2017年度 新入生特集その7 ~創価&國學院&東農大&専修~

続いては平均持ちタイムが14分30秒台の4校、創価、國學院、東農大、専修大学について、今年度&来年度の新入生を見ていきます。20位前後の順位となってくると、やはり例年スカウトで苦しむ大学が増えていますね。箱根を見据えても、予選落ちが半分ということに。。。

 

18位:創価大学(14:34.69)…箱根12位

2度目の箱根で12位と見違える走りを見せた創価、来年度の新入生は14分19秒を持つ松本が入りますね。2年の都大路は3区44位と苦戦しましたが、県駅伝では1区で好走したこともありますし、早い段階から戦力となって欲しいところ。

 

14分30秒切りは松本のみで、14分30秒台も2人、後は14分40秒以降ということに。14分40秒台を多く獲得していますね。その中でも、14分41秒を持つ飯嶌が都大路で4区14位と持ちタイム以上の力があり、楽しみな選手です。

 

現1年生を見てみると、7人も登録されています。既にチームのエースとなっている留学生のムイルは別格ですが、米満が箱根で8区3位と好走、早速結果を残しています。吉留は箱根予選で86位と上々の走りで、箱根にもエントリー、築館も箱根予選で88位で走っています。三井は全日本予選で1組20位と3大駅伝・予選経験者が既に5人もいるのは良いですね。

 

さらに、上田はハーフ63分48秒でトップ10入り&箱根予選、箱根にエントリーされ、竹下も両方にエントリーされていますね。新入生判明時点では即戦力となるのは米満くらいかと思っていましたが、ここまで多くの選手が台頭してくるとは…来年度以降も中心となっていきそうです。

 

19位:國學院大学(14:35.33)…箱根16位

14分30秒切りは14分27秒を持つ河上だけかなあ?それでも5番手は14分40秒という状況。河上は2年時に都大路で3区20位とまずまずで走っていますね。3年時は5区16位でしたが…他には臼井が都大路で2区10位で走っていますね。まだ判明していない選手もいるでしょうが、例年並かやや劣るという印象かなあ。

 

現1年生を見てみると、5人登録されており、まずまずです。1万mで29分13秒を持ち、全日本を5区4位で走っている土方が同学年ではNo.1かなあ。さらに、1万mで29分17秒を持ち、箱根6区を走っている浦野、ハーフ64分14秒、全日本3区10位の青木と既に3大駅伝経験者が3人います。

 

稲田は5000mで14分21秒、添田は14分24秒でともに来年度のトップ10に入るタイムを有しています。ただ、稲田はハーフで66分6秒、添田は1万mで30分43秒に留まっており、どちらも5000mの高校ベストは更新出来ていないだけに、まだ戦力になるには時間がかかりそうかなあ。

 

20位:東京農業大学(14:35.79)…箱根予選13位

年々スカウトが苦しくなる東農大ですが、14分17秒を持つ藤原が入ってくるのは大きいですね。ただ、都大路では7区18位という状況なだけに、まだ即戦力として期待するには厳しいかもしれませんが。14分30秒切りは1人で、14分30秒台が2人、他は14分40秒台かなあ。都大路では他に土井が1区36位で走っています。

 

現1年生を見てみても、登録されているのは2人だけという少なさ…これは全大学を見渡してもワーストに近い状況です。そんな中でも、高田は全日本予選で2組18位で走っており、期待の選手ですね。他に西野が箱根予選に出場し、193位で走っています。ともにハーフ換算ではまだ66分台、来年度には箱根予選で計算できるまでになっていてほしいですし、他の1年生の台頭も待たれます。

 

21位:専修大学(14:38.93)…箱根予選14位

最もスカウトに苦戦する大学の1つですが、私の把握する限り14分30秒切りは0人、今回も厳しい状況は変わらないですね。そんな中、14分35秒でトップタイムを持つ松村が都大路で4区20位と上々の走り、持ちタイム以上の力がありそうです。他の選手は全国の舞台での実績となると、まだ乏しいかなあ。14分30秒台が3人、14分40秒台も数人といったところでタイムもなかなかに…

 

現1年生を見てみると、5人登録されていますね。即戦力と思われる選手が入っていないことを考えると上出来。5000mで14分4秒と来年度のトップタイムを持つ長谷川が持ちタイムでは抜けていますね。長い距離も対応してくれば面白い。1万mでは宮下が29分40秒でトップ10に入ってきており、横山は5000mで14分19秒と来年度のトップ10入りです。

 

小林も5000mで14分25秒をマークし、来年度のトップ10入りで3人がトップ10に入ってきていますね。ハーフでは長谷川の65分12秒が最高で他の選手は未経験か67分台、まだ長い距離になると厳しそうですね。唯一、塚原が箱根予選に出場経験がありますが、228位とこちらも苦戦しています。。。来年度、どれだけハーフの距離に対応してくるかがチームにとっても大事になりそう。

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