全日本大学駅伝２０１８ 戦力分析＆区間配置予想 ～日本体育大学～
続いては、日本体育大学について、戦力分析＆区間配置予想をしていきます。出雲では１区で１４位と大きく出遅れてしまうと、その後は４区廻谷が３位、５区岩室が５位と巻き返したものの、総合９位、過去１５年でも最も悪い順位となってしまいました。エントリー一覧、過去５年成績はこのようになっております。
４年：宮崎 勇将、室伏 穂高、林田 元輝、
山口 晟弥、志賀 康太、酒匂 郁海
３年：山口 和也、中川 翔太、廻谷 賢、冨田 真佑、小松 力歩
２年：池田 耀平、岩室 天輝
１年：エントリー無
４年生からは、出雲２区７位の宮崎、３大駅伝は全てでエントリー、前回の箱根では９区６位で走っている室伏、出雲で６区１０位の林田、５千で１４分１４秒、１万ｍで２９分２７秒のベストを持ち、全日本初エントリーとなった山口晟、直近で１万ｍで２９分２８秒のベストをマーク、３大駅伝・予選会通じて初のエントリーを果たした志賀、５千で１４分１４秒のベスト、出雲に続いてエントリーを果たした酒匂の６人。
３年生からは、出雲３区１１位の山口和、全日本予選は４組２８位、５千で１４分１秒、１万ｍで２８分５９秒のベストを持つ中川、出雲４区３位の廻谷、全日本予選では１組８位と好走、直近で１万ｍで２９分４４秒をマークしている冨田、５千で１４分１５秒、１万ｍで２９分５０秒のベスト、全日本予選に続いてエントリーを果たした小松の５人。
２年生からは、出雲１区１４位の池田、出雲５区５位の岩室の２人。
１年生からは、残念ながらエントリー無。
出雲は外れた中川が戻ってきたのは大きいですね。全日本予選に出場した冨田もメンバーに入ってきました。一方で濱田、森田といった全日本予選でまずまずの走りを見せた二人は外れてしまうことに…また、１年生がエントリー無く、３，４年生で１３人中１１人を占める学年バランスも今後を見据えると気にはなるところ…そんな日本体育大学の区間配置予想は以下のとおりです。
岩室（２）ー中川（３）ー宮崎（４）ー廻谷（３）
池田（２）ー林田（４）ー山口和（３）ー室伏（４）
１区は岩室にしてみました。出雲は１区で池田が走っていましたが、区間１４位と大きく出遅れてしまい…ならば、出雲でまずまずの走りを見せた同じ２年の岩室に任せてみるのは？という期待も込めて…全日本の１区は日体大にとって鬼門になっていますからね。対応出来る選手の台頭が待たれます。
２区は中川、出雲でエントリー漏れで心配しましたが、今回は無事に戻ってきました。いきなり長い区間よりは重要そうですが、距離は短めの２区辺りの方が良いのかなあと。３区は宮崎、出雲もまずまずの走りを見せていますし、スピードもある選手ですからね。室伏とともに数少ない全日本経験者ですし、前半から起用されそうかなあと。
４区は廻谷、出雲では見事な走りを見せていましたし、３年生になってさらに強さを身に着けてきた選手、全日本も起用される可能性が高いですし、４区あたりでまた安定感のある走りを見せてくれれば。５区は池田、もちろん力のある選手であることは間違いないですが、３大駅伝デビューでいきなりの主要区間となった出雲では苦しんだだけに、全日本はつなぎ区間で気楽に走ってもらえればという思いもあります。
６区は林田、こちらも３大駅伝デビューとなった出雲では最長区間を任されながらも二桁順位ということで、全日本はつなぎ区間としてみましたが…池田、林田あたりの今後の起用の仕方は監督の期待値によって大きく変わりそう…
７区は山口和也、全日本予選で２年連続最終組を任されていいますし、今回もエース区間を任されるのかなあと思いつつ、出雲ではこちらも３区で二桁順位だったのが気になる…ちょっと主要区間の人選は難しいですね。。。
８区は室伏、最長区間は上級生に任せることが多いですし、となると箱根９区を走っている室伏が良いのかなあと。全日本予選、出雲とエントリー止まりで出場していないのが気にはなりますが、８区を任される選手ですしね。
うーん、出雲の結果を見る限り、全日本はかなり不安な状況…過去３度の全日本も１１→１２→１３位といずれも二桁順位に沈んでいますからね。全日本予選はきっちりと通過しましたが、戦力的にはちょっとシードを狙うとなると厳しそうかなあ。ただ、箱根で好走している選手は何人もいますし、いい形で箱根につなげるためにも、全日本から結果を残していってほしいです！！
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