東京農業大学~2013年度戦力分析~
続いては、昨年の箱根ダントツ最下位からなかなか立て直すことが出来ず、箱根予選会は9位でギリギリ通過、本戦も17位(2校棄権のため実質ブービー)と苦しい結果が続いている東農大について・・・新入生も即戦力候補はおらず、何とか現有戦力の底上げを図りたい東農大の持ちタイムはこのようになっております。いつもどおり、2~4年生について見ていきます。
4年生について・・・ハーフ3分台の記録を持ち、去年の箱根で6区2位、今年は怪我明けながらも7区10位と結果を残している佐藤達、その佐藤達に変わって箱根6区を走った三輪、去年の箱根では体調不良のため、5区で苦しすぎる走りとなってしまった津野、箱根の経験は無いもののハーフ3分台の記録を持つ山本と、戦力は揃っていると思います。ただ、なかなか本調子で予選会・本戦に臨めていないのが懸念点なんですよねー。今年は今まで以上に層が薄いだけに怪我には注意したいところです。
3年生について・・・1万m28分台の記録を持ち、箱根予選会チームトップ、本戦でも2区を走った竹内、5000mで唯一13分台の記録を持ち、箱根では2年連続で3区を走っている浅岡とのエースクラスがいるのがこの学年です。他にも、箱根8区を走った岩渕、ハーフ4分半切りのタイムを持つ佐藤一もおります。エースも含め、やや走りに安定感が不足しているため、しっかりとレースにピークを合わせて行ってほしい。
2年生について・・・1万mでチームトップのタイムを持つ戸田がこの学年を引っ張ります。短い距離ではラストを含め強い選手ですが、1年時は距離に対応しきれていない印象でしたが、今年は対応してくれないと困る選手です。その次にくる選手が誰になるのか。。。持ちタイムで言えば、1万m29分40秒台をもつ佐野、遠藤といったあたりかなあ?この学年からもどんどん新戦力が出てきてくれないと困りますね。
こうしてみてみると、やはり主力・中堅ともに戦力となる選手が不足しているかなあという感じですね。今年の箱根でも意地を見せた4年生が抜けた影響も大きいなあ。今年は本当の本当に正念場ですね。3大駅伝の出場権は持っておらず、過去3年間突破できていない全日本予選は恐らく厳しいでしょう。。。箱根予選会にいかに怪我人なく調子を合わせられるかが鍵ですね。救いは今年増枠になる可能性が極めて高いことかなあ。増枠が無くても突破出来るくらいでないと、来年度以降は本当に箱根に出れなくなってしまう恐れもあるので・・・何とか悪い流れを断ち切って欲しい!!