第102回(2026年)箱根駅伝 ~区間別展望~

2026年、今年もよろしくお願いします。優勝候補が崩れる区間がある中、GMOインターネットが完璧なレースを見せて初優勝を果たしました。毎年、有力選手が加わってはいますが…ついにチームとして噛み合いましたね。強かったです。また、ルーキーの活躍も目立ちました。東日本実業団駅伝では注目ルーキーとして取り上げられた4人が揃って活躍とはいきませんでしたが、今回は2区区間新&区間賞の吉田響、3位の平林、3区区間新&区間賞の篠原、5区区間新&区間賞の太田といずれも大活躍を見せました。


いよいよ明日は箱根駅伝、OBの活躍を気楽に見れるニューイヤー駅伝に比べると、箱根は緊張感が本当に段違い。。。これでも以前よりは冷静に見れるようになった気がしますが。本日は各区間ごとに区間賞争いをするであろう選手、優勝を争うであろう大学の選手を中心に当日変更も多少は考慮して簡単に取り上げていきます。

~1区~

明確にNo.1ランナーを起用してきたのは中央学院の近田、他に2区を走ると思っていた選手では東洋の松井も1区にきました。この2校は出来れば1区でシード争いをする大学に大きな有利を取りたいところです。他にも東海の兵藤、山梨学院の平八重、大東大の大濱ら1桁で走った実績のある選手も力があります。また、全大学が最も気になっているのは中央の1区でしょう。駿恭か岡田か藤田か他の選手なのか…この時点で1区の主導権を握っていると言えるのかも。


優勝候補では、青山学院は荒巻を起用しており監督の信頼も厚そう。駒澤は小山、早稲田は吉倉とそれぞれ前回好走した帰山、間瀬田がいる中での起用なだけにこれがハマれば大きいです。國學院は嘉数がこのまま走るのか尾熊や青木の可能性もあり、誰が走るのかにも注目。

~2区~

留学生は東国大のエティーリ、城西のキムタイ、日大のキップケメイ、山梨学院のキピエゴと4人がエントリー、ここに創価のムチーニが加わる可能性もあります。留学生のハイレベルな争いは注目ですが、2区となると留学生が他のレースほど驚異的な強さを見せられていないんですよね。エティーリは区間賞候補筆頭です。日本人では当日変更で黒田朝日が入れば日本人トップ候補筆頭、駒澤は誰が走るのか分からないですが、エースを起用してくるはず。國學院は上原と駒澤・國學院は初の2区となるのが気になるところ。


中央は溜池、早稲田は山口智と2区の経験があり今年度さらに飛躍を遂げている選手なだけに、その経験を活かしてどんな走りを見せてくれるか。他にもエースがズラッと揃っていますが、東農大の前田、帝京の楠岡が個人的には注目。また、前回好走している立教の馬場が今回も同じような走りを見せられるのか。今回も非常にハイレベルな2区となりそうです。

~3区~

最注目は中央の本間、前回は大学ベストと言える会心の走りを見せて区間賞を獲得しました。その再現が出来れば再び3区で有利になります。他にも前回3区3位で走っている山口竣は3区にエントリーされているなら状態は問題ないはず。3区8位だった東洋の迎の存在も大きいです。青学は宇田川ということで、このまま出場であればこの走りは非常に大事になってきます。駒澤は3区も正直読めず…ここに圭汰ならば一気に区間賞候補の筆頭となってきそう。


國學院も野中ならば区間賞候補になってきますし、3区にもエース級を残せるのが優勝候補ですよね。期待のルーキーでは順大の井上や大東大の菅崎が起用されており、ともにスピード抜群なだけにどれだけハイレベルな3区に喰らいついていけるか。

~4区~

國學院は辻原を起用しており、ここは是非とも区間賞を獲得したい区間。駒澤は村上ということでやや意外でしたが、駅伝では安定した成績を残しています。他の優勝候補はいずれも当日変更となりそうですが…青学は小河原、飯田あたりが候補になってくるか。小河原はすでに主要区間でも結果を残していますからね。早稲田は1年の鈴木が有力かな。すでにエース級の活躍を見せています。中央は1,4,7区が本当にわからないので…1区同様に駿恭、岡田、藤田の誰かだとは思いますが誰が走っても強力です。


創価はムトゥクが入っており、山口かムチーニが走ることになるはずで、どちらでも区間上位での走りが期待されます。他には東海が南坂、山梨学院が阿部と主力を起用しており、日体大もここに平島や山崎が起用されれば区間上位で走ってくれそう。4区は4番手以降の選手が起用されることが多いだけに、選手層が問われる区間です。

~5区~

区間賞候補筆頭は早稲田の工藤、最低でも68分台で走ってくるであろう期待感があります。対抗は城西の斎藤かな。この2人が現状では抜けています。駒澤は海晴がこのままなのか山川なのかによってだいぶ変わってきそう。中央は柴田、青学はこのまま松田に託すことになるか。柴田は全日本区間賞を獲得している実力者、青学は未知数ですが相当5区に自信をもっています。ただ、青学が優勝を逃すときは5区で苦戦する時なのである意味最注目区間となるかも。


國學院はルーキーの高石に託すことになりそうで、全然レースに出場していませんがそれだけに山に賭けているようにも感じます。1年は東洋の木村、東国大の荒谷、中央学院の小川、大東大の上田らが起用されており、1年がかなり走るレースとなりそう。他には山梨学院の弓削が5区一桁順位で走っている実力者、全日本で好走した日大の鈴木、復活した日体大の浦上もどんな走りを見せてくれるか。最もタイム差がつくだけに5区の走りは最も大事になってきます。

~6区~

区間賞候補筆頭は駒澤の伊藤、平地でも区間賞を狙える実力者ですし前回を更に上回る走りを期待。他には当日変更で出場となれば帝京の廣田が前回区間4位で走っていて計算できますし、早稲田は山崎が区間4位で走っていて強力。青学は石川とこちらもルーキーに託すことになるのかな。いくら適性があっても未知数な部分はどうしてもありますが果たして。國學院は2年前に10位で走っている後村に託すことに。


城西は1年時に走っている大沼が担うことになりそうで、1年と4年に箱根を走るというかなり珍しいパターンとなります。中央はこのまま並川なのかな?どちらにしろ中央の6区は外さない印象があります。立教はこのまま野口の出場となりそうですが、原田が3年連続出場となればエース格に成長して今回は上位で走ってくれそう。


経験者以外では、主力を起用した創価の小池の走りは注目で最低でも区間上位では走ってほしい。さらに兄と同じ区間に挑む神奈川の大岩はどうしても気になりますし、中距離と思っていた東農大の梅原が走るのであれば20kmでの走りがどうなるか。

~7区~

ここはもう当日変更が多そうで良くわからないですが…青学は佐藤愛がそのまま走ることになりそう。中央は先述の通り、駿恭、岡田、藤田の誰かのはず…駒澤は帰山や桑田あたりになってくるのか、植阪が走ってもおかしくはないです。早稲田も当日変更で間瀬田や佐々木哲あたりが走ってきそう。國學院も青木、尾熊らが起用される可能性も。


7区も選手層が問われる区間なだけに優勝争いを大きく左右することになりそうですし、どこもエース級を残したいはず。他に主力を起用している大学では、創価が石丸惇、東洋が岸本遼、東海が鈴木を起用しています。岸本遼は万全であれば区間上位候補ですが、このまま出場するのかコンディションも気になるところ。最近は9区よりも7区の方が重視されることも多く、年々重要度が増しています。

~8区~

2年連続で区間賞を獲得している塩出がいる青学が区間賞候補筆頭かな。9,10番手が起用されることも多い8区に主力を残せるのはやはり大きい。駒澤は坂口ということで5区候補とずっと言われていましたが、8区起用ならば納得ではあります。國學院は飯國、早稲田は宮岡、中央は佐藤大といずれも実力者を起用、優勝争いが復路までもつれた場合には8区の走りが優勝の命運を握ることになるかも。佐藤大は前回8区最下位だっただけに、その借りを返すレースを期待。


他に8区経験者では前回10位で走っている中央学院の黒谷がいますね。個人的には東海のロホマンの走りがどうしても気になってしまう…8区は当日変更が多い区間だけに当日まで展開が予想しづらいです。

~9区~

5強でこのまま確実に走りそうなのは中央の白川くらいかな。青学の佐藤有、駒澤の菅谷、國學院の野田あたりはこのまま走ってもおかしくないですが、復路で走るとしても9区では無いような気も…特に國學院は9区高山とかはありそうです。早稲田も小平や間瀬田あたりが起用される可能性がありそう。今回は優勝候補といえどもそこまでエース級を9区に残すのは難しそうで、逆に残せる大学があれば大きなアドバンテージを得ることも。


他に実力者を起用しているところでは、東国大の川内は力がありますし、順大も石岡が9区にいるのは頼もしい限り。帝京も尾崎を9区まで残せているのは大きいです。留学生のキプロップがエントリーされているのも気になるところで、当日変更の可能性が高そうな気がしつつも箱根で走っている姿も見てみたい。

~10区~

10区は折田のエントリーが気になるところですが、このまま出場となればそれも強力です。國學院の吉田も前回3位で走っている実力者、いずれもアンカー勝負になっても強力です。駒澤は新谷がこのまま出場となりそうかな?ただ、3大駅伝は初出場で実績ではやや劣ります。早稲田は伊藤あたりが走ることになりそうで、叩き上げの選手の走りというのは早稲田にとっていつも大事です。中央はこのまま濱口が走る可能性もありますが、例えば吉中あたりと当日変更もありそう。10区間最も隙が無いのは中央かもしれません。


創価は前回1区を走った齊藤大、日大は4区を走った大仲、神大は9区を走った志食とより重要区間を走った選手たちも10区に回っているのも注目。創価は10区で3年連続二桁順位と苦戦気味ですし、日大や神大はシード争いとなったときにも頼もしい。前回最後までシード争いをした4校からは、東洋の薄根が唯一2年連続10区に。今回もシード争いや優勝争いがもつれた場合、10区が急に最重要区間となりうるだけに、選手起用も悩ましいところです。

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