城西大学 2025年度 出雲・全日本振り返り⇒箱根に向けて
続いては城西大学について、出雲・全日本の結果を振り返りつつ、箱根への展望も書いていきます。出雲・全日本結果はこのようになっております。3年連続で3大駅伝フル出場となる城西ですが、今年度は例年よりもやや苦戦している印象です。特に連続でシードを獲得していた全日本でシード落ちとなってしまったのは、主力が4年生に揃う現状を見てもなかなかに痛いところ。

1区の柴田は区間7位、先頭とも19秒差ですしよく走ってくれたのではないでしょうか。主要区間を走れる存在となってきたのは大きいです。2区の小林も区間5位で続く走り、こちらも主力候補の1人が安定した走りを見せています。3区のキムタイは3年連続区間賞の走りで7→1位と一気に6人を抜いて先頭に立つことに。ここまでは理想的な天k内でした。
しかし、4区の小田が区間9位と苦戦で1→4位と3つ順位を下げることに。5区の大沼も区間10位で総合5位に下げています。小田も大沼もどちらかと言えば長い距離の方が強い印象で…出雲の距離だとやや難しいところもあったかな。6区の斎藤が区間7位で総合6位でのフィニッシュ、前回の7位よりは順位を1つ上げたものの、4区以降は苦しいレースとなってしまいました。
1区の小田が区間15位、先頭と25秒離されてしまったのが結果として痛かったかな。関東勢の1つ上は13位の帝京ですが、こちらは12秒差にとどめていますからね。1区で帝京よりも出遅れた大学はいずれも結果的にシードを逃しています。最短区間でも大事な1区…2区の小林は区間13位で総合でも13位に順位を上げることに。出雲では良い走りを見せていましたが、さすがに全日本の2区となると厳しかったか。小林もエースになってほしい選手の1人です。
3区のキムタイは区間2位、3年連続の区間賞は1秒差で逃してしまうことに。キムタイは出雲・全日本に6度出場していますが、区間賞を逃すのは今回が初めてです。野中恐るべし…13→10位と3つ順位を上げたものの、ここでシード圏内に入れなかったのは痛かったかな。4区の柴田は区間10位で総合では11位に後退、柴田も出雲の走りに比べるともう一歩だったか。5区の岩田も区間10位、いずれも崩れてはいないのですがシードラインに近づくには二桁順位では厳しいですよね。
6区の大沼が区間9位で4~6区のつなぎ区間はいずれも区間10位前後ということに。そんな中、7区に抜擢された中島が区間16位で関東勢最下位に沈んでしまうことに。それでも、8区斎藤が区間5位の走りで追い上げて12→9位と3つ順位を上げたものの、あと一歩届かずにシード落ちとなりました。
全日本は良かった区間と苦戦した区間の差が激しかったですね。エースは計算出来るだけに続く選手がどれだけ走れるか…前回2区のキムタイ、5区の斎藤はいますが2年連続で同じ布陣にするのか、それとも斎藤2区、キムタイ3区のようにするのかは注目です。現状、この2人以外に2区を任せるのは難しそうですし。6区3位だった小林は今回往路の平地になりそうかな。3区とか走って欲しいです。柴田も往路で見てみたい選手、どれだけ往路で走れるか注目です。
全日本で苦戦した中島、小田は先日1万でベストを更新しており箱根ではしっかりと走ってほしい選手たち、大沼は出雲・全日本と出場していますが箱根では1年時に走っている6区からそれとも平地か…どちらも走れそうです。城西が苦戦しているのは、主力がしっかりと揃っていないというのが大きいです。前回9区区間賞の桜井に山中、鈴木といった4年生たちがどれだけ箱根に合わせられるのか。いるといないではチームの選手層に大きな差が出てきますからね。2年生では前回箱根7区を走った三宅に村木もタイムを伸ばしています。ルーキーは現状16人に入れても10人は難しそうかな。
少なくともある程度ベストに近い布陣が組めないと、いくらエース区間が計算出来るといっても箱根でのシード獲得は困難なように思えます。現状は全日本での上位7校の力が抜けていて、残り3枠を多くの大学が狙っていく構図になりそうなので…3年連続でシードを獲得、2年前は3位に入っている城西と言えども油断は出来ないです。城西の躍進を支えた学年が最終年となる今年度にチームの足並みが揃わずに力を発揮出来ないのは寂しすぎますし…箱根ではまた城西の強さを見せて欲しいです。