90回箱根駅伝を振り返る ~山梨学院大学~

続いては山梨学院大学について・・・結果はこのようになっております。全日本では見事に5位でシード権獲得箱根駅伝でもシードが有力視されていましたが、悪夢が起きてしまいました。2区オムワンバが疲労骨折で棄権・・・箱根はやはり怖いです。疲労骨折では、走る前に体調が悪かったとかでは無いでしょうし、しょうがないのかなあ。。。そんな山梨学院の走りを振り返ってみたいと思います。

 

1区は田代、1万mで28分30秒台を出して井上を上回ったとはいえ、まだまだ3大駅伝での実績は乏しいですし、1区16位はまずまずといったところかなあ?タイムも1時間4分ちょっとでまとめていますし、2区オムワンバがいることを考えれば十分だったと思います。2区のオムワンバは最初はいいペースで飛ばしていたんですけどねえ。。。残念ながらタスキを繋ぐことは出来ませんでした。3区は兼子、当然動揺もあったでしょうし、最下位と同時にスタートする難しい状況の中、区間6位相当で走っているのは力がある証拠でしょう。来年も主要区間を安心して任せられる楽しみな選手です。4区は上村、距離対応がまだ微妙かなと思っていましたが、結果としてチーム唯一の1年生の出場となりました。区間19位相当はやはり最短区間といえど力不足だったかな?他にも佐藤を始め有望な1年生がいますので、切磋琢磨していってほしいです。

 

5区は井上、エースを5区に配置してどうだろう?と思っていましたが、区間8位相当で上りました。記録が残らない中、23kmを超える山は精神的にも大変だったでしょうが、それでもこのタイムで上ってしまうのですから、やはり力はあります。来年もオムワンバとともにチームを引っ張っていって欲しいです。6区は前回最下位となった桃澤、前回は最初から苦しい走りでしたが、今回はしっかりと粘って60分台、区間10位相当でまとめたのは良かったと思います。この1年間での成長を見せてくれましたね。記録会では結果を残せなくても、6区をしっかりと走れる選手というのは貴重だと思います。

 

7区は主将の松山、区間13位相当でまとめました。4年生は全日本、箱根予選を走れず、谷間の学年と揶揄されたりもしましたが、最後の箱根でキャプテンがしっかりと走れたのは良かったと思います。やはり、4年生がしっかりしていないとチームも締まらないですね。8区は前田拓、前回に続いての8区でしたが、今回は区間20相当と苦しい走りになってしまいました。来年は有望な新入生が複数加入してきますので、相当頑張らないと箱根が遠くなってしまいそうです。。。9区は阿部、区間5位相当と見事な走りでした。3年生がチームを引っ張る存在であり、箱根でもいい走りをしてくれましたねえ。その3年生が4年になる来年はやはり楽しみなチームとなりそうです。10区は留年までして箱根を目指した森井、まさか記録が残らない中で走るとは思っても見なかったでしょうが、最後に箱根を走れて良かったです。タイムも区間5位相当と立派な走りでした。

 

2区をエース級の走りでなかったとしても、シードは十分に獲得出来ていたチームでしたねえ。うーん、しつこいですが出雲で山梨学院を見たかったので、それがとにかく残念です。箱根予選はトップ通過の最有力候補でしょうし、何も心配はいらなそうですから。。。来年、卒業するのは7区松山と10区森井のみ、新入生はご存知のとおり都大路優勝メンバーの3年生5人、上田、河村、市谷、矢ノ倉、西山がそのまま進学し、層も質も全大学No.1のスカウトと言われております。優勝を知るルーキーと箱根棄権の悔しさを知る先輩とで、大学駅伝でも優勝を狙えるようなチームを作り上げていってほしいと思います。

 


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