学生ハーフ(2017/03/05)大学別振り返り その3 ~拓殖、大東文化、中央、中央学院、帝京~

続いては拓殖、大東文化、中央、中央学院、帝京の5大学について、学生ハーフの結果を自己ベストを出した選手を中心に振り返ります。この5校では拓殖と帝京が来年度のトップ10で複数人ベストを更新しており、良い結果でした。

 

<拓殖大学>

ルーキーの赤崎が63分41秒で来年度の2番手となるタイムを叩き出しました。箱根予選、箱根と好走していますし、1年では抜けた存在となってきたかも。さらに、戸部も64分3秒でチーム4番手のタイムで走っており、デレセ、馬場を含めたハーフ持ちタイムトップ4がそのまま来年度の主力となりそうです。

 

さらに、土師が64分52秒、五十嵐が64分56秒で来年度の9,10番手となるタイムをマークしています。来年度のトップ10で既に65分切りが10人揃うとは…拓殖らしくない?持ちタイムの良さですねー。他にも楠本が66分28秒ですが、ベストで走っています。

 

<大東文化大学>

エースの原が63分49秒、山本が63分50秒と続き、山本は来年度の4番手となるタイムですね。他には谷川が64分31秒で走り、主力がきっちりとタイムを出してきました。ただ、他の選手は65分台オーバー、復活が期待される中神も66分台に留まり、走った選手が少なかったこともありますが、新戦力の台頭という点ではもう一歩だったかなあ。

 

<中央大学>

苗村が64分34秒で来年度4番手のタイムを出したのが一番の収穫だったかな。来年度はきっちりと戦力となって欲しいところ。しかし、エースとして期待がかかる堀尾は65分1秒、1万mで28分台を持つ二井は69分台に留まり、主力として期待される選手が奮わなかったですね。他には中山が64分58秒でセカンドベストをマークしています。

 

<中央学院大学>

エースの大森が63分55秒でチームトップもこれまでの実績を考えればもう一歩だったかなあ。箱根5区で好走した細谷が初ハーフで64分5秒で来年度の7番手に入ってきました。出場すれば、記録会でも勝負レースでもきっちり結果を残す頼りになる選手です。他には釜谷が64分55秒でベストを出しています。

 

ただ、新井、海老澤剛といった主力に63分31秒を持つ市山がいずれも65分台に留まり、3大駅伝フル出場した廣は66分台となるなど、全体的にはもう一歩という感じかなあ。ベストを出した選手も少なかったですしね。

 

<帝京大学>

来年度のトップ10において、最もベストを更新したのがこの帝京大学、63分19秒をマークしてチームトップとなった岩佐を筆頭に畔上が63分34秒で2位、竹下が63分53秒で4位、濱川が63分58秒で5位、佐藤が64分ジャストで6位とトップ6のうち5人が自己ベストとなっています。

 

また、新関が64分33秒で9番手となるタイムをマークしました。他にもトップ10外ですが、島貫が65分26秒、幸崎が65分27秒で自己ベストをマークしており、ベストを出した選手が多かったですねー。吉野、平田といったルーキーも64分台でセカンドベストを出していますし、来年度シード復帰に向けて収穫の多い結果となったのでは?