第102回(2026年)箱根駅伝 東京農業大学 区間配置予想
本日より各大学ごとに区間配置予想及び戦力分析をしていきます。順番はいつも通りランダム、最初は東京農業大学になります。前年度はわずか1秒届かずに予選落ちとなってしまいましたが、今年度の箱根予選では6位と危なげなく通過、チーム5番手でも41位とエースに頼るチームではなくなってきたかな。エントリーメンバー、箱根成績(直近5年)はこのようになっています。


箱根予選を走った12人からは、チーム9番手の松江、12番手の磯が外れてしまいました。ただ、いずれも200位オーバーではありましたし、仕方なくもあるかな。箱根予選で特に良かった5人、前田、栗本、原田、深堀、小島の5人は順当にエントリーを果たしていますし、いずれも往路候補となるであろう選手たちです。
また、2年生が5人、1年生が3人ということで、全学年が3~5人とバランスがよく、上級生と下級生がともに8人ずつエントリーしているのも良いですね。1年も箱根予選を走った井坂、内田に持ちタイムを着実に伸ばしている森本も入ってきました。また、中距離で実績のある梅原がエントリーされたのはビックリしましたが、希望区間が6区ということは山下りでの起用も見据えているのでしょうか。そんな東京農業大学の区間配置予想は以下の通りです。
栗本③ー前田③ー深堀④ー原田④ー小島④
渡邉③ー井坂①ー内田①ー菅原匠②ー植月③
1区は栗本、基本的にエース格を往路から並べていくことになるはずで…2年連続で箱根予選でチーム2番手以内と安定した走りを見せている栗本としました。2年前は10区23位でしたが、そこから大幅に力をつけていますし。
2区は前田、なかなかコンディションが整わないのがもどかしいですが、本来であれば大学トップクラスの実力者ですからね。2区というコースにも自信があるようですし、アクシデントがなければ2区は間違いないでしょう。最も計算出来る区間です。
3区は深堀、前回は9区4位と素晴らしい走り、本当は深堀を復路に残せるのが理想なのでしょうが、そこまでの余裕は無いはず。であれば9区と同じく下り基調の3区で2年前のような走りを見せてほしい。
4区は原田、2年前も走っていて4区19位、そこからさらに走力も上がっていますし、箱根予選でも見事な走りでした。往路に起用されるであろう選手ですし、深堀が3区ならば原田は再び4区を担うのが良さそう。
5区は小島、本人も5区を走りたい区間として挙げていますし、箱根予選でもチーム5番手で走っている実績も大きいです。5区は適性も大事ですが走力があるに越したことはないですからね。
6区は渡邉、何人か6区希望の選手はいるのですがエントリーを外れていたり、長い距離が未知数であったり…2年前に走った植月は6区希望となっていなかったこともあり、世田谷ハーフでも良い走りを見せていた渡邉としました。
7区は井坂、往路への抜擢もあり得るほど期待の1年の1人、箱根予選でもチーム6番手で走っていますからね。例えば深堀を9区に残すのであれば、3区原田、4区井坂なんて起用もあるかも…ただ、1年に負担の大きい区間を任せるよりは、復路の重用区間である7区の方が良いかなと。
8区は内田、ルーキーが並ぶこととなりますが、内田も今年度の走りを見ても箱根でも是非見てみたい選手の1人、8区は期待の1年が任せられることも多い区間ですし、8区と予想。
9区は菅原匠、箱根予選ではチーム7番手の走り、1万mでも良い走りを見せていましたし、23km区間の9区への抜擢もあり得るかなあと。他の学年に注目が集まりますが、2年生への期待も込めて。
10区は植月、前年度の箱根予選でチーム2番手から今回10番手だったのは気になるところではあるのですが、2年前は箱根6区も担っている選手。これまでの実績を考えても箱根は走ってほしい選手ですし、本人も希望している10区としました。
箱根予選に出場した選手を中心に予想しましたが…こうして見ると5人エントリーされている2年生が1人だけとなってしまいますね。菅野は1万でタイムを伸ばし、生田もハーフで良い走りを見せていましたからね。もっと2年生が出場する可能性もありそう。1年生は井坂、内田の2人が出場と予想しましたが、森本も力がありますし、3人走ってもおかしくないほどです。
東農大で最も楽しみなのは2区の前田ですよね。2年前は高槻→並木というダブルエースを起用して2区終了時で6位と好スタートをきりましたが、今回も仮に栗本→前田と並べれば同じかさらに好順位で3区に繋ぐ可能性もありそう。また、万全の前田の走りを見てみたいです。2区が盤石だとすると、1,3区の選手の走りというのも非常に大事になってきますが、そこを栗本や深堀、原田で固められれば良いのかなと。
往路に主力を集結させた場合、往路を終えた時点でシード争いに加わることは十分に可能だとは思うんですよね。選手層という点ではまだ箱根予選会校でも目立ちませんが、その分エース力は箱根予選会校でもトップクラスなのではないかと。それだけに箱根予選で苦戦した選手や出場出来なかった選手が、どれだけ合わせられるかというのは箱根の成績に直結してきそう。復路はある程度耐える展開にはなると思うので…
2年前の箱根は22位という結果でしたが、箱根予選での6位という結果からすれば現状だと16番手ということになります。そこよりは上を狙えるチームだと思いますし、いきなりシード獲得となるとさすがに厳しい気がしますが、大エースがいるのは大きな強みです。前年度の箱根予選では12人がハーフの距離を走ってわずか1秒届かなかった箱根路、その悔しさも晴らすような走りを見せて欲しいです。