東洋大学 2025年度 出雲振り返り⇒箱根に向けて
続いては東洋大学について、出雲の結果を振り返りつつ、箱根への展望も書いていきます。出雲はこのようになっております。東洋が3大駅伝出場を逃すのは2007年の全日本以来18年ぶりのこと。まだ柏原が入学前と言えばどれだけ3大駅伝出場を続けてきたか東洋の強さがわかります。東洋のいない全日本は違和感しか無かったので、すぐに戻ってきてほしいですが…まずは今年度の箱根でどんな走りを見せてくれるか。
1区の松井が区間11位、先頭とは23秒差ということでタイムこそそこまで離れていないものの、エースを起用して関東最下位になってしまうとは思わなかったです。ほろ苦い3大駅伝デビューということに。2区の内堀は区間9位で総合でも9位に浮上、全日本予選では最終組を走っていることを考えてももう一歩だったか。3区の迎は区間8位、前回の箱根に続いての主要区間を担いましたが、まずまずかな。今後はもうずっと主要区間を走ってほしいですね。
4区の濱中は区間10位、前年度の出雲・全日本に続いて3度目の3大駅伝出場ですが、いずれも二桁順位ということでなかなか駅伝となると力を発揮しきれていないかなあ。ここで再び総合10位と2桁順位に戻ってしまうことに。5区の馬場アンジェロは区間9位で総合では11位と関東最下位にまで下がっています。3大駅伝初出場ですが、こちらもなかなかに苦しかったかな。そんな中、6区の宮崎が区間6位で総合でも11→9位と2つ順位を上げたのは数少ない収穫でした。前回は区間11位と苦戦した最終区でしたが、今回は良かったですね。
そもそも、出雲は2年生が5人出場というあまりにも極端なオーダー、本来は主力が揃うはずの4年生が誰も走れませんでしたからね。ここからどれだけ箱根にチームとして足並みを揃えていけるかというのが何よりも大事になってきます。そん中、上尾ハーフでは西村が快走を見せ、緒方も63分台ではしれているのは一安心。2年生でも迎が1万、松井、宮崎がハーフで走れていますし、西村、緒方、迎、松井、宮崎のような往路を組むことは可能ですね。前回4区3位で走っている岸本遼が戻ってくればさらに安心なのですが、難しいのかな。
5区は元々候補だった松井に前回走った宮崎がいて、心配いらないのは大きいです。個人的には松井は2区を走ってほしいので、2区松井、5区宮崎が良さそうと思っています。6区は3年連続で走っている西村がいますが、さすがに今回も西村を6区に起用する余裕は無さそうで往路を走ってほしいかな。あらたに6区候補を準備してくれれば。復路は前回走った内堀、網本、薄根に出雲を走った濱中、馬場アンジェロ光、ルーキーでハーフ62分台をマークした木村など復路を任せられそうな選手は揃っています。
箱根に向けて不安なのはやはり往路ですよね。前回は2区終了時では19位でした。そこを大きく挽回したのが4区の岸本遼だったのですが、全然姿を見せておらず…そして今回2区は誰が走ったとしてもかなり厳しいと思うんですよね。もちろん、松井がいきなり快走を見せたり、緒方が前回の経験を活かして好走する可能性もありますが…それだけに1,3区が大事になってきます。迎が2年連続3区だとすると1区は誰になるのか…そして2年連続区間3位以内で走っている4区を誰が担うのか。
4区まで耐えられれば5区以降はシード争いをする大学と互角以上に勝負出来ると思いますし、主力が戻ってきて新戦力が台頭してきたのは大きいです。前回は故障者が複数出てベストメンバーが組めずに非常に苦しいレースになりましたが、今回はできる限りベストに近い布陣で臨めないと苦しいでしょう。箱根で強い東洋、再び見せて欲しいです。