2016年度 4年生特集 ~神奈川大学~
本日は神奈川大学の4年生について、在学中での走りを振り返っていきます。4年間順風満帆だった選手はおらず、箱根には2回出場した選手が最高ですが、この学年が1人も箱根を走らないということは無かったですし、4年時はチームが久しぶりのシード獲得、それも5位という会心の結果に大きく貢献しました。
名前 | 5千ベスト | 1万ベスト | ハーフ換算 |
---|---|---|---|
東 瑞基 | 14:34.53 | 29:03.60 | 01:04:05* |
中平 英志 | 14:24.50 | 29:21.78 | 01:03:53* |
中神 恒也 | 14:34.99 | 29:39.27 | 01:04:24* |
朝倉 健太 | 14:30.59 | 29:49.51 | 01:04:16 |
石橋 健 | 14:30.91 | 30:07.74 | 01:04:31* |
松浦 大志 | 14:06.83 | 30:13.71 | 01:06:30 |
服部 賢志 | 14:27.88 | 30:56.46 |
東 瑞基・・・高校べストは14分34秒、結局4年間でこのベストが更新できなかったんですよね。記録を狙うチャンスが無かっただけではありますが…1年の箱根予選から出場し、77位と上々の走りを見せています。しかし、箱根では6区を任されて最下位、悔しすぎる箱根デビューとなりました。
2年時、全日本予選で2組22位とまずまずの走り、箱根予選では44位とさらに順位を上げてきました。しかし、最長区間の8区に抜擢された全日本では区間13位と苦しい走りに…本当に苦しんだのはここからでした。箱根はエントリー止まり、3年時は故障に悩まされ、3大駅伝・予選会にエントリーさえされませんでした。
しかし4年の箱根予選で65位としっかりと結果を残し復活、1万mのベストも29分3秒まで伸ばしてくることに。最後の箱根では準エース区間の4区を8位と初の一桁順位で走り、シード獲得に貢献、有終の美を飾りました。
中平 英志・・・高校ベストは14分43秒、2年時に14分24秒と大学ベストとなるタイムをマークしていいます。台頭してきたのは3年時、箱根予選で38位と快走を見せると、箱根でも7区8位と上々の3大駅伝デビューを飾りました。
4年時、箱根予選はエントリーだけでしたが、1万mで29分21秒と大学ベストを叩き出すと、箱根では2年連続の7区で4位とさらに上回る走り、3大駅伝・予選会は3度とやや回数は少なかったですが、その全てで結果を残す素晴らしい走りでした。
中神 恒也・・・高校ベストは14分34秒、東と同様にこちらも4年間、ベストを更新することは出来ていません。しかし、1年の箱根予選に出場し、134位で走っています。2年の箱根予選は157位とこれまたもう一歩という結果でしたが…1万mで大学ベストとなる29分39秒をマークすると、箱根にも出場し10区11位で走っています。
3年時は故障に泣かされて3大駅伝・予選会のいずれも出場することは出来ず…しかし4年時、全日本予選で1組3位と好走、復活を果たすと箱根予選も57位と過去最高の成績、2年ぶりの箱根は10区15位と前回よりも順位を下げてしまいましたが、総合5位でのゴールテープを切りました。
朝倉 健太・・・高校ベストは14分37秒、2年の学生ハーフで64分16秒のベストをマークして頭角を現すと、3年の箱根予選で出場を果たすことに。しかし、ここでチーム最下位の234位…そしてこれが最初で最後の出場となってしまうことに。
3年の全日本、箱根、4年の全日本予選、箱根にエントリーされましたが、出場は叶いませんでした。5000mのベストは3年時にマークした14分30秒、1万mは4年時に29分49秒まで伸ばし、3大駅伝出場を果たしてもおかしくはなかったのですが…
石橋 健・・・高校ベストは14分49秒ながら、1年の箱根予選に出場、しかしここでチーム最下位の177位に沈むことに。その後は1万mで大学ベストとなる30分7秒をマークし、箱根にも出場を果たしましたが、ここでも8区で最下位、苦しい1年間となりました。
2年時、箱根予選で76位と前年度を100位も上回る走り、そのまま全日本出場を果たしますが、ここで6区13位とこれまたもう一歩という結果に…3年時に5000mのベストとなる14分30秒をマークしたものの、箱根予選は過去ワーストとなる183位で全日本、箱根はエントリー止まりに…4年時はいずれもエントリーさえされることはなく、2年の箱根予選以外は苦しい走りが続くこととなりました。
松浦 大志・・・高校ベストは14分38秒、3年時に1万mで30分13秒のベストをマークすると、全日本に7区で出場を果たすことに。しかし、ここでは区間15位に沈み、ほろ苦い3大駅伝デビュー戦となりました。4年時は5000mで14分6秒、14分8秒と14分1桁を2度マークする好走。
しかし、ハーフベストは66分30秒に留まったこともあり、3年の全日本以外は3大駅伝・予選会ともにエントリーもされることはありませんでした。出雲に出場出来ていれば、出番もあったかもしれませんが、長い距離ではちょっと厳しかったですね。
服部 賢志・・・高校ベストは14分29秒、この学年ではNo.1の持ちタイムでトップ10に入ることもありました。しかし、5000mのベストは2年時にマークした14分27秒、1万mは4年時の30分56秒止まり、ハーフの距離も走ることはなく、3大駅伝・予選会のいずれもエントリーはされないという残念な結果に終わってしまいました。。。