明治大学 箱根予選&全日本2016結果考察 ~好走の箱根予選、苦戦の全日本~

続いては明治大学について、全日本、箱根予選の結果を振り返りつつ、箱根への展望も書いていきます。箱根予選結果全日本結果はこのようになっております。箱根予選はエース坂口を欠いたものの、安定した走りで2位通過した一方、全日本予選では逆にその穴を大きく感じさせるレース展開でここ8大会でワーストの11位に沈みました。

 

全日本では、やはり1区が全てですかね…箱根予選で好走したルーキーの阿部がペースアップについて行けずにそのまま失速、1区17位というスタートになってしまいました。前々回は1区17位から総合2位まで立て直しましたが、最強世代が4年時に比べればやはりエース力、総合力ともに遠く及ばず…

 

2区に箱根予選トップの江頭を起用するも区間14位、その後も3区三輪、4区末次が区間11位と二桁順位が続きます。そんな中、収穫は5,6区、ともに3大駅伝初出場でルーキーの中島が5区3位、射場が6区4位と立て直しました。ただ、その後が続かず、7区磯口が10位、8区藪下も8位で順位を1つずつ上げるに留まりました。

 

前回1区7位で走った坂口がいれば…と思わずにはいられない結果になってしまいました。出遅れた中、結果を残すのはエース級でも容易ではないですよね。そんな中、好走した中島、射場は力のある証拠ですし、箱根に向けて楽しみになりました。

 

箱根予選では、江頭が21位でチームトップ、先頭集団についていった藪下が25位で続きました。江頭の21位は上々の走りだと思いますが、藪下はもっと日本人先頭争いに絡んでいくかと思っただけに、ちょっと物足りない走りでしたかねえ。今シーズンの活躍から、期待も高くなってしまいます。箱根でもともに主要区間を任されるでしょう。

 

3~5番手に30位台、35位に阿部、37位に末次、38位に射場と続きました。阿部の20kmはどうかなあ?と思っていましたが、何も心配はいらなかったですね。末次は今年ベスト連発で箱根経験者、さすがの走りでした。主将の射場はこれが3大駅伝・予選会通じてエントリー自体が初めてでしたが、見事な走りでしたね。4年間、積み重ねてきたものを見せてくれました。

 

6、7番手が40位台、中島が43位、磯口が47位です。中島は万全ではないという話だったのですが、それでこの順位…やはり只者ではないルーキーですね。箱根で主要区間を任されてもおかしくないです。磯口も3大駅伝・予選会で初出場ながら、50位以内に入ってくるとはさすがです。

 

8番手に69位で三輪、ルーキー3人衆が揃って結果を残しました。三輪は阿部や中島に比べるとややロードでの実績は劣るかもしれませんが、やはり力はありますよねー。3人で切磋琢磨して欲しいですね。

 

9番手の74位に吉田、悪くはない走りでしたが、全日本、箱根ともに経験し一桁で走っている数少ない選手であることを考えると、もう一歩だったかなあ。箱根では主要区間を走って欲しい選手です。

 

10番手の75位に皆浦、1年の出雲にエントリーされながら3年の箱根予選で初出場となりましたが、しっかりまとめてきたでしょうか?3年生の層が薄いと言われる中、末次が復活を遂げ、磯口、皆浦が初出場で上々の走りを見せるなど、ここにきて存在感を増していますね。頼もしい学年となりそう。

 

11番手の80位に東島、3000m障害で実績のある選手ですが、5000m,1万mでベストを更新し、初の箱根予選も無難にこなしました。箱根でも10人争いに入ってくる選手ですね。12番手の124位に竹下、他の選手が80位以内の中、一人遅れてしまったのは悔しいでしょう。2年生が坂口、田中がいなかったこともあり、チーム11、12番手の二人だったのは残念でした。

 

箱根に向けては、坂口の復活はもうシード復活、上位を狙う中で絶対条件ですね。箱根予選を走った12人+坂口、田中の14人というのが問題無ければ箱根16人に入ってくるでしょうし、そのまま10人が選ばれる可能性が高そうかなあ?もちろん、他の選手の台頭も待たれるところですが…

 

主要区間は現状だと坂口、藪下、江頭、末次に阿部、中島のルーキーが絡んでくる形でしょうか。前回のようにアクシデントや不調者などがいなければ、シード獲得はもちろん、もっと上位にも入ってこれると思うのですが。箱根予選があると全日本や箱根に向けて調整も難しいですし、まずは箱根でシード獲得、そしてまた上位争いに戻ってきて欲しいです!


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