2017年度 4年生特集 ~日本体育大学~

本日は日本体育大学の4年生について、在学中での走りを振り返っていきます。全部で10人もいますね。1年時から注目された学年ですが、6人が箱根に出場するなど、チームの中心として活躍してくれました。箱根でも2年時以降は3年連続シード獲得、4年時で4位になった時には半分の5人が出場を果たしています。

 

 

小町 昌矢・・・高校ベストは14分21秒、1年時から主要区間を任され続けたものの、全日本では2区16位、箱根は5区19位に終わり、苦しい走りになってしまいました。しかし、2年時には箱根予選で16位と好走、全日本は4区16位でしたが、箱根では1区11位と好走しています。

 

3年時は全日本予選で4組9位、全日本では7区で区間賞を獲得しています。本来、つなぎ区間を走る選手ではないですし、これが唯一のつなぎ区間での出場でした。しかし、箱根では2区18位に終わり、なかなかエース区間で結果を残せていないんですよね。。。4年時は出雲で3区6位、箱根でも2度目の5区で5位と好走、チームの上位進出に貢献しました。

 

冨安 央・・・高校ベストは14分27秒、1年の全日本から出場、5区10位とまずまずのデビュー戦となりました。一方で箱根では10区16位ともう一歩という結果に。2年時は全日本予選で3組8位と好走、箱根予選では84位ともう一歩、全日本も2区11位と早くも主要区間を任されるまでになりました。

 

3年時、出雲で3区8位、全日本1区13位、箱根4区10位と3大駅伝全てで安定した走りを見せてくれました。4年時も出雲5区2位、2年連続の4区だった箱根で8位、やはり富安の崩れない走りというのは、計算出来て頼りになる選手でした。

 

吉田 亮壱・・・高校ベストは14分15秒、高校時代の実績はこの学年でもトップクラスですね。しかし、1年時は全日本で3区15位、箱根も8区17位と下位に沈んでしまうことに。全日本予選は2年時から3年連続出場し、3組18位→4組31位→3組10位と3組の時は良かったですが、最終組は苦しみました。

 

2年の箱根予選は66位、全日本は3区11位とどちらももう一歩でしたねえ。全日本は3年時も4区14位に終わり、一度も一桁順位で走れなかったのが残念…一方、箱根では、2年連続の8区で5位と好走すると、3年時が3区4位、4年時に1区4位と往路の主要区間で好走を続けました。出雲の3,4年時は5区4位、1区6位ですからね。この学年でも最も高いレベルで安定していた選手なのでは。

 

城越 勇星・・・高校ベストは14分27秒、城越は2年時から3年連続で箱根に出場していますが、他の選手が一度は3大駅伝で苦しいレースをしている中、4区8位→7区2位→2区9位とエース区間の2区を含め、1度も二桁順位を経験していないというのが素晴らしいですね。複数回3大駅伝に出場した選手では唯一です。

 

2,3年時の全日本予選では1組23位、3組13位とこちらも安定した走りを披露、5千で14分ジャスト、1万mで28分53秒と持ちタイムもチームトップクラス、それだけに箱根以外に出場出来なかったのは残念でしたかねえ。箱根では十分すぎるほど貢献してくれましたが。

 

辻野 恭哉・・・高校ベストは14分7秒と最も良いですね。ただ、高校時代から故障していたこともあり、1年時はエントリー無し。2年の箱根予選に出場して83位、3大駅伝デビューとなる全日本は6区11位でした。一気に台頭してきたのは3年時でしたね。

 

5千13分58秒、1万mで28分58秒、ハーフ63分38秒の自己ベストはいずれも3年時のものです。さらに、全日本予選の3組7位を始め、全日本3区7位、箱根では5区9位と一桁順位でまとめています。4年時は出雲で6区3位と素晴らしい走りを見せたものの、最後の箱根に出場出来なかったのが残念でした。

 

住田 優範・・・高校ベストは14分31秒、初めて3大駅伝にエントリーされたのが3年の箱根ですから、1年時から活躍する選手が多い学年ではなかなか台頭できず…一気に伸びたのは4年時でした。5千で14分15秒、1万mで29分5秒、箱根後ですが、ハーフ63分11秒はいずれも4年時のベストです。

 

そして、4年時の箱根で2度目のエントリーを果たすと、ここで7区2位と会心の走り、最初で最後の3大駅伝で素晴らしい走りを見せてくれました。こうやって4年生に伸びてきた選手が最後に結果を残してくれるのも嬉しいですね~

 

重松 尚志・・・高校ベストは14分49秒、2年の箱根予選に出場し、115位で走っています。2年の全日本もエントリーされていますが、ここはエントリー止まり…その後は4年時に5千で14分15秒、1万mで29分25秒とベストを縮め、出雲、箱根ともにエントリーを果たしたのですが、あと一歩出場には届きませんでした。

 

大崎 遼・・・高校ベストは14分51秒ですが、大学でベストは14分18秒まで伸ばしてくることに。1万mも2年時に29分35秒をマーク、ハーフも65分51秒をマークし、箱根にもエントリーを果たしています。ただ、ここでエントリー止まりとなると、3,4年時には3大駅伝・予選会のいずれもエントリーとはなりませんでした。

 

白永 真彦・・・高校ベストは14分43秒、2年の箱根予選に出場を果たしましたが、ここで230位のチーム最下位に沈んでしまいました。その後は5千で14分23秒、1万mで29分53秒と着実にベストを縮め、2,3年時には全日本にエントリーを果たしたものの、3大駅伝出場には届きませんでした。

 

馬場 絢也・・・高校ベストは14分54秒、3年時に5千で14分25秒、1万mで30分25秒、ハーフは63分58秒まで縮め、ハーフは持ちタイムでトップ10にも入ってくることも。しかし、層の厚いチームにおいては、3大駅伝・予選会へのエントリーには果たせませんでした。

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