第102回(2026年)箱根駅伝 7区振り返り ~区間賞:高山(國學院)~
続いては箱根駅伝の7区における各選手の走りを振り返っていきます。7区結果はこのようになっております。7区に主力を起用することも最近は増えてきましたし、今後もますます重視されることになる区間となるかも。9区が復路のエース区間と呼ばれていましたが、9区となるとシード争いはともかく優勝争いはある程度決着がついていることも多いですからね。

ここで圧巻の走りを見せたのが國學院の高山、1時間0分54秒という驚異的なタイムで区間2位に1分27秒もの大差をつけ、駒澤の圭汰が持つ区間記録にも11秒差に迫りました。高山はもちろん國學院の主力ではありますが、往路の平地を走った選手と比べるとそこまで圧倒的な走りは見せていなかったですからね…最後の箱根で大学ベストと呼ぶような走りを見せてくれました。この走りでトップとも1分28秒差にまで縮めています。
青学の佐藤愛も区間3位でしっかりとまとめたものの、國學院とは1分55秒も縮められることに。これは相手を褒めるしか無いのでは…中央の七枝は区間7位、こちらも3大駅伝初出場でよく走ってくれましたが、優勝争いを目指すとなるともう一歩ということに。早稲田の間瀬田は2年の出雲以来の1区以外を走ることとなりましたが区間12位とこちらはさらに苦戦、7区を終えて優勝争いは青学と國學院に絞られたかな。
シード争いでは、ここで日大の天野が区間9位タイと見事な走りで総合9位を死守、シード圏内で区間1桁で走ることがいかに大きいかですよね。箱根初出場で良い走りを見せてくれました。中央学院の三角は区間15位ともう一歩、総合10位は守ったものの、日大とはタイム差を広げられ、後ろとのタイム差は詰められてしまうことに。神奈川の滝本も区間14位で総合11位、10位とは40秒差とこちらもまだ現実的な位置でレースを進めています。
東海の鈴木は区間11位で総合12位、こちらも区間中位では走ったものの、鈴木の本来の力を考えるともっと上位を期待したかったか。東洋は濱中が区間8位と一桁順位でまとめて、10位とは1分48秒と再び8区以降で強さを見せれば…というギリギリな状況、そして帝京の柴戸は区間6位と帝京がまたしてもシード権との差をグッと詰めることに。10位とも2分25秒と残り3区間で現実的な差になってきました。シード争いはほぼ9~14位の6校で2枠を争う展開となりました。
上位争いでは、順大の玉目が区間2位と素晴らしい走りを見せました。前回はエース区間の2区を走りながらもその後はなかなか力を発揮出来ずにいましたが、大事な箱根で復活の走りは再びエースとなってくれるであろう期待感を抱かせるものでした。城西の山中も区間4位と最初で最後の箱根で会心の走りを見せてくれました。シードはまず問題ない大学がさらに上位を狙う走りを見せているのも良いですね。駒澤の谷中は故障明けということもあって区間9位タイ、これはもう仕方ないですし来年度はエース区間で快走してくれれば。
創価の石丸惇は区間17位と非常に苦しい走りに…総合8位ではあるものの、7位とも9位とも2分以上離れてしまい、8区以降も難しいレースとなってしまいました。総合で下位のチームを見ていくと…日体大の二村は区間5位と流石の走り、今回は主力の4年生が苦労することもありましたが、二村は最後に大学ベストと言える走りを見せてくれました。2年連続7区となった山梨学院の大杉は区間13位、前回は16位ですからそこから3つ順位を上げてきました。
東京国際の大村が区間16位、前回は10区6位と好走している選手なのですが、チームとしても噛み合っていない中大村も苦しい走りとなりました。大東大の中澤が区間18位、前回の5区19位に続いて今回も厳しい結果に…箱根予選でチーム2番手と力は間違いなくあるのですが箱根では苦労しています。東農大の内田が区間19位、期待のルーキーの1人でしたが、箱根デビューはほろ苦い結果となってしまいました。
立教の小倉が区間最下位と総合順位と同じ区間順位となることに。前回は7区17位でしたがそこからも順位を下げてしまいました。箱根予選では2年連続で良い走りを見せていますが、箱根はやはり別物か…関東学生連合の秋山は区間4位相当と素晴らしい走り、前回の箱根でも好走していますが箱根で連続で結果を残せるのは本当に力がないと出来ないですよね。改めて強さを示してくれました。