第102回(2026年)箱根駅伝 早稲田大学 区間配置予想

本日は早稲田大学について、区間配置予想及び戦力分析をしていきます。前回の箱根は特に5,6区という山での快走や大事な区間をしっかりと抑え、3位まで10秒差の4位と2018年の箱根で3位に入って以来となる3大駅伝での4位でした。今年度の出雲では最終区まで優勝争いに加わる走りで2位、こちらは2016年の全日本で2位になって以来の好順位でした。全日本は主力を複数欠いたことが響いたものの、それでも新戦力の台頭に工藤の8区日本人最高タイムの走りもあって5位は確保しました。エントリーメンバー箱根成績(直近5年)はこのようになっています。

出雲・全日本に出場した選手は全員がエントリー、故障で全日本を回避した佐々木もしっかりとエントリーされています。また、コンディションが気になっていた山口竣は本人曰く5割程度、監督の評価はもっと高いようですが少なくとも箱根出場には問題無さそうで一安心。全日本に出場しておらず、前回6区5位と快走した山崎も順当にメンバー入りを果たしています。


その一方で主力の中で唯一外れてしまったのが、前回4区8位で走っている長屋、今年度は全然姿を見せていませんでしたし、仕方のないエントリー漏れですが、往路を1桁で走った選手がいないのはやはり痛いです。全日本にエントリーされた16人中15人が一緒で1年の山田が唯一外れた一方で武田が3大駅伝初エントリーとなっています。現状のベストなエントリーと言って良いでしょう。そんな早稲田大学の区間配置予想は以下の通りです。

区間配置予想

間瀬田④ー山口智④ー鈴木①ー山口竣②ー工藤③
山崎③ー佐々木①ー宮岡④ー吉倉②ー伊藤④

~往路~

1区は間瀬田、全日本、箱根にこれまで7度出場してその全てで1区を走っているという全大学で最も1区の経験値がある選手、さらに前回の箱根で1区4位、今年の全日本で1区2位で走っていることを考えると…もうリスクを背負って他の選手を起用することは無いでしょう。安心・安全のスターターです。


2区は山口智、こちらも2年連続で担っているチームのエースであり、本人も2区を走る気満々のようですから、3年連続のエース区間となるのではないでしょうか。前回は区間12位も2年前は区間4位で走っていますし、2年前を超える走りを期待。


3区は鈴木、出雲3区、全日本2区と1年にしてエース区間で活躍を見せる姿は、さすが都大路で1区区間賞を勝ち取った選手。近いうちに箱根2区で見てみたいですが、今年度は2区を任せられる選手がいますし、ならばそのスピードを活かしつつ重用区間である3区が良さそう。


4区は山口竣、ここが一番悩ましいところですね…出雲・全日本を故障で回避していますが、箱根は間に合うのか。間に合ったとして往路で前回のような走り(3区3位)が出来るコンディションで臨めるのか…ただ、長屋もいないだけに往路を走ってくれないとチームとしてもやや苦しいだけに、問題無いと期待して4区としました。


5区は工藤、ここはもう語るまでも無いでしょう。前回5区2位、2025年はハーフの距離で圧倒的な強さを見せ続けました。早稲田が最も他大に対してアドバンテージを取れる区間であり、区間新&68分台への期待は高まるばかりです。

~復路~

6区は山崎、前回は区間5位と素晴らしい走りを見せました。今年度はあまり姿を見せていませんが、本人も前回以上の走りをしたいと意欲を見せていますし、2年連続で山は同じ2人が走ることになるのでは。6区も早大にとって強みとなる区間です。


7区は佐々木、こちらもまた悩ましいのですが…佐々木も万全であれば往路を走ってもおかしくない選手なんですよね。ただ、今年度は故障も多かったので未知数な部分もあり…それでもやはり高校時代は鈴木に負けない活躍を見せていた選手ですし、せめて復路ならばということで7区としています。


8区は宮岡、これまで箱根は1年時からエントリーも出場にあと一歩届かずという状況でしたが…今年度は全日本で3大駅伝初出場、箱根でも復路での出場が有力視されています。8,9区あたりになるかとは思うのですが、本人は8区希望ということもあって8区としました。


9区は吉倉、今年度は出雲1区、全日本4区ともに出場を果たし、さらにハーフでもしっかりとタイムを出してきました。山口竣も佐々木も往路が無理ならば吉倉が走るのでは?と期待したくなる走りを見せていますし、復路ならば9区も任せられるのでは。


10区は伊藤、上尾ハーフでは見事な走りを見せて箱根出場を猛アピール、10区は叩き上げの選手が起用されることも多い区間ですし、今年度当てはまるのは伊藤になるかなと。最初で最後の箱根での快走を見せて欲しいです。

~展望~

1,2,5区を間瀬田、山口智、工藤が担い、3,4区のどちらかを鈴木が走るのはかなり有力視されているだけに…気になるのは残る往路の1区間ですよね。今回は4区山口竣としましたが、誰がどんな走りを見せるかというのは、往路優勝から逃げ切って総合優勝を狙う早稲田に取って非常に大事になってきます。前回往路で好走している山口竣が箱根には万全の状態で臨んでくれるのが理想ですが果たして…


ベストな布陣が組めれば1~6区までは本当に穴がないですし、6区終了時でも先頭に立っていてもおかしくないんですよね。そうなると、次に大事になってくるのは7~10区を走る選手たち。伊藤、吉倉、小平、堀野がいずれも上尾ハーフで62分30秒切りで走っており、今回は外して予想しましたが小平は全日本でも悪くない走りを見せていますし、堀野は全日本で主要区間の3区に抜擢されるほどですからね。今年度の早稲田は10人ギリギリではなく、復路も調子の良い選手を起用出来る選手層があります。


駅伝は先頭を走るチームが有利となりますし、早稲田が最後まで先頭をキープしても驚きはありません。もちろん、気になるところもあります。早稲田としては選手層は厚くなってきたと思いますが、それでも他大の優勝候補と言われる大学と比べれば薄いのは事実、往路だけではなく7区以降も耐えるだけではなく稼ぐ区間を作れるかは大事になってきます。また、箱根の経験という点では、前回7~10区を走ったのが4年生ということもあり、長屋のエントリー漏れもあって箱根経験者は5人しかいません。


出雲・全日本で何人も3大駅伝の経験を新たに積めたのは良かったですが、それでも箱根はまた別物ですからね…箱根初出場の選手が持てる力を発揮出来るかというとどうしても未知数な部分はあるかな。ただ、出雲で2位に入ったことや主要区間に好走経験者を有していることもあって優勝は現実的な目標になってきていますよね。3冠を達成して以来、3大駅伝で勝てていないですが…今回はこのチャンスをしっかりとものにして、15年ぶりの優勝を果たして欲しいです。

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