2016年 全日本予選観戦記 14位:法政大学 ~ベストメンバーは組めずも希望は魅せた~

全日本予選の結果を大学別に振り返ります~今日は14位だった法政大学について~レース結果はHPに載せてます。前回は後一歩届かず次点の10位だった法政大学、今回も3組終了時では予選通過いけるかも?と思ったのですが、、、総合14位…ここ5年では最も悪い順位となってしまいました。

 

 

1組はともに3大駅伝・予選会初出場の矢嶋、鹿嶋コンビ、矢嶋は高校時代から実績のある選手ながら、昨年度はなかなか出てこなかったので心配しましたが、組16位とまずまずの走りを見せました。今後主力となっていってくれれば。一方の鹿嶋27位、矢嶋とも23秒離されておりもう一歩だったかな。ただ、こちらも1年時に1万mで29分台を出しながら、その後は故障などもあってなかなか台頭出来なかっただけに、全日本予選をここで経験できたのは大きいですね。今後が楽しみな二人です。

 

 

2組も3大駅伝・予選会初出場の東福、佐藤の二人、8人中1年生二人を含む合計5人が初出場ですからねー。法政記録会でしっかりと走れた選手を起用してきた感じでした。特に東福は法政記録会で30分26秒で走ったのが数少ない実績という選手だったのですが・・・それだけに、24位でも上々の走りだったと思います。一方のルーキー佐藤は高校ベストが14分27秒とまずまず、1万mは30分18秒で走っています。組27位ということで凌ぐ組となるであろう2組でともに最低限の走りはしてくれたかなあ。30位以下を出すとどうしても苦しくなりますからね・・・

 

 

3組はエース格の1人である坂田が組4位の快走、2年連続で箱根予選チーム3番手で走っている選手ですが全日本予選は初出場、そんな状況ですがしっかりと結果を残すところがさすがです。この走りで全日本予選突破への期待が高まりました。一方、期待のルーキー青木は5000mベストこそ14分31秒ですが、3000m障害で大活躍、関東インカレ1部3000m障害でも6位入賞を果たしました。そんな実績もあっての3組への抜擢、組22位でまとめる走りで今後が楽しみになりますね。

 

 

4組はエースの足羽に最も伸び盛りの坂東の二人、ここでも粘れれば・・・というところでしたが、足羽が序盤から遅れてしまう厳しすぎる展開。昨年度の箱根予選での快走以降、なかなか調子が上がらないのか苦しい走りが続いています。全日本予選、2年前は3組2位と素晴らしい走りを見せたのですが、前回は4組33位、今回は4組38位・・・昨年度同様にこの悔しさを箱根予選で是非とも晴らして欲しいですね。2年連続での箱根予選突破にはやはり足羽の力は欠かせませんし、コンディションを整えて臨んで欲しいものです。

 

 

予選突破とはならず、主力である細川、城越らも出場しないなど苦しい陣容でのレースでしたが、逆に言えばここで経験を積めたのは箱根予選に向けて大きいですね。箱根予選突破は現状ではやはりボーダー争いということになるでしょうか?まずはベストメンバーで臨めるかどうかですよねー。主力が一人でも欠場、または不調であれば一気に厳しくなってしまいますし。。。継続して箱根出場を続けるというのはチーム強化に向けても大事になってきますし、厳しい戦いになりそうですが、是非とも2年連続箱根出場を果たして欲しいものです。

 

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