日体大/順大/絆記録会 5000m(2021/07/03,04) 結果振り返り

7/3,4に行われた日体大記録会、順大記録会、絆記録挑戦会の結果を大学ごとに自己ベストを出した選手を中心に振り返ります。特に順大記録会、絆記録挑戦会の最終組では13分台が大量に出ました。今後は13分台のベストを持つ選手が3大駅伝出場どころかエントリーされないのも当然になってくるでしょうし、主力の基準も上がっていくことでしょう。

駒澤大学

安原が13分50秒でベストを9秒更新し、チーム7番手となりました。ラスト1周で外国人選手を置き去りにするスパートは圧巻、本人は箱根5区を希望しているようで、区間上位で走る力があれば平地に芽吹を配置出来て盤石です。赤星も13分57秒でベストを10秒更新し、13分台ランナーの仲間入り、高校時代に同級生だった三浦はオリンピアン&日本記録保持者、諸冨も活躍していますし、赤星も負けていられませんね。新矢が14分7秒でベストを5秒更新、ルーキーの宮城が14分23秒でベストを4秒更新しています。

創価大学

石井が14分12秒で1秒未満ですがベストを更新、ルーキーの藤ノ木が14分21秒でベストを12秒更新してきました。すでに大学に入って2度目のベストかな?今後が楽しみなルーキーの1人です。山森も14分26秒でベストを3秒更新しています。他は野田がベストに2秒及ばずもセカンドベスト、森下もベストに1秒届かずですがセカンドベストとしっかりと走れていますね。

青山学院大学

宮坂が13分52秒をマークして組トップだったのを筆頭に志貴が13分53秒、高橋、横田が13分54秒、飯田が13分55秒、目方、田中が13分56秒でいずれも13分台の自己ベストをマークしています。新たに志貴、田中が13分台ランナーとなったことで、22人もの選手が13分台のベストを有していることになります。チーム内の争いも非常に熾烈になりそう。また、脇田も14分5秒でベストを10秒更新しています。

東海大学

佐藤が13分55秒でベストを3秒更新し、チーム10番手のタイムとなりました。前年度は全日本、箱根ともにエントリーされながら出場には至りませんでしたが、今年度こそ3大駅伝デビューを果たしてほしい選手です。

順天堂大学

エースの野村が13分49秒でセカンドベストのチームトップの走りを見せたのを筆頭に、四釜が13分52秒、ルーキーの服部が13分55秒、鈴木、牧瀬が13分57秒、平が13分59秒とこちらも大量に13分台の自己ベストが出ました。順大も13分台ランナーは10人を揃えることに。14分9秒の堀内、14分10秒の西澤、14分11秒の内田も自己ベストを更新しており、大盛況の順大記録会となりました。順大もエース力だけではなく、総合力がどんどん上がっているようです。

帝京大学

森田が13分53秒でベストを14秒更新し、チームトップの持ちタイムとなりました。主力が揃う4年生において、森田は今年度一気に台頭してきましたね。箱根5区区間賞の細谷も13分55秒でベストを31秒も更新しチーム2番手のベスト、1万も28分台ですし、着実に走力にタイムが追いついてきました。中村が13分56秒でベストを1秒更新しています。


14分1秒をともにマークした西脇、寺嶌がチーム6,7番手、14分4秒をマークした小野が8番手となり、トップ10のうち6人が自己ベストという盛況ぶりでした。山田も14分19秒でベストを1秒ですが更新しています。

日本体育大学

大畑が13分58秒でベストを6秒更新し、2人目の13分台ランナーとなりました。1万の勝負レースでも続けて結果を残していますし、13分台は時間の問題でしたよね。名村が14分10秒でベストを16秒更新、盛本も14分14秒でベストを8秒更新しています。名村や盛本といった3年生が藤本に続く主力になってくれると、さらに選手層が厚くなるのですが。

城西大学

4年の北村が14分28秒でベストを3秒更新しています。2年の箱根予選にエントリーされて以来、3大駅伝・予選会のエントリーはありませんが最終学年で出場を果たしてくれれば。

筑波大学

小林が13分54秒と自己ベストを16秒更新し、チームトップの持ちタイム&唯一の13分台ランナーとなりました。今年度最も結果を残している選手ですし、あっという間にエースの1人にまで上り詰めましたね。箱根予選でもチームを牽引していってくれそう。福谷も14分12秒でベストを9秒更新し、4番手の持ちタイムとなっています。2年の平山が14分24秒でベストを23秒も更新、14分36秒でベストを7秒更新した藤原もトップ10に入ってきており、主力、中堅どころのいずれも収穫のあるレースとなりました。

中央学院大学

栗原が13分46秒でベストを8秒更新し、チームトップタイム、1万とともに持ちタイムトップでまさにエースというタイムをマークしています。全日本予選3組トップの小島が13分50秒でベストを25秒も更新し、チーム3番手、川田が13分51秒でベストを9秒更新しチーム4番手、松島が13分52秒でタイムを13秒更新し、チーム5番手となっています。全日本予選で好走した選手が順当にタイムを伸ばしています。


吉本が14分8秒でベストを10秒更新、荻沼が14分11秒でベストを6秒更新、糸井が14分21秒でベストを1秒更新と中堅どころもしっかりとタイムを伸ばしてきました。また、全日本予選で苦しんだ吉田光も14分17秒のセカンドベストで走れているのは一安心です。

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