順天堂大学~2013年度戦力分析~
続いては順天堂大学について・・・最も4年生の卒業による戦力ダウンが大きいチームかと思いますが・・・持ちタイムはこのようになっております。新2~4年生について戦力分析していきます。なお、先日の順天堂大学の記録会において、自己ベストを出した選手はその持ちタイムも反映しております。前々から気になっていましたが、持ちタイムを更新しても、どれが更新されたのか視覚的にわからないですよね…色を赤くしたりとかそのうち対応したいと思います。
4年生について・・・先日の箱根では2区を走り、持ちタイムも28分台を持つ小澤がチームの中心になるかなと思います。駅伝での実績はやや乏しいですが、最終学年として結果を残して欲しいです。問題は小澤以外の4年生ですね。。。次に候補に上がるのは岩崎、狩野といったところだとは思いますが、二人共安定感に欠けるところがあり、3大駅伝での出場はなく、1年生の時に箱根予選を走ったのみ・・・しかし、今の選手層を考えれば、二人共に全日本予選、箱根と出てきてもらわなくては困る選手、4年生の奮起に期待です。
3年生について・・・1年生で28分台のタイムを出し、2年連続で箱根9区を任されてしっかりと走った松村優、2年連続で箱根5区を任された西郷がこの学年の中心です。松村優が1年時と比べると、2年時がやや物足りなかったのが気になりますが、上級生になって今まで以上にかかる期待も大きくなりますし、結果を残していって欲しいです。西郷は逆に1年→2年で明らかに成長が見て取れ、出雲はアンカーを任されましたし、箱根5区もしっかりと走りました。
そんな二人に続きたいのが、的野、松村和です。的野はポテンシャルは間違いなく高いのですが、いかんせん怪我が多い。。。2012年度は一度も3大駅伝を走れませんでしたしね。松村和はハーフ3分台を持ちながら、凡走をすることも多く、比較的安定している優樹と比べるとちょっと使いにくいのかな。。。しかーし、とにかく今年の順天堂は選手層が薄い!!二人とも走ってくれないと困ります。復活 & 成長に期待したいです。
2年生について・・・1年で出雲・箱根に出場した松枝がこの学年の中心です。先日の順天堂大記録会でも自己ベストを更新しており、波に乗っている選手という印象です。次に続くのがなかなか・・・強いていえば稲田になるかなあ?1万m29分台ですが、ハーフはまだ6分台・・・まだ自信をもって戦力とは呼べない状況です。3,4年生に比べると層が薄いですが、せめて松枝以外にもう一人は戦力として出てきて欲しいところ。
うーん、分析をすればするほど、今年の順天堂はやばそうな印象です。今年戦力になってくれなきゃ困るという選手を入れてようやく10人揃うといった感じですからね。それだけに、箱根のシード権を獲得しているのは大きいです。必然的に出雲の出場権もありますので、経験を積ませることもできますしね。唯一全日本は予選からの出場になりますが、ちょっと厳しいかな?3,4組は他大学とも対等に戦えそうですが、1,2組が弱い印象が・・・ここをしっかりと走れる選手が出てくれば、十分に突破も考えられると思います。