東海大学 2025年度 箱根予選・全日本振り返り⇒箱根に向けて

エースの花岡が11位、永本が22位、兵藤が25位とトップ3がいずれも30位以内というのがまずは良いですね。花岡、兵藤はエースとしてチームを牽引する存在ですし順当。前年度箱根予選に出場出来ていない兵藤がしっかりと走れているのも良かったです。その2人に割って入ってきた永本がエースの仲間入りを果たしてきたのは来年度を見据えても大きい。
4番手の81位で平井、3番手とは58秒空いてしまっていますが…5~8番手も85位の中野、87位のロホマン、94位の竹割、95位の南坂とここは集団に近い形でフィニッシュしてきました。平井、中野は前回からもしっかりと順位を上げていますし、ロホマンも前回の途中棄権から今回2桁順位で走れたのは良かった。竹割、南坂はともに全日本で長距離区間を任せられる選手ですし、順位としては物足りないですが…コンディションや戦略的なものもあったかな。
9番手の水野が135位、10番手の可児が166位ということで、100位以内は8人いたものの9,10番手は少し間が空いてしまいました。水野は全日本予選で好走、可児もハーフでは結果を残していますし、この2人はもう一歩だったか。11番手の佐野が237位、12番手の鈴木が271位ということで予選会初出場の佐野はともかく、エース格の鈴木がチーム最下位だったのは痛かったですね。それでも危なげなく通過出来たのは良かったですが、箱根に向けてとなるとトップ3以外はもっと順位を上げられれば良かった。

1区の兵藤が区間18位、先頭とは35秒離されてしまうことに。1区の時点で万全ではないと思っていましたが、想像以上に体調は悪かったようで…箱根予選もありましたし、全日本回避する選択もあったかな…2区の永本は区間6位の快走で17→9位と8つも総合順位を上げることに。この走りは素晴らしかったですね。区間上位5人がいずれも先頭争いを繰り広げた選手が占める中、下位でこの走りが出来るのは素晴らしい。来年度と言わず今年度からチームを牽引しています。
3区の花岡は区間9位で総合9位は変わらず。主要区間を一桁順位で走ったものの、花岡の力を考えればもっと上位で走れそうかなあ。4区の中野は区間11位、こちらはまずまずかなあ。3大駅伝初出場でまとめてくれました。5区の松山優は区間11位、箱根予選はルーキーが誰も走れなかっただけに全日本は1人走れて良かったです。松山もまだまだこれからかな。6区の平井は区間16位、関東勢では最下位ということで苦しい走りとなりました。箱根予選では前年度から320位も順位を上げていましたし、仕方ないところもあるか。
7区の南坂は区間10位、2年連続で7区10位ということでエース区間で安定した走りを見せています。8区の竹割は3年連続で最長区間を担って区間15位、区間順位としては最も低くなってしまい、総合でも1つ順位を落として12位でのフィニッシュとなりました。区間一桁は2,3区の2区間のみ、総合順位を上げられたのは2区の永本だけでしたし、箱根予選があったとはいえ4区以降はシード争いから徐々に遠ざかっていくのみだったのは残念でした。
箱根に向けては個人的にはかなり期待しています。箱根予選で苦戦した鈴木も上尾ハーフで悪くない走りを見せていましたし、2年前に1~3区を走った兵藤、花岡、鈴木の3人をそのまま起用することも可能。永本も往路を走るはずで2区を走っても何も驚きは無いですからね。1~4区をこの4人に任せられるのが理想かな。5区は希望している選手が何人かいるようですが、主力に走ってほしいところなので南坂あたりが担ってくれるのも良さそう。
往路を走れそうな選手は結構ギリギリなだけに、主力を万全の状態で揃えられるかは重要ですが…その一方で復路の争いは激しくなりそう。2年前に9区を走った竹割は今回も9区を走れれば大きいですし、箱根予選を走った選手たちは誰が復路を走ってもおかしくないですからね。個人的にはロホマンにまた箱根を走ってほしいという思いがやはりありますが…中野、平井といった箱根予選で良かった選手は箱根でも活躍を期待。
箱根予選を走った選手以外では…ハーフで62分台をマークした草刈は前年度全日本1区を走っており、箱根でも出場が期待される選手。ハーフでタイムを伸ばす杉浦もメンバー争いに絡んできてほしいなあ。6区は杉浦や岩根が走りたい区間として挙げていますね。一番気になるのは檜垣、全日本予選以降全然姿を見せておらず箱根は難しいのかな?前年度は箱根予選でチーム2番手で走っている実力者なのですが…
メンバーを見ると、箱根でも十分シード争いに加われそうな気がします。特にエースクラスの充実度は箱根予選会校の中ではトップクラスという印象。2年前の箱根でも9区終了時は10位で最後までシード争いに加わっていたわけで…箱根でシードを獲得するというのは出雲出場や全日本のスケジュール緩和と他の3大駅伝にも繋がっていく大事なところ。4年生にエースが揃う今年度はシード獲得のチャンスですし、箱根でまた強い東海の姿を見せて欲しいです。