90回箱根駅伝を振り返る ~中央学院大学~

続いては中央学院大学について・・・結果はこのようになっております。前回ギリギリシード権を獲得し、出雲は好走、全日本は凡走と並はあるものの、チームとしての総合力は前回以上で連続シードも十分に狙えるかと思っていましたが、シードには1分弱届きませんでした。しつこいですが、5区と9区を入れ替えていればシードを狙えたのではないかと思っています。。。もちろん、現場で見ている監督の見る目が一番なのでしょうが・・・

 

1区は潰滝、史上稀に見るハイペースに途中までついていき、集団からこぼれ落ちても何とか粘る走りで63分34秒の13位はまずまずといったところではないでしょうか?ただ、今シーズンの潰滝の走りを見ていると、もう少し走れたかなあという気もしますが・・・全日本の2区での凡走からはしっかりと立て直してきてくれたと思います。2区は岡本、実力的にはエースですし、2区が相応しいと思いますが、ちょっと故障などもあって調子が上がらないなんて話もありましたので、どうなるかと思いましたが、結果は15位・・・うーん、これはちょっと残念な結果でしたねー。総合でも15位に下げてしまいましたし、やはり万全とは言えなかったのかなあ。。。しかし、6区を2年連続で任されていた選手が最終学年に力をつけてきて2区を任されてしまうのですからすごいですよねー。6区→2区を走った選手というのは殆ど聞かない気がします。。。

 

3区は塩谷、記録会では好走しても、駅伝ではなかなか結果を出せていませんでしたが、全日本の3区4位に続いて箱根でも3区4位という結果を残しました。前回は3区18位という悔しい走りでしたが、ここにきて安定感が増してきたのは、チームとしても心強いですね。潰滝に差をつけられていたように思っていましたが、ここにきてまた塩谷の評価も高まっているのではないでしょうか?総合でも15位→10位と一気に5人抜きを果たしました。上級生となる来年はチームを引っ張る存在となっていくことでしょう。4区はルーキーの村上、全日本の5区ではブレーキとなってしまい、箱根も最短区間とはいえ不安がありましたが結果は区間15位、うーん、正直予想していたくらいの順位かなあ。。。決して良くは無いですが、特別悪くもないという印象。。。中央学院史上5000m最高の持ちタイムを持って入学した選手ですし、粒ぞろいの1年生を引っ張る存在として、まだまだ伸びていって欲しいです。

 

5区は及川、監督が上りも件もしっかりと走れると自信を持って送り出したようですが、結果はまさかの区間18位・・・これが中央学院において最大の誤算となってしまいました。過去3回5区を経験している田中を外してまで起用したにも関わらずこの結果は痛いですね。ここでシード権とは実に3分15秒離されてしまい、復路にもある程度戦力を残しているとはいえ、ほぼ終戦といった形に・・・それでも復路は頑張りました。6区海老澤はが区間12位とまずまずの走り、ハーフ65分50秒、1万m30分43秒というタイムを見れば、むしろ上出来といったところでしょう。残り3年間6区を任せられる選手が出てきたかなあ?個人的には、岡本のように主力になって6区はもったいないと思わせてほしいですが。。。

 

7区は木部、前回も7区を走って12位であり、僅かな可能性にかけてシードを狙うのであればここで前を追えないと厳しいと思っていましたが、結果は前回よりも悪い区間16位、まだシード権とは3分差が残ってしまい、さすがにこれでは厳しいですね。箱根予選も過去2回出場して100位オーバーですし、なかなか主要大会で結果を残すことが出来ませんねえ。。。8区は沼田、前回4区4位と好走していますが、この8区でも3位と好走しました。繫ぎ区間をしっかりと走ってくれる選手というのは実は貴重ですよねえ。。。どこもシード狙いの大学は往路や主要区間が手一杯になることが多いだけに、繫ぎ区間で大きく差が開いたりしますからね。

 

9区は田中、3年連続の5区を降りてまで復路のエース区間に起用されましたが、結果は区間12位と微妙になってしまいました。今シーズンは出雲・全日本と最長区間でまずまずの走りをしていましたし、5区で良かったのではとどうしても思ってしまいますよねえ。。。10区は2年連続で山田、監督は間に合わないかもしれないと言っていましたが、きっちりと箱根に合わせてきて、区間7位で走りました。山田が走れるかどうかは大きな違いがありましたねえ。来年度は怪我なく駅伝シーズンに臨んでほしいものです。

 

8、9,10区でシード権を2分以上追い上げたことになります。往路で3分差からよくぞここまで粘ったと思いますが、1分差でシード権に届かなかったのもまた事実・・・2区岡本、8区沼田、9区田中と3人が抜け、戦力ダウンはやや大きいかな?また、新入生はいつもどおり即戦力と言える選手はいないようで、またコツコツと育てていくことになりそうです?来年度は3年の及川、2年の潰滝、塩谷あたりがチームを引っ張っていくことになると思います。前よりは層が厚くなってきたものの、やはりシード、更に上を狙うとなるとエース格、中堅どころのレベルアップがともに求められそうです。是非とも、またシードに返り咲くようなチームを作っていってほしいと思います。

 


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