欲しいです。相方の田中は26位と的野よりさらに下の順位となってしまったが持ちタイムや実績から考えるとしょうがないかなあ?チームとしても12位と苦しいスタートとなりました。
1組以上に苦しいと思っていた2組ですが、ここで稲田が区間10位で走りました。これがやはり大きかった。希望が残りましたからねえ。どちらかといえばロードタイプの選手かと思っていましたが、トラックでも結果を残し、今年は3大駅伝デビューとなりそうです。相方の松村和は23位とちょっと残念な走りだったかなあ。稲田同様、今年3大駅伝デビューしてもらわないと困る選手ですからね。夏合宿でしっかりと力をつけて戦力となってほしいです。ここで9位まで戻してきました。
3組は主力の小澤、西郷を持って来ました。大きく稼ぐとはいきませんでしたが、西郷が12位、小澤が14位としっかりとまとめ、これで6位と通過圏内に入って来ました。二人共エースとなってほしい選手ですが、ちょっと物足りなかったかなあ?箱根では小澤が2区、西郷が5区とともにエース区間を担っている選手です。3大駅伝でも主要区間を担うことが予想されますし、チームを引っ張る走りをしてほしいです。
3組で通過圏内に入ったことで、予選突破が俄然現実味を帯びてきた順大、1年時から安定した強さを見せる松村優、今年一番の成長株である松枝が最終組に控えておりました。松村優は9位で走りきり、順大唯一の一桁順位となりました。しかし期待の松枝が30分オーバーで27位となり、厳しい戦いとなりましたが、ボーダーラインで争っていた他大学が奮わなかったこともあり、見事7位での予選突破となりました。箱根に復帰した際も増枠でのギリギリの突破、今回の全日本も増枠での突破としぶとさを見せますね。箱根では復帰して即シード獲得となりましたが、今回の全日本はどうなるでしょうか?持ちタイムと実績だけを見ればシードはどう考えても厳しいですが、何かを起こしてくれるのではないかという期待が順大にはありますねえ。。。