第102回(2026年)箱根駅伝 4区振り返り ~区間賞:鈴木(早大)~

総評

続いては箱根駅伝の4区における各選手の走りを振り返っていきます。4区結果はこのようになっております。4区はシード争いや上位争いにおいて、かなり明暗がはっきりを分かれる結果となったか。優勝争いにおいても一つポイントとなる区間でした。4区は準エース区間とも呼ばれており、距離は長く無いですが決して簡単な区間ではなく、主力が起用されることも多いです。今回も1年生は早稲田の鈴木しか走っていないですからね。

大学ごと

まずは何と言っても早稲田の鈴木ですよね。60分1秒という驚異的なタイムで区間賞を獲得、ヴィンセントの持つ区間記録に1秒と迫り、区間2位にも36秒差をつけています。まだ1年生にしてこの走り…大学4年間でどんな選手になるのか楽しみで仕方ありません。中央の岡田が区間2位と流石の走りで先頭を守りました。このタイムで走って迫られるのであれば、もう相手を褒めるしか無いかな。エースの1人としてよく走ってくれました。


区間3位だった平松の走りは非常に大きかったです。急遽の4区で3大駅伝初出場の選手がこの走りが出来るのが、青学の驚異的な選手層と調整能力、そして監督の選手を見極める目ですよね。結果的に往路優勝へと繋がる殊勲の走りでした。國學院の辻原が区間4位、60分台で走っていますし決して悪くはないのですがトップ3の選手が凄まじすぎて物足りなく感じてしまいます。國學院が今回縮められたとすると、2~4区くらいしか無いと思っているので。。。他の7区間はほぼ力を出し切ったと思うので。


一方で実力者もこの区間では15位以下に沈んでいる選手が多かったです。創価の日本人エースとして期待された山口は区間15位、今年度の圧巻の走りからすると非常に物足りない結果となってしまいました。前回9区区間賞だった城西の桜井も区間16位、こちらは全日本にエントリーもされない状態からよく往路を走ってくれたと言うべきか…日体大のエースである山崎も区間17位、4区に回った時点で嫌な予感はしていましたが、本来の力からすれば苦しい区間順位となりました。


駒澤の村上はレース中のアクシデントもあって区間19位、こちらも仕方ない部分ではありますが、結果的にここで優勝争いから実質脱落することとなってしまいました。区間20位が山梨学院の阿部だったのもかなりびっくり。本人が希望する区間、そして来年度の日本人エースとして期待される選手がまさかの走りで山梨学院もここでシードはかなり厳しくなってしまいました。


東海の南坂が区間5位の好走、この走りは今回も来年度に向けても非常に大きい完全復活の走りでした。区間6位に大東大の松浦、区間7位に帝京の谷口と続き、ともに苦しい位置でのレースでしたが区間上位で走ってきたのが素晴らしいですね。本当に力がないと出来ない走りです。来年度はともにエース級となって欲しいです。区間8位に順大の川原、前回5区から今回平地での起用で区間1桁でまとめたのはさすがです。


9位タイで東洋の緒方と神大の平川が並びました。緒方も1桁順位は決して悪くないですが、前回は4区で巻き返したことを考えると、さらに上位の走りも期待したかったか。平川は箱根予選チーム最下位からよくぞここまで走ってくれました。立教の國安が区間11位、中央学院の長友が区間12位でこちらも揃って悪くない走りだったかな。國安も箱根では苦しみましたが最後に中位で走ってくれましたし、長友も箱根予選未経験で往路はやや意外でしたが良い走りでした。


区間13位に東農大の深堀、2年前に9区4位だったことを考えるとこれでも物足りないとは思ってしまいますが、やはり往路はまた違いますししっかりとシード圏内で繋いでくれたのは良かったのでは。区間14位に日大の片桐、往路への抜擢はやや意外でしたがここで10位と5区にシード圏内で繋げたのは良かったですよね。個人的に不安のあった3,4区を上手く凌いでくれました。


東京国際の久保遼が区間18位、関東学生連合の本多は区間20位相当ということに。久保遼も往路を走って何もおかしくない選手ですが、それでも区間下位に沈んでしまうのが今のチームの選手層を表しているのかも。本多は4区予定の大湊が体調不良で急遽の出場でしたし、こちらは仕方のないところだったでしょう。

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