2016年度 4年生特集 ~城西大学~

2017年1月22日

本日は城西大学の4年生について、在学中での走りを振り返っていきます。全部で5人とやや少なめ…4年間で出雲、全日本は1度の出場、そして残念だったのは4年時ですね。初出場から続けてきた箱根の連続出場が13年連続で止まってしまい、3大駅伝は出場出来ませんでした。4年間順風満帆だった選手もおらず、誰かしら苦しい時期を過ごすことに…

 

 

菊地 聡之・・・高校ベストは14分34秒ですが、1年の全日本予選から出場、ここでは1組30位とほろ苦いデビューとなることに。しかし、箱根では6区6位と快走、早速存在感を見せました。2年時は全日本予選で3組13位を始め、箱根予選で64位、全日本で3区4位、箱根でも5区9位と全てで安定した成績をマーク、最後にハーフでも大学ベストとなる62分23秒をマークする充実した1年間でした。

 

3年時は一転して故障に苦しめられ、全日本予選、出雲とエントリーさえされませんでした。しかし、1万mで29分8秒をマークして復活を果たすと、箱根では2区7位としっかりと合わせてきました。山下り、山上り、そしてエース区間といずれも一桁順位で走ってしまうのが素晴らしいですね―。

 

4年時は5000mで14分4秒、1万mで28分43秒といずれも好タイムをマーク、さらに全日本予選では4組6位、箱根予選でも19位といずれもチームトップの走りを見せてくれました。最終学年、3大駅伝全て不出場は残念ですが…下級生のときは主力として、上級生になってからはエースとしてチームを導いてくれました。

 

松村 陣之助・・・高校ベストは14分7秒とトップタイムを持っています。1年の箱根で出場を果たしますが、4区15位と厳しい結果に…記録会などを見ても、ちょっとタイム先行なのかなあという印象でした。しかし2年時、全日本予選で3組16位と結果を残すと、全日本でも5区7位と続けて結果を残すことに。

 

さらに、箱根でも重要区間の1区を16位ながら大きく離されることはなく、シード獲得に貢献しました。その後、ハーフでも62分46秒と大学ベストを叩き出し、菊地とともに翌年度以降のエース格となることに。3年時には5000mで13分台、1万mで28分台と早速エース級のタイムをマーク、全日本予選でも4組12位と役割を果たしました。

 

しかし、その後は故障などもあって奮わず…出雲では1区11位、何とか間に合わせた箱根は8区で16位といずれも物足りない結果に終わりました。4年時には5000mで13分46秒と大学ベストをマーク、エース復活かと期待されましたが、全日本予選で4組32位、箱根予選で136位とチームに貢献する走りが最終年度に出来なかったのは残念でした。

 

高橋 一生・・・高校ベストは14分16秒ですが、勝負レースでの実績は豊富、1万mベストも既に29分17秒と最も期待されたルーキーでした。5000mは5月に早速14分1秒と好タイムをマーク、絶好のスタートを切りましたが、全日本予選では2組37位と苦すぎる予選会デビューとなりました。

 

その後は箱根予選を欠場、箱根はエントリーさえされず、故障に悩まされ続けることに。。。2年時はハーフベストこそ64分2秒と大学ベストとなるタイムをマークしたものの、エントリーされた箱根予選、全日本予選はいずれも出場出来ませんでした。3年の出雲で3大駅伝デビューでしたが2区11位と厳しい結果に…

 

しかし、箱根では3区9位と上々の結果を残しました。貴重な戦力として4年時も活躍が期待されましたが、ここで全日本予選、箱根予選ともにエントリーされずに終えてしまうことに…故障など無ければと思わずにはいられない4年間になってしまいました。

 

佐藤 穏空・・・高校ベストは14分54秒ながら、頭角を現してきたのは2年時、5000mで14分23秒、1万mで30分7秒、ハーフで64分23秒といずれも大学ベストとなるタイムをマークしています。2年時は箱根エントリーのみで出場は果たせませんでした。

 

しかし3年時、全日本予選に出場して2組12位と上々の走りを見せることに。さらに箱根にも6区16位でしたが、最初で最後となる3大駅伝出場を果たしています。しかし4年時は全日本予選では2年連続2組を任されて34位と大きく順位を落とし…箱根予選もまさかの286位に沈むことに…苦しい1年間となってしまいました。

 

廣瀬 秀宣・・・高校ベストは14分54秒、結局このタイムを大学4年間で更新することは出来ず。しかし、2年の上尾ハーフで64分35秒をマークすると、箱根の16人にも選ばれています。3年時には1万mで30分19秒、ハーフで64分33秒とさらにタイムを伸ばし、全日本予選、箱根ともにエントリーされたのですが、いずれも出場できず。

 

そして迎えた4年時は自己ベストを更新することを出来ず、全日本予選、箱根予選のいずれもエントリーされることはなく、4年間を終えることに。最終学年、菊地以外の選手が全日本予選、箱根予選に出場出来なかったり、奮わなかったのはなかったのが、チームにとって痛すぎました。。。

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