気になる新入生その1(2026/01/31時点で公式発表有) ~大東文化大学、神奈川大学~

すでに大学から公式に来年度の新入生が発表されている大学において、気になる大学を何回か取り上げてみます。私は基本的に高校生は追っていないので、あまり詳しくはないですが…個人的には持ちタイムももちろん大事な指標ですが、都大路での成績を最も重視しています。都道府県対抗は都大路に出場していない選手の場合は重視しているものの、都大路で結果を残した選手が都道府県対抗は奮わなかったとしても、それは気にしなくても良いかなと思っています。


今年度の高3は13分台のベストを持つ選手は多い一方で14分1桁のベストを持つ選手は相対的に少なめなんですよね。13分台を複数取れるような大学は良いですが、そうでない場合は14分10秒台の選手というのも一つ大事になってくるかも。箱根でシードに届かなかった大学で気になったのは、大東文化大学と神奈川大学の2校ですので、こちらを見ていきます。まずは大東大の新入生から。

No.氏名高校5千ベスト
1若林 司仙台育英13:51.30
2近江 亮仙台育英13:56.91
3嶋岡 希豊川14:16.92
4菅井 涼司川崎橘14:19.26
5杉本 拓海那覇西14:27.17
6稲垣 瑛心稲生14:28.67
7宮野 丞九国大附14:39.46
8坂尻 宗隆水城14:40.26
9小野 玲央日本文理14:42.94
10永井 愛都旭丘14:47.70
大東文化大学

真名子監督がかつて監督をしていた仙台育英から若林、近江と13分台ランナーを2人まとめて獲得することに。仙台育英の3年生は13分台かつ実績も豊富な選手が揃う魅力的な学年ですが、そこから2人というのは凄いですね。若林は都大路で2年時に6区5位、3年時に7区で区間賞、都道府県対抗では2年時に4区8位、3年時に4区2位といわゆる都大路の長距離区間である1,3,4区、都道府県対抗の1,5区こそ走っていませんが、いずれも1桁順位と安定しており、3年時には区間賞と区間2位という実績は頼もしい限り。即戦力として活躍が期待されます。


近江は都大路で2年時に1区14位、転倒がありさらに靴紐が切れるアクシデントもあり、非常に悔しい走りとなりましたが…都道府県対抗では1区2位の快走、3年時は故障に苦しんだものの、都大路では4区区間賞を獲得とこちらは長距離区間での実績が抜群です。こちらも即戦力どころかいきなりエース級の活躍も期待されます。箱根では2年連続で19位と不本意な結果が続いているチームにとって、2人は頼もしすぎる存在となりそう。


嶋岡は都大路で2年時に6区7位、3年時に6区11位とチームとしては4番手の選手が走ることの多い6区を2年連続で担っています。都道府県対抗は出場していませんが、都大路で好走しているのは魅力。菅井が14分19秒のベストで14分10秒台も2人、杉本は都道府県対抗で2年時に4区41位、3年時に1区34位で走っていますし、14分27秒の持ちタイム以上の力はありそう。稲垣は都大路で2年時は2区56位と苦戦も3年時は7区7位と成長を見せていますし、14分20秒台のベストを持つ2人も楽しみな存在です。


7番手のベストは14分39秒と少しタイム差が空いていますが、坂尻は3年の都大路で4区30位と長距離区間を担っていますね。仙台育英の2人が持ちタイムでも実績でも抜けていますが、2人以外にも楽しみな選手が揃っている魅力的な新入生となっていそう。

No.氏名高校5千ベスト
1新妻 昂己西脇工業14:04.20
2北村 海智倉敷14:06.56
3小田垣 茉周伊賀白鳳14:18.10
4加藤 結羽佐久長聖14:19.62
5藤田 慶太清風14:19.95
6高橋 功平鳥栖工業14:23.13
7豊川 滉大大分東明14:23.54
8佐藤 柊斗学法石川14:23.85
9梅木 新太松山商業14:24.02
10鈴木 富大愛知14:30.90
11小林 歩夢市立船橋14:30.99
12山崎 碧葉豊田大谷14:32.71
13山崎 寿和西脇工業14:35.25
14由井 蓮つるぎ14:36.49
神奈川大学

普段のスカウトはそこまで良いとは言えない神奈川大学なのですが、今回は13分台のベストを持つ選手こそいないものの、楽しみな選手が何人もいます。新妻昂はどうしても双子の遼己に注目が集まっており、2年の都大路こそ2区19位も3年時には3区6位と好走、都道府県対抗でも4区区間賞と3年時に飛躍を遂げました。3つ上の兄である玲旺がいるのも本人にとっては心強いでしょうし、活躍が楽しみ。


北村は都大路で2年時に3区11位、3年時には3区4位と長距離区間で2年連続の快走、2年の都道府県対抗では1区37位と苦戦も3年時には5区10位と長距離区間での豊富な実績が魅力。先述の通り、14分1桁のベストを持つ選手は少ないですが、2人は14分1桁の持ちタイムだけではなく駅伝での実績も豊富なのが大きいです。


14分10秒台は小田垣、加藤、藤田3人、都大路や都道府県での出場経験はいずれもありませんが、加藤は3000m障害での実績が豊富な選手ですね。むしろ、14分20秒台の選手に全国の駅伝で活躍した選手がいます。高橋は2年の都大路で5区7位、3年時には2区10位と3km区間ではあるものの2年連続の出場を果たしていますし、豊川は都大路で2年時に4区20位、3年時には1区18位とエース区間で実績を残しています。都道府県対抗では2年時に1区33位、3年時に1区35位とどちらも苦戦しているものの、都大路1区であの走りが見せられるのであれば心配ないでしょう。


佐藤は持ちタイムこそ8番手ですが、3年の都大路で4区3位の快走を見せてチームの都大路初優勝に大きく貢献、都道府県対抗は走っていませんが都大路で優勝チームの長距離区間を担っているというのは魅力ですし、即戦力として活躍が期待される選手です。他にも梅木は都大路の3区や都道府県対抗の1区、鈴木、由井は都大路の1区をともに経験するなど都大路や都道府県対抗の長距離区間を走っている選手がとにかく多いんですよね。即戦力候補と目される選手だけではなく選手層も厚くなっており、今後チームの中心となりうる非常に楽しみな学年となっています。

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