第102回(2026年)箱根駅伝エントリー発表&感想
本日、箱根駅伝のエントリーが発表されました。パット見た感じだと、比較的順当なエントリーの大学が多そうかな。エース級や確実に10人に入りそうな選手のエントリー漏れは少なそうに思えます。。公式エントリー(PDF)はこのようになっております。全20大学+関東学生連合に対し、エントリーを見ての感想を簡単に述べていきます。順位予想、区間配置予想も早速受けつけていますので、皆さんの予想も教えて下さい。
4年:荒巻、宇田川、朝日、佐藤有、塩出
3年:鳥井、中村、平松
2年:飯田、遠藤、小河原、折田、佐藤愛
1年:石川、上野山、松田
全日本以降の走りを見れば比較的順当なエントリーということになるかな。世田谷ハーフやMARCH対抗で結果を残した選手がしっかりとエントリーされています。エースの朝日を筆頭に折田、宇田川、飯田、佐藤愛と27分台ランナー5人が揃っています。その一方でトラックシーズンに活躍を見せていた安島や黒田然、出雲に出場した神邑、全日本に出場した椙山は外れてしまいました。安島や黒田然は主力となることを期待しているのですが…選手層は何も問題無いだけに、前年度まで頼りになりすぎる4年生が担っていた3~6区でどんな走りを見せるかが3連覇出来るかに直結しそう。
4年:伊藤、帰山、圭汰、森重、山川
3年:植阪、小山、新谷、村上、海晴
2年:桑田、坂口、菅谷、谷中
1年:篠、凜太
圭汰、山川、帰山、伊藤ら4年生に桑田、谷中ら主力はしっかりとエントリー、明確に箱根10人に入るであろう選手のエントリー漏れはありませんでした。その一方で出雲・全日本経験者である島子が2年連続で外れてしまうことに。また、世田谷ハーフを走った橋本、颯太らルーキーも揃って外れた一方でハーフを走っていない篠、凜太というルーキー2人がメンバー入りとなりました。往路も山も復路も大きな不安は無いですし、区間配置がハマれば3年ぶりの箱根優勝も見えてきそう。
4年:青木、上原、嘉数、高山
3年:後村、辻原、永田、野中、吉田
2年:浅野、飯國、岡村、尾熊、鼻野木
1年:高石、野田
優勝候補と言われる中では最も完璧なエントリーなのがこの國學院大學なのでは。青木、上原、辻原、野中とエース格はもちろん揃っており、1万の持ちタイムトップ10がそのまま揃っています。嘉数、後村らも戻ってきていますし、2年生が浅野、飯國、尾熊ら全日本メンバーを含め、3年と同じ最多5人がエントリー。ルーキーも高石、野田と実力者2人が入ってきて盤石。明確に10人に入りそうな選手どころか16人に入りそうな選手も全員入ってきているのでは。悲願の初優勝に向けて、まずは理想的なエントリーです。
4年:伊藤、間瀬田、宮岡、山口智
3年:工藤、小平、武田、宮本、山崎
2年:瀬間、山口竣、吉倉
1年:佐々木、鈴木、多田、堀野
選手名鑑にも無かったので仕方ないと思っていましたが、やはり長屋はいないですね。前回4区8位と往路を走った実力者がいないのは痛いですが…その一方で全日本を走っていない山崎、山口竣、佐々木の3人は順当にメンバー入り、ここが万全かどうかは早稲田の成績を大きく左右しそう。全日本エントリーメンバーからだと、山田が外れて武田が初のメンバー入りということに。1年が4人というのは大東大と並んで最多タイということに。山口智、鈴木、工藤らを中心にまずは往路優勝を狙っていきたいところです。
4年:折居、白川、溜池、駿恭、吉中
3年:佐藤蓮、柴田、藤田、本間
2年:岡田、佐藤大、七枝、並川
1年:辻、濱口、三宅
岡田、藤田、駿恭、本間、溜池、濱口と27分台ランナー7人を含む1万mの持ちタイムがトップ10の選手は全員エントリーされています。各学年から3~5人エントリーと学年バランスも良いです。主力もしっかりとエントリーされていて、吉中も戻ってきたのは嬉しいです。強いて言えば、世田谷ハーフで好走していた鈴木、全日本予選で好走し、1万、ハーフともにタイムを伸ばしている田原が外れたのがちょっと気になるくらいかな。かといって、今の16人から誰を外す?と言われると悩ましいくらい選手層が充実しているのですが。30年ぶりの箱根優勝に向けて期待は高まるばかりです。
4年:岩田、大沼、キムタイ、小早川、斎藤、桜井、鈴木、山中
3年:小田、河野世、熊井、柴田、中島
2年:小林、三宅、村木
1年:なし
4年生の主力は箱根には間に合う見込みという話でしたが…桜井、鈴木、山中らが揃ってエントリーされたのは大きいです。1万で持ちタイムトップ12が全員エントリーされるということに。桜井は前回9区区間賞の実力者、鈴木は往路も走れる選手ですし、山中も主将として最初で最後の箱根に賭ける思いは強いでしょう。最多8人が揃う4年生がいずれも万全なのであれば、シード争いよりもさらに上の争いに加わることも十分可能そう。1年生が0人なのはちょっと寂しいですが、それだけ上級生の充実ぶりを感じます。全日本でシードにあと一歩届かなかった9位からの巻き返しに期待。
4年:石丸惇、黒木、竹田、野沢
3年:織橋、小池、齊藤大、篠原、ムチーニ、根上
2年:有馬、石丸修、榎木、ムトゥク、山口
1年:衣川
創価も1万の持ちタイムトップ10は全員エントリー、全日本を回避した黒木も入っていますし、前回1区を走った齊藤が戻ってきたのも大きいです。その一方で2年連続6区を走っており、2年前は6区3位だった川上は外れてしまうことに。5,6区の経験者がいるのが創価の強みの1つでしたが、山を誰が走るのかも注目です。他はムチーニ、小池、山口、石丸惇、野沢ら往路候補の選手がしっかりと揃っています。全日本ではやや苦しみながらも7位でシード権を確保、この順位からどれだけ上げていけるか。
4年:大平、大村、川内、菅野、中山、前田
3年:ベット、久保遼、菱田、エティーリ
2年:古賀、小柴、政
1年:荒谷、久保茉、佐藤
東京国際もほぼ盤石のエントリーと言って良いかな。留学生はベット、エティーリと揃い、菅野、小柴ら日本人エース格が揃います。出雲ではアクシデントのあった川内も無事にエントリー、大村、中山ら箱根を経験している4年生にかかる期待は大きいです。1年は出雲でメンバー入りした佐藤に荒谷、久保茉と3人入ってきたのはやや意外だったかも。2年生は古賀、小柴、政といういつもの3人という印象…小柴以外の3大駅伝デビューも待たれます。エントリーは問題無さそうですが、やはり総合力となるとシード校の中では厳しそうかな。
4年:網本、緒方、岸本遼、西村
3年:薄根、久保田、倉本、馬場大、濱中
2年:内堀、陣内、松井、宮崎、迎
1年:小野、木村
監督も間に合ってくれれば大きいと離していた岸本遼がまずはエントリー、今年度レースに出ていませんが箱根に出場するのかは注目です。さすがに往路は厳しいと思っているのですが…1万で28分台をマークした田中や出雲を走った馬場アは残念ながら外れてしまいましたが、他は4年の緒方、西村、2年の松井、宮崎、迎ら主力が順当にメンバー入りを果たしています。上尾ハーフを見る限りはだいぶ戦力も充実してきているようですし、前回は主力を複数欠いて苦戦しましたが、ベストに近い布陣で臨めれば連続シードも十分に狙えそう。
4年:尾崎、柴戸、島田、藤本、鎗田
3年:浅川、浅野、大西、楠岡、谷口、原、廣田
2年:小林、斎藤、佐藤、松井
1年:なし
こちらも盤石のエントリーと言ってよいでしょう。1年は上尾ーハーフで良かった雪田は入るかと思いましたがメンバー外で0人、それだけ2年生以上が充実しているということですね。主力以外は最低でも1万で28分台、ハーフで62分台を出さないとエントリー出来ないほどのハイレベルさです。エースの楠岡、島田を筆頭に全日本出場メンバーも揃っていますし、前回6区4位の廣田もしっかりと入っています。5区をどうするのかは気になるところですが…5強と言われる大学以外で5位以内に入るとすれば帝京が最も可能性が高そう。
4年:黒谷、小松、近田、坂本、成川、三角
3年:市川、林、前原
2年:長谷部、徳善、長友、三代田、山中、米田
1年:小川
1万でチーム2番手の日数谷は外れてしまいましたが、上尾ハーフでは苦戦しただけに仕方ない部分もあるかな。復活が期待された稲見も箱根には間に合わず…今年度ハーフで結果を残している選手がエントリーされてきた印象です。近田、市川らエース格に三代田、長部ら活躍が期待される2年生も揃っており、2年生は最多の6人入ってきました。復路を戦える選手は揃ってきているだけに、2区候補の近田を筆頭に後は往路でどれだけシードを争う大学と勝負出来るかですね。
4年:石岡、大倉
3年:石井、小林、林、古川、村松、吉岡
2年:池間、川原、谷本、玉目、永原、野崎、山本
1年:井上
4年生のエントリーは2人だけ、今年度の走りを見る限りは仕方ない部分もありますが、村尾、森本、氷見と箱根出場経験のある選手が揃って外れてしまうことに。今年度飛躍を遂げていた山崎もいませんね。1年もエース候補の井上のみということで、それだけ2,3年生が充実しているということでしょう。2年は池間も戻ってきて、玉目、山本、川原、永原らが揃う学年となっています。予選会校のほとんどがシードを目標と定めている中で、順大は5位と高い目標にしています。前回11位であと一歩届かなかったシード権だけではなく、さらにその上で勝負出来るか。
4年:ムトゥク、友村、平八重、弓削
3年:占部、田原、傳法谷、南葉、平井、キピエゴ、宮地、和田
2年:阿部紘、大杉、高橋、松岡
1年:なし
全体的に主力のエントリー漏れは無かったかな。留学生はムトゥク、キピエゴの両選手がエントリー、監督はキピエゴを2区で起用する予定ということですが、何かあったとしても盤石です。3年生は最多8人がエントリー、主力の和田に傳法谷、田原らタイムを伸ばしてきた選手も入ってきています。特に駅伝シーズンでタイムを伸ばした選手が多いかな。5区で実績のある4年の弓削もしっかりと入ってきました。2,5区は計算出来るとすると…平八重や阿部紘らが担うであろう往路の平地の走りがシード争いに加わるには非常に大事になってきます。
4年:大仲、鈴木、滝澤、冨田、中澤、山口月
3年:天野、片桐、キップケメイ、高田、山口彰、山口聡
2年:石川、長澤、橋本
1年:後藤
ほぼ盤石なエントリーと言ってよいのでは。キップケメイに冨田、高田、鈴木ら主力はもちろん、上尾ハーフや1万mの記録会にも多く出場しており、そこで好走した選手が揃っています。1万で28分台だと小路、菅原が外れていますが、今年度を見れば仕方ないですし…その一方で飛躍を遂げている2年の石川、1年の後藤らがメンバー入り、中澤以外は全員1万で29分を切っていますからね。その中澤も箱根予選でチーム2番手の実力者ですし。後は、持ちタイムを伸ばした選手たちが箱根でどれだけ力を発揮することが出来るか。
4年:草刈、鈴木、竹割、中井、花岡、兵藤、ロホマン
3年:永本、藤田、南坂、矢口
2年:岩根、中野、平井、水野
1年:松山優
駅伝シーズンに全然姿を見せていないので仕方ないですが、檜垣はやはり外れてしまいました。また、箱根予選を走った可児や佐野らも外れています。4年生が最多の7人エントリー、花岡、兵藤、鈴木らエース格が揃います。駅伝シーズンにタイムを伸ばしてきた藤田もメンバー入りを勝ち取りました。1年は全日本に出場した松山優のみですが、こちらも順当ではあります。主力が4年生に揃うだけに、ここで是非ともシード返り咲きを果たしたいところです。往路も勝負出来そうなのはエースが揃う東海の魅力ですし、そうなると鍵は山になるかな。
4年:小島、菅原昇、原田、深堀
3年:植月、栗本、前田、渡邉有
2年:生田、梅原、川上、菅野、菅原匠
1年:井坂、内田、森本
箱根出場経験のある圓谷は予想はされましたが外れてしまうことに。箱根予選に出場した松江、磯も外れています。その一方で大エースの前田に深堀、原田、栗本ら主力はしっかりとメンバー入りを果たしています。ルーキーも井坂、内田、森本と即戦力として期待されたメンバーがそのまま16人に入ってきているのが良いですね。留学生のいない予選会校はどうしても2区で苦戦しやすいですが、前田がいるのは何よりも大きく、2年前は故障明けでしたが万全の状態で臨んでほしいところ。いきなりシード争いはまだ難しいと思っていますが、2年前によりも遥かに期待出来そう。
4年:酒井、志食、西坂、宮本
3年:阿部、大岩、滝本、新妻、花井、平川、三原、山本
2年:上田、遠藤、近藤
1年:木村
ある程度順当なエントリーと言えそうかな。3年生が最多となる8人エントリー、新妻、滝本、三原、大岩ら箱根経験者が揃っています。4年生は4人ですがエース格の宮本、酒井にロードに強い志食、西坂と前回の箱根出場者4人が揃い、3年に負けじと存在感を放っています。持ちタイム上位では高潮が外れていますが、駅伝シーズンを見れば仕方ないですし…1年のエントリーは難しいかと思っていましたが木村が唯一のメンバー入り、この経験を活かしていってほしいです。復路はある程度戦えそうに見えますが、前回苦しんだ往路でどれだけ勝負出来るか。
4年:赤星、入濱、照井、戸田
3年:石川、庄司、棟方
2年:キプロップ、大濱、清水、中澤、松浦
1年:上田、菅崎、鈴木、日高
入濱以外は3大駅伝・予選会に出場した選手がいない4年生ですが、赤星、照井、戸田とエントリー。最初で最後の箱根出場なるかも気になるところ。その一方で3年生が3人のみのエントリーということで、藤原、宮倉ら箱根予選出場メンバーが外れてしまいました。留学生のキプロップが2年連続のエントリーですが、初の箱根出場なるかも注目。2年生は大濱、中澤、松浦も含め留学生以外も主力が揃っています。1年も全大学最多タイとなる4人がエントリー、全日本にも菅崎、鈴木、上田と3人出場していますし、楽しみな選手が揃います。8位通過とはいえ箱根予選校では上位の力があると思いますが、シード争いにまで絡んでこれるか。
4年:浦上、大竹、田島、平島、二村、山崎
3年:天瀬、吉田
2年:荻野、佐藤、永見、樋村、山上、吉岡
1年:水津、夏見
最も気になっていた前回5区を走った浦上はエントリーされていて一安心。2年連続で5区を担ってくれればチームに取って大きいです。田島、平島、山崎というトリプルエースの4年生に3年の吉田、2年の荻野、1年の夏見と各学年のエース格も揃っています。4年生が最多の6人は順当ですが、2年生も6人入ってきたのにはびっくり。いずれも1万でタイムを伸ばしている選手ばかりで4年生が抜けた来年度の中心学年となってくれそう。予選会校の中で最も往路の戦力が充実しているのは日体大だと思うので…エースが役割を果たしてくれればシード圏内で往路は終えられるでしょうし、復路勝負に持ち込めそう。
4年:小倉、國安、永井、馬場、吉屋
3年:伊藤、木代、木島、野口、原田
2年:鈴木、本宮、森川、山下
1年:尾関、向津
エースの馬場は無事にエントリー、箱根は問題無いという話でしたが2区で再びの快走を見せられるか。箱根予選に出場した田丸、浮邉は外れてしまいましたが、いずれもチーム11番手以降ということで仕方ないかな。11番手以降の選手は比較的外れやすい傾向にある気が。國安、永井、吉屋、原田、野口ら主力はエントリーされていますし、1年も向津、尾関と2人入ってきたのは良いですね。箱根予選、全日本と苦戦が続いていますが、箱根予選最下位通過からどこまで上っていけるか。
M2:本多
4年:秋吉、大島、染谷、光安、横尾
3年:会田、上山、大湊、川崎、佐野、高橋、古橋、山中
2年:相川、垣内
1年:なし
例年と異なり、箱根予選で大学順位が11~20位の大学は本日発表となりました。法政の大島、明治の大湊、専修の上山、駿河台の古橋など実力者がズラッと揃っています。3年生が最多となる8人の一方で2年は2人、1年は0人ということで学生連合はどうしても上級生中心になりますね。これまでと異なる選出方法や2度出場出来るようになったわけですし、どうしても下位に沈むことが多くなっていますが、箱根出場校相手に見せ場を作って欲しいです。