日体大記録会1万m(2017/09/23) 雑感 ~關、横川が28分30秒切り!!~
昨日、日体大記録会の1万mが行われました。詳細はレース結果をご覧ください。昨日は涼しく、多くの選手がベストを更新してきましたね。今回もベストをマークした選手を中心に大学ごとに振り返ります。私のHPも更新しております。たくさんベストを出すと、データベースの更新が大変だけど、嬉しい(笑)
中央学院大学
最も大盛況だったのが、この中央学院でしょう。まずは横川が28分29秒という素晴らしいタイムをマーク、自己ベストを一気に1分23秒も更新してきました。短い距離で強さを発揮してきましたが、1万mでも素晴らしい走りを見せました。さらに、エースの大森も28分56秒で3人目の28分台ランナーに。さらにルーキーの高橋が29分2秒、廣が29分8秒でチーム4,5番手となり、トップ5のうち4人が更新することに。
さらに、2番手の高砂も29分3秒のセカンドベストですからね。夏合宿の成果を思う存分出している感じですね。他にも福岡が29分15秒で6番手、市山が29分27秒で10番手とトップ10のうち6人がベストを更新、平均持ちタイムも17→6位と11位も順位を上げてきました。トップ10圏外でも、有馬が29分28秒、由見が29分36秒、釜谷、藤田がともに29分52秒と大大大盛況。もう駅伝が楽しみでしょうがないですね。
東海大学
エースの關が28分23秒とベストを25秒も更新する走り、5千に続いて大学トップクラスのタイムを出してきました。もちろん、チームトップタイムです。昨年度は出雲で大活躍でしたが、今回は3大駅伝全てで魅せて欲しい。
さらに郡司が29分5秒で7番手、小松、中島がともに29分15秒で10,11番手となるタイムをマークするなど、こちらも好調です。セカンドベストでは、鬼塚が28分59秒、西川が29分20秒とまずまずのタイム、出雲に向けて主力、中堅どころは順調なようです。出雲制覇、期待したいですね。
大東文化大学
中神が29分31秒でベストを9秒、奈須が29分46秒で12秒更新してきました。さらに、立石も30分13秒ながら33秒更新しており、いずれも3年生がベストを出したことになりますね。セカンドベストを出した選手も今回は多く、29分27秒で谷川、28秒で川澄、29秒で山本、30秒で齋藤と見事に1秒ずつ間をあけてセカンドベストを出しました。2年連続の箱根予選トップ通過に向けて、こちらも主力が順調そうで何より。
上武大学
大森が29分37秒でベストを4秒更新、関佑斗が29分58秒でチーム6番手に入ってきました。さらに佐々木が30分6秒で9番手、松下が30分8秒で10番手とトップ10のうち4人がベスト更新と盛況でした。さらに、石井も30分15秒ながらベストを13秒更新していますね。箱根予選に向けて、中堅どころが上がってきているのはいい傾向かなあ。
國學院大学
5千でトップ10にも入ってきた二人、1年の臼田が29分57秒、2年の添田が30分19秒でともにベストをマークすることに。特にルーキーの臼田が着実にベストを縮めているのが心強いですね。上級生の層が厚いだけに、ルーキーが即戦力として活躍するのは難しいかと思っていましたが、メンバー争いに加われるか楽しみですね。
山梨学院大学
首藤が29分36秒でベストを34秒更新しチーム8番手、中村が29分46秒で6秒更新し、10番手に入ってきました。3,4年生に差をつけられていた2年生ですが、二人がトップ10に入ってきたのは収穫か。駅伝では1人でも多く走ってくれれば。他には藤田が30分1秒ながら、ベストを出しています。
後は、久保が29分23秒とベストに3秒届かずもセカンドベスト、主力以外の選手もベストを出し、底上げが進んできたかなあ?高校時代、都大路で優勝のゴールテープを切った西山は初?の1万mで31分14秒…3大駅伝出場は残念ながら厳しそうえすね。。。
明治大学
2年の佐々木、南が29分28秒、29分29秒でチーム7,8番手に入ってきました。2年生は阿部、中島、三輪が抜け出している印象でしたが、ここにきた1万m30分台の2人が一気に29分30秒を切ってきたのは好材料。箱根予選に向けて選手層は少しでも厚いに越したことは無いですからね。また、期待のルーキー前田が29分55秒でベストを9秒更新、こちらも箱根予選に向けて戦力となってくれれば。4年の渡邉も30分18秒で3年ぶりにベストを2秒更新していますね。
セカンドベストを出した選手も多く、29分29秒の三輪を始め、東島が29分41秒、皆浦が29分47秒、角出が29分48秒で走っており、いずれも箱根予選に出場するであろう選手が、順調にきているのは何よりです。ただ、夏合宿で一押しだった竹山が30分14秒止まりだったのはちょっと残念。。。
日本大学
2年生では阿部が30分3秒でベストを16秒更新、金子が30分26秒でベストを更新。1年生では、野田が初の1万mで30分11秒とまずまずのタイム、横山は初の1万mで31分14秒と苦しい走りに。下級生がベストを出してきましたね。セカンドベストでも2年の松木が30分17秒、1年の武田が30分16秒で走っていおり、下級生が何人箱根予選メンバーに入ってくるかも楽しみです。
中央大学
ペースメーカーだったという堀尾が29分21秒のセカンドベスト、畝が29分35秒で6番手、加井が29分46秒で9番手とルーキー二人が揃ってトップ10に入る好走、7番手の池田も29分55秒のセカンドベストで走っており、ルーキートリオは箱根予選でも戦力となってくれそうですね。
上級生では、3年の関口が30分6秒でベストを18秒更新、苗村が30分1秒、蛭田が30分12秒のセカンドベストで走るなど、箱根予選に向けてまずは30分前後でしっかりと走れたのは収穫かなあ。2年ぶりの箱根出場権確保に向けて期待が高まる走りでした。
城西大学
ベストを出した選手となると、29分49秒の峐下、29分55秒の鈴木といったトップ10圏外の選手でしたが、セカンドベストの選手が多かったですね。29分34秒の菅、38秒の大石、39秒の山本、48秒の荻久保など29分後半でしっかりと走れており、箱根予選に向けては収穫かなあ。また、ずっと故障で苦しんでいた中舎も走れてきており、箱根予選に間に合うのであれば大きな戦力となりそう。
東京農業大学
実はベスト連発だった東農大、29分44秒を出した川田が4番手に入ったのを筆頭に、54秒で高橋、59秒でルーキーの工藤が入り、30分切りは8人まで増えることに。さらに、30分台では、1秒の金子、2秒の山館、3秒の高良、5秒の平井、6秒の加藤と5人が30分1桁で自己ベストとなっており、ここ最近はほとんどベストも出せていなかった東農大からすれば、大きな収穫なのでは?箱根予選に向けて、わずかですが希望の光が。。。
専修大学
宮尾が29分31秒でチーム7番手、小林が29分41秒で9番手のタイムを出しています。飛躍が期待される選手がタイムを伸ばしてきました。他には、伊藤が30分16秒、茅野が30分40秒ですが、自己ベストを出しています。セカンドベストでは、風岡が29分40秒、櫻木が29分57秒と29分台で走っており、こちらも箱根予選に向けて、結果を残してきました。
東京国際大学
鈴木聖が29分55秒でベストを20秒更新してきました。これでチーム14番手ですから、持ちタイム上はやはり箱根予選15位に沈むチームでは無いですよね。セカンドベストでは、日本人エースとして期待される伊藤が29分30秒、真船、河野がともに30分2秒でいずれもセカンドベストとまずまずの走りでした。