2013年世界陸上~男子マラソン雑感~

2014年3月8日

久しぶりの更新になってしまいました。。。世界陸上もついに終わってしまいましたねー。長距離ファンとしてはなかなかに楽しめた結果ではないでしょうか?男子マラソンの結果について簡単に感想を述べたいと思います。

 

優勝したのは、ウガンダのキプロティッチ、ロンドンオリンピックに続いての世界陸上制覇はお見事です。オリンピックの時にはケニア・エチオピアの誰が勝つのだろうと思ってみていたら、ウガンダの選手が優勝して驚きましたが、世界陸上も勝つとはその実力は本物ですね。持ちタイムは確か9分台?とか全然大したことがない選手ですが、夏の勝負となるとその強さを存分に見せつけてくれますね。条件のいい大会でどのくらいのタイムが出せるのかも気になります。

 

2~4位はエチオピアの選手が占めました。さすがに2時間4分台の選手を5人揃えてきただけはありますね。オリンピックではボロボロの結果に終わっていただけに、この大会ではという思いがあったのかなあ?アフリカ勢の強さはこのモスクワ大会でも健在でした。その一方でまさかの入賞0に終わったのがケニア・・・といっても、あまりにもベストメンバーとは程遠い選手を起用してきたので、参考にならないかなあ?ケニアのトップ選手にとっては世界陸上よりも高額な賞金がもらえるレースの方が大事なんですよねー。世界記録保持者のマカウや2位のキプサングなどが軒並み出場していないです。

 

そんな中、日本人トップで5位入賞を果たしたのが中本選手。11回マラソンを走って11位以下になったことがないという抜群の安定感、そして自他ともに認める暑さへの強さで今回も期待されていましたが、序盤から先頭集団をキープし、ペースの上げ下げにも動じず、本当に安心して見ていられるレースでしたねえ。30km過ぎてからの急激なペースアップにはさすがについていけませんでしたが、その後35km過ぎて一旦先頭集団に追いついた時には興奮してしまいました。最後まで4位のケベデを猛追していたのも素晴らしかったです。本当に見どころたっぷりのレースを見せてくれました。

 

オリンピックで6位、世界陸上で5位という走りを見せられますと、当然メダルの期待もしたくなりますが、先程も書いたとおり、ケニア勢はベストメンバーから程遠い状況・・・2016年のリオ五輪ではベストメンバーを組んでくるでしょうし、ウガンダのキプロティッチ、ケニア×3、エチオピア×3がいるなかで3位以内というのはやっぱりハードルが高いかなあという感じがします。日本マラソン界のトップ選手として、中本にはまだまだ世界で戦っていってほしいと思います。

 

藤原正和は14位で、トラックに入ってから2人抜いたのはしびれました。2003年のびわ湖マラソンで大学生ながら2時間8分台で走り、世界陸上代表の座を射止めたレースは私もテレビで見ていました。未だに初マラソンの日本最高として記録が残っていますが、あの走りはすごかったですね。その後、怪我で世界陸上に出場できず、10年のうち5年は怪我していたという苦難を乗り越え、10年後に再び世界陸上代表に選ばれるのですから素晴らしいです。まだまだ長く活躍してほしいです。

 

九電工の前田は17位、市民ランナーの川内が18位と日本人選手がここら辺に固まってゴールしました。前田はスピードはあるけれど、やはり夏場のマラソンというのは難しいのかなあ。。。川内は本人も語っていたとおり、この暑さという条件が苦手なようですね。世界陸上、オリンピック共に夏場にあるわけですから、選考レースも夏場のマラソンを入れたほうがいい気がしますねえ。。。といっても夏場にあるメジャーなマラソンだと北海道マラソンくらいかなあ・・・?選考方法というのは今後もずっと揉めそうな気がします。

 

堀端は残念ながら途中棄権となってしまいました。6月頃まで怪我をしていて、十分な練習が詰めていなかったと聞いていたので、上位は厳しいだろうと思っていましたが、もう5kmの時点で走りがおかしかったですからね。やはり、練習不足というのはマラソンの場合、特に影響しますね。前回の世界陸上では入賞しているだけに、今回も万全の状態であれば期待したかった選手なのですが・・・

 

結果を見ると、日本人選手はなかなかの結果だったと思います。特に中本の走りには感動させられました。まだまだ、世界との差は大きいとは思いますが、諦めずに少しずつ差を詰めていってほしいと思います。

 


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