2013年度 1万m 平均持ちタイム遷移 11位以下

2014年8月18日

続いては、2013年度の1万mの持ちタイム遷移の11位以下を見ていきたいと思います。1万m履歴検索結果をご覧いただければと思います。遷移グラフも合わせて確認すると、分かりやすいかと思います。

 

11位:東京農業大学 順位を10→11位と落としはしましたが、三輪、竹内、津野が28分台に突入、特に三輪の28分38秒は強烈でした。29分10秒台にも佐野、岩渕が入ってきて順当にタイムを伸ばしていった印象ですね。17秒以上も更新しているのに、抜かれてしまうというのは、それだけ好記録が連発した1年間だったとも言えそうです。

 

12位:専修大学 8位→12位と大きく順位を下げてしまいました。28分台こそ28分34秒までタイムを伸ばした澤野だけでしたが、松尾、宮坂は後少しで28分台というところまできましたし、29分10秒台に上野、森、中山が入ってくるなど、全般的にタイムを更新しているように思えるんですけどね。それでも13秒ほどのアップに留まったのは、やはり28分台の人数の少なさかなあ?大幅に順位をあげているところは、28分台が一気に増えていますからね。

 

13位:中央学院大学 岡本、田中と4年生が新たに28分台に突入し、ルーキーの蘆田が29分21秒、村上が29分36秒などトップ10のうち8人も更新はしているのですが、29分30秒切りが7人と少なかった影響もあり、結局順位は1つ下げることになってしまいました。18秒も更新して順位を下げているのが恐ろしいです。

 

14位:城西大学 こぞって出場した11月の記録会で松村元が新たに28分台に突入した他、横田、黒川、寺田が29ふん15秒を切ってくるなど、3年生が一気に大雨を伸ばしたのが目立ちましたね。そのおかげで、23秒もタイムを縮め、順位も17→14位と3つアップさせてきました。

 

15位:法政大学 関口、田井といった主力がが4月に揃って28分台に突入した一方、一気にタイムを伸ばしたのは10月の法政記録会、チーム5番手~10番手は全てこの記録会で自己ベストを更新しています。10番手まで29分40秒切りはここ数年の法政ではちょっと考えられなかったですね。順位も20位→15位と5つも上げ、タイムも31秒も更新してきています。

 

16位:中央大学 最もダウンが激しかったのが中央、7位→16位と9ランクもダウンしています。トップ10で更新したのは永井の29分5秒と三宅の29分39秒だけ?好条件の記録会に出てもタイムを狙わなかったり故障も多々ありましたが、他大学が自己ベストラッシュに湧く中、わずか5秒しかタイムを縮められなかったのは寂しかったですねえ。

 

17位:大東文化大学 市田孝が28分43秒までタイムを伸ばした他、大崎、大隅が29分20秒台まで上がってきました。しかし、トップ10のうち更新したのは4人に留まり、タイムも11秒ほどしか更新出来なかったですねえ。順位も13→17位とやはり下げています。中堅どころは結構自己ベストを更新しているのですが、なかなかトップ10にまでは入ってこれていないんですよねー。

 

18位:順天堂大学 松村優が28分44秒までタイムを伸ばしますが、新たに自己ベストを更新した西郷、松村和、田中、岩崎あたりが29分20~30秒に留まり、タイムはあまり伸ばせなかったんですよねー。そのため、6人がベストを更新しながら、タイムはわずか8秒しか伸ばせず、順位も11→18位と大きく下げる結果となってしまいました。

 

19位:国士舘大学 11月の学連記録会で浪岡、菊池がともに28分台に突入し、武藤も29分ジャストとトップ3が揃って好タイムを出しました。ただ、新たに29分30秒を切ってくるような中堅選手は少なかった感じですね。チームとしても12秒の伸びに留まってしまい、16→19位と順位を下げています。29分40秒台までは徐々に増えてきているんだけどなー。

 

20位:國學院大學 チームトップの寺田こそタイムを伸ばせませんでしたが、29分10秒台に柿沼、沖守、20秒台に吾妻、廣川、鮫島と10月、11月の記録会でタイムを伸ばしてきました。トップ10のうち8人がベストを更新してはいますが、新たに28分台に突入した選手はおらず、そうするとどうしても平均持ちタイムは伸びにくく、16秒アップで順位も18→20位に下げています。

 

21位:拓殖大学 9月の日体大記録会で佐護が28分台に突入した他、11月の学連記録会と合わせて、栩山、木寺、櫻井、宇戸あたりが29分40秒前後に固まっての自己ベストを更新しています。何とか30分きりも10人揃え、20秒タイムを縮めはしたものの、最終的に21位という順位は変わりませんでした。

 

22位:神奈川大学 4月の時点では最下位でしたが、1つだけ順位を上げました。28分台を今シーズン2度出した柿原、我那覇はお見事でしたが、中神、小泉といった自己ベスト組も29分40秒台に留まり、箱根予選会を見ればもっと走れそうな東、高山あたりが走らなかったのもタイムが伸びなかった要因かなあ。19秒更新してはいいますが、元々30分きりがやっとというタイムでしたから、まだまだ物足りないかな。

 

23位:上武大学 16秒タイムを縮めはしたものの、神奈川に抜かれて最下位に転落してしまいました。倉田が28分35秒、山岸が28分40秒など佐藤も含めたトップ3は28分台と好タイムを出しているのですが、4番手が松元の29分48秒では平均もなかなか伸びないですよねー。30分きりが7人しかいないというのも厳しいですが、30分1桁がいないというのがなおさら層の薄さを表しているかな。。。

 

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