第102回(2026年)箱根駅伝区間エントリー発表&展望その2 ※予選会突破校

箱根駅伝の区間エントリーが昨日発表されました。公式区間エントリー(PDF)はこのようになっております。本日は箱根予選を突破した10校について大学ごとに区間配置を見ての感想を述べていきます。今回も当日変更は6人全員行うことが可能、1日に変更出来るのは4人となっていて、区間エントリーされた選手は補員との変更のみ可能です。故障や体調不良などは基本的に考慮せずに感想を述べていきます。

中央学院大学

近田④-市川③-長部②-三代田②-小川①
小松④-徳善②-黒谷④-林③-成川④


補員:坂本④、三角④、前原③、長友②、山中②、米田②


2区有力と思われていた近田が1区で市川が2区できましたね。市川の方が2区で計算出来るのであれば、この布陣も決して悪くはないと思います。誰が走っても正直2区は厳しい戦いになり得るので…3区長部も前回同じ下り基調の9区ということで納得ですし、4区三代田もエース候補として期待される選手、5区は1年を起用予定ということで小川なのも納得、少なくとも往路の当日変更は無いでしょうし、納得の往路です。


復路もこのまま当日変更が無さそうかな。6区小松は経験者で下りも安心ですし、8区黒谷、9区林と実力者を起用出来ています。強いていえば、7区、10区の当日変更があるかもしれないくらい…7区は前回走った坂本がいますし、スピードのある前原、米田にハーフで強い山中らもいますからね。往路で当日変更がなく、復路もあって7,10区だけというのであれば、ベストな布陣が組めていると言えそう。

順天堂大学

池間②-吉岡③-井上①-古川③-小林③
谷本②-村松③-野崎②-石岡④-大倉④


補員:石井③、林③、川原②、玉目②、永原②、山本②


2区は吉岡で来ましたね。私もエースに2区を託すのがベストだと思っています。3区井上、4区古川も納得なのですが…1区池間、5区小林がやや気になるところ。池間はスピード抜群ですが、箱根予選・全日本ともにエントリー外から1区を走るのか。補員には玉目、山本らがいますし、当日変更の可能性がありそう。5区も前回走った川原がいるのに小林なのか?走力を考えても小林が当日変更の可能性は低そうで、問題なければこのまま出場となりそう。


復路も6区は前回好走した林がいますが谷本がエントリー。こちらも6区候補と言われていますし、5,6区ともに出場争いを勝ち抜いての起用ならば良いのですが…林との当日変更もあり得ます。平地は9区石岡、10区大倉はそのままでしょうが、7,8区は伸び盛りとはいえ、さすがに当日変更となるのかなあ。5区がこのままだとすると、川原、玉目、永原、山本と平地を走るであろう選手が揃っていますからね。やや気になるエントリーではあり、当日変更が気になります。

山梨学院大学

平八重④-キピエゴ③-占部③-阿部②-弓削④
南葉③-傳法谷③-高橋②-平井③-田原③


補員:ムトゥク④、友村④、宮地③、和田③、大杉②、松岡②


1区平八重、2区キピエゴ、4区阿部、5区弓削はまさに順当。1区平八重、5区弓削は前回好走していますし、キピエゴは箱根予選全体トップ、阿部も日本人エースとして4区を希望していました。この4人がそのままエントリーされたとなると、気になるのが3区です。占部がエントリーされたとなると、このまま走るのかな?2年連続で往路を担う和田もいますが…3区は山梨学院大にとって最重要区間となりそう。


復路も6区は南葉できましたね。6区候補でしたし、納得です。ただ、平地はどの区間も当日変更があってもおかしくなさそう。3区占部のままでしたら、例えば7区和田というのはありそうですし、大杉も前回7区を走っている実力者ですからね。宮地、松岡らも含めて復路の平地を走れる選手は揃っていますし、往路が盤石に見えるだけに復路でどれだけ粘れるかというのは大事になってきます。

日本大学

山口彰③-キップケメイ③-後藤①-片桐③-鈴木④
滝澤④-石川②-山口月④-長澤②-大仲④


補員:冨田④、中澤④、天野③、高田③、山口聡③、橋本②


1区は山口彰できましたね。実力者の1人ですし順当です。2区キップケメイ、5区鈴木はもう順当すぎますが、その一方で3,4区はさすがに当日変更ということになりそう。例えば3区冨田、4区高田というような起用があり得るか。山口聡も往路を走ってもおかしくない選手です。ある程度順当に往路はエントリーされているように思えます。


復路は6区が滝澤ということで、このまま出場となりそう。まだ3大駅伝経験はありませんが、力のある選手ですし楽しみ。平地は10区大仲は順当として、7~9区はいずれも当日変更もあり得るかな。往路が冨田、高田だとすると、中澤、山口聡あたりは復路で出場しそうですし…7区山口聡、9区中澤なんて起用もあるのかな。特に違和感のあるエントリーでは無さそう。

東海大学

兵藤④-花岡④-平井②-南坂③-岩根②
水野②-鈴木④-ロホマン④-藤田③-中井④


補員:草刈④、竹割④、永本③、矢口③、中野②、松山優①


やはり1区兵藤、2区花岡で来ましたね。2年前も走っている布陣ですし、個人的には1区兵藤はもったいない派なのですが、出遅れ厳禁なのも納得です。4区南坂も主力の1人となると、気になるのは3,5区かな。5区は永本に任せたいという話もありましたが5区永本だとすると、3区がどうなるのか。平井も力のある選手ですし、このまま出場の可能性も十分あります。鈴木が7区にエントリーされているのを見ても、往路は永本だけの出場となりそう。


復路も6区水野は候補の中でも走力のある選手ですし順当、7区鈴木、8区ロホマンと力のある4年生が復路を担うのも頼もしい限り。特にロホマンはどうしても応援したくなってしまいます。2年前、そして前回の箱根予選の悔しさを晴らす走りを。9,10区は当日変更もあり得そうで…9区竹割、10区草刈というのもあるかな。その場合、7~10区が4年生になってしまいますが、それだけ4年生が6人出場となっても自然なほど力のある選手が揃っています。

東京農業大学

森本①-前田③-原田④-植月③-菅原昇④
梅原②-渡邉③-菅原匠②-菅野②-川上②


補員:小島④、深堀④、栗本③、生田②、井坂①、内田①


ついに2区前田ということで、どれだけ状態が上がっているのかは気になるところですがその走りに期待せずにはいられません。3区原田も順当ですが、1区森本、4区植月はこのままなのか…さすがに栗本、深堀といますので1区栗本、4区深堀とかのほうが安全ですが、チームとしても深堀は9区まで残したいところ。5区も菅原昇がこのまま上るのか当日変更があるのか。2,3区以外はまだちょっと読めないですし、このままだったとしても驚きはないです。


復路も6区梅原がこのままとなればそれはそれで楽しみです。走るとすれば6区しか無いと思っていましたが、下りとはいえスタミナが20km持つのか…復路も明らかに当日変更しそうな選手はいないんですよね。先述の通り、深堀が復路ならば7区か9区でしょうし、井坂も1年ながらまず出場すると思っています。小島も力がある選手なので、例えば7区小島、8区井坂、9区深堀のように3人変わっても変わらなくても驚きはなく…それだけ主力以外は戦力が拮抗しているということで、悪くないエントリーかな。

神奈川大学

上田②-宮本④-西坂④-平川③-三原③
大岩③-山本③-近藤②-花井③-志食④


補員:酒井④、阿部③、滝本③、新妻③、遠藤②、木村①


1区上田できましたね。現状、最も活躍している選手の1人ですし個人的にも楽しみです。2区宮本も前回経験していますし、エースが納得の起用。5区三原も神大が自信を持っている区間ということです。その一方で3区、4区は今年度の走りを見る限り当日変更の可能性が高そう…例えば3区酒井、4区新妻のような選手起用となれば往路はまさに狙い通りの布陣となります。


復路も6区大岩は兄の記録に挑戦したいと話していましたし、前回の悔しさを晴らす走りを。復路の平地も正直このままでも違和感は無いんですよね。7区山本、9区花井は伸び盛り、8区近藤、10区志食は箱根出場経験がありますし。滝本は出場する可能性が高そうですし、復路の平地でどこかに起用されそう。監督が事前に話していたような、かなり理想的な布陣が組めているのではないでしょうか。

大東文化大学

大濱②-棟方③-菅崎①-松浦②-上田①
石川③-中澤②-庄司③-キプロップ②-清水②


補員: 赤星④、入濱④、照井④、戸田④、鈴木①、日高①


1区大濱、2区棟方は前回と一緒の布陣ですね。前回は2区で苦戦しましたが、今回は1,2区で上手くスタートを切れるか。3区が菅崎というのはちょっと意外でしたが、往路候補の1人ということだったので、3区に起用出来る状態であれば楽しみです。入濱が往路を走るのであれば、3区ということになるでしょう。4区松浦、5区上田も予想通りですし、ここはそのまま走ることになるはず。往路は若い布陣となりそうですが、どれだけ勝負出来るか。


6区は戸田や鈴木の名前が挙がっていましたが、石川が走ることになるのかな?6区の争いも激しいですよね。7区中澤も順当で、9区はキプロップというのはやや意外でしたがこのまま任せられるのであれば頼もしい限り。入濱が復路だとすると、9区の可能性も…復路で他に当日変更があるとすれば10区かな。4年生だと赤星や照井が出場する可能性も…4年生も入濱以外に走ってほしいですね。3区がどうなるかだけ気になりますが、それ以外は順当なエントリーに見えます。

日本体育大学

樋村②-田島④-荻野②-水津①-浦上④
山上②-吉岡②-吉田③-永見②-大竹④


補員:平島④、二村④、山崎④、天瀬③、佐藤大②、夏見①


2区田島というのはやや予想外でしたが。平島か山崎だと思っていたので…5区浦上は間に合ったということでよいのかな。浦上が走れるかは大きく影響しますからね。3区荻野も今年度の走りを見る限りは往路で出場することになると思っていたので納得。となると1区平島、4区山崎ということになるのかな。3本柱+荻野+浦上が往路は理想だと思っていますが、田島2区だけ気になるところ。一番調子が良いとかならば安心ですが。


復路は6区は山上なのかな?誰が走ってもおかしくないですが、2年生が走ってくれるならばありがたい限り。往路が平島、山崎だとすると、二村、佐藤大、夏見と主力が復路にも残っているので…例えば7区夏見、9区二村、10区佐藤大というのもあり得るかな。箱根にまず出場するであろう選手が5人補員にいるのはやや気になりますね。全員出場となれば良いのですが。ベストな布陣が組めたとすると、3区荻野の走りが非常に大事になってきそう。

立教大学

向津①-馬場④-本宮②-伊藤③-木島③
野口③-小倉④-尾関①-森川②-鈴木②


補員:國安④、永井④、吉屋④、木代③、原田③、山下②


2区に馬場が入ってきました。監督も箱根は問題無いという話をしていましたし、このまま馬場が走ってくれるのであれば頼もしい限り。4区伊藤も全日本の起用を考えれば納得ですし、5区木島も適性があれば走力を見ても楽しみな存在です。前回は5区で大きく稼ぎましたが、どれだけ耐えられるか。1区と3区はさすがに当日変更となりそうで…例えば1区吉屋、3区國安という布陣がありそうかな。1区重視ならば逆ということも。馬場が2区を走れるのであれば、往路がグッと引き締まります。


復路は野口が6区ということで、原田は平地になるのかな。往路でも走れる選手ですが、下りに強いので往路の3区や復路の9区を走ってくれれば大きいです。7区小倉は前回も同区間を走っていますし、永井が当日変更で前回同様10区もあり得ます。木代、山下も出場する可能性は十分ですし、ちょっと補員が豪華すぎる気もしますが、箱根予選最下位通過からの巻き返しは十分有り得そう。

関東学生連合

川崎③-古橋③-大島④-大湊③-高橋③
山中③-秋吉④-横尾④-染谷④-佐野③


補員:本田M2、光安④、会田③、上山③、相川②、柿内②


今回はポイント制で区間配置と出場者を決めるという新しい試みでしたが…1~4区は筑波の川崎、駿河台の古橋、法政の大島、明治大湊という箱根にも2020年以降出場している大学のエースが揃っており、これは楽しみですね。少なくとも下位を走るような展開にはなりにくそう。5区高橋も含めて往路は十分勝負出来そうですね。総合10位前後を走れるような展開にもっていってくれれば。


復路も7区秋吉、8区横尾など実力者が揃っていますし、このまま当日変更は無さそうかなあ。5区高橋以外は1万mで28分台のベストを持つ選手が9区間揃っているのも強力です。唯一、補員で出場が有力だと思っていた専修の上山がいるのは気になるのですが…これだけ当日変更が無さそうな区間配置となると、何かしら出場出来ない原因があって補員のままなのかなとも思ってしまいます。ルール変更もありましたし、ここ数年では最も強力な布陣で勝負出来そうなのが楽しみです。

箱根の順位予想区間配置予想の投票を受けてけています。投票をお待ちしております~

※1人1票でお願いします。