ホクレン深川大会2014結果雑感 中谷が28分30秒の好タイムをマーク!!
本日、ホクレンディスタンス深川大会が行われましたので、自己ベストを更新した学生を中心に雑感を述べていきます。深川大会結果が既に載っていますので、こちらをご覧ください。そこまで記録は出ませんでしたが、すでに28分台ランナーの駒澤中谷、早稲田の柳がベストを更新した他、同じく早稲田の田口が新たに28分台ランナーの仲間入りを果たしました。
10000m D組
東洋期待のルーキーである竹下が29分47秒でベストを12秒更新してきました。高校時代29分台を出しているランナーですが、大学初の1万mでベストを縮めてくるのはさすがですね。東洋No.1ルーキーと目される大牟田出身の堀が故障で出遅れていることもあり、今は竹下がこの学年を引っ張っている印象ですね。設楽世代が卒業し、ルーキーにもチャンスは有ると思いますので、どんどんメンバー争いに絡んでいって欲しいところです。他の学生は、東洋の小早川、山梨学院の伊藤、小山などいずれも30分30秒オーバーで結果を残すことは出来ませんでした・・・
10000m C組
山梨学院の13分台ルーキーである市谷が初の1万mに挑戦し、29分56秒という結果でした。5000m13分台という持ちタイムを考えれば本人も不満でしょうが、故障明けですし、まだまだタイムは伸ばせていけると思います。秋にはルーキーから戦力となってきて欲しい選手ですね。他には駒澤の二岡が走りましたが30分53秒と散々な結果に・・・先日の関東インカレハーフでも大きく遅れてしまいましたし、2連続で結果を残せていないのは心配ですね。今シーズンは3大駅伝デビュー間違いなしと思っていましたが、ちょっと暗雲が立ち込めてきました。。。
5000m A組
関東の大学生は出場していませんが、コニカミノルタの宇賀地が久しぶりに記録会に姿を見せました。今年の初めにドバイマラソンに参加して以来かなあ?故障が無いことが最大の強みである宇賀地だけに、日本選手権を含めてこれだけレースに出なかったのはちょっと気になりましたが、タイムは13分44秒ながらきっちりと日本人トップとなり、宇賀地健在ぶりをアピールしてくれました。日本のトップ選手の一人として、今シーズンも活躍を期待したいと思います。
10000m B組
早稲田の田口が28分56秒で自己ベストを18秒更新し、チーム3人目の28分台ランナーとなりました。前半はかなりハイペースで全体が入ったこともあり、後半ペースダウンする選手が多い中、きっちりと田口はまとめてくれましたねー。こうした記録会での好走を3大駅伝へとつなげていきたいところです。平は前半のハイペースが祟ったのか後半は大きく落ちてしまいましたが、それでも29分7秒はベストを4秒更新する走りでした。イーブンペースであればまず間違いなく28分台は出ていたと思いますし、積極的な走りも好感が持てます。箱根4区での好走以降、安定して結果を残していますし、駅伝シーズンが楽しみです♪一方、28分台が期待された井戸は29分53秒と珍しく撃沈しています・・・一時の勢いがちょっと無くなってきているのが心配ですね。。。
駒澤勢では、其田が29分4秒でベストを8秒更新しています。関東インカレ2部でも1万m5位に入るなど、箱根10区2位での好走以降、着実に力をつけていますね。安定感も増してきており、箱根はもとより、出雲・全日本でも出番が回ってくるかも・・・主力の1人となって欲しいです。他には馬場が29分13秒、黒川が29分17秒でともにセカンドベストを記録しまずまずかな?やはり、B組全体に言えるのは前半の入りが早すぎたということですかね・・・それでも、きっちりとまとめられているのはさすがです!山梨学院の佐藤も29分14秒で走っており、関東インカレの走りを見ても貴重な戦力となりそうです。
10000m A組
山梨学院のオムワンバが28分0秒33でベストを15秒更新しました!惜しくも27分台に届かなかったのが残念といえば残念ですが、故障の影響は全く感じさせない好走ですし、万全の状態で戻ってきてくれて良かったです。箱根の悔しさを糧に、駅伝でも大暴れして欲しいです!!駒澤の中谷が前半のハイペースにしっかりとついていき、外国人選手から離されても粘りの走りを見せ、28分30秒でベストを21秒も更新してきました。走るたびにベストを更新していきますね。2年生以下の持ちタイムでで見ると、5000mで2位に15秒差、1万mでも14秒差をつけてダントツトップとなっています。主要大会でも結果を残し続けていますし、昨年度大きくブレイクした日体大の山中のように、大学を代表する選手へと成長していけるでしょうか?今後が非常に楽しみです!!
早稲田の柳も28分48秒でベストを11秒更新しています。今シーズンは1万mで関東インカレ入賞を果たし、5000mでも13分52秒でベストを出していますし、好調を維持していますね。早稲田のトラックで一番結果を残していると言っていいでしょう。後は、ずっと苦しんできた3大駅伝でも、トラックのような走りを見せて欲しいです!!