第58回(2026年)全日本予選結果 その3
5/4に全日本予選が行われました。公式結果(PDF)はこのようになっております。最後は全日本予選で14~20位だった芝浦工業大学、立教大学、国士舘大学、駿河台大学、東京農業大学、流通経済大学、城西大学の7校の結果を振り返ります。
タイムとしては20番手だったことを考えると、そこから6つ順位アップは上出来の結果だったのでは。1組はルーキーの大関が21位、森尻が29位とともに20位台でまとめてきました。2組の田中が25位、小林が29位とこちらも20位台での走り。大関に続いて田中もルーキーながらこの走りは素晴らしい。しかも2組では数少ない自己ベストをマークしています。新入生は早速4人がエントリー、2人が出場を果たしていますからね。今後のチームの中心学年になっていきそう。
3組は丹野が18位、植田が24位と1~3組まで30位台が誰もいないのも凄いです。植田は28分台ランナーの1人ですし、もっと上位で走ってもおかしくないですが。最終組はさすがに厳しかったか岩瀬が36位、後藤が39位と揃って下位に沈んでしまうことに。これはある程度は仕方ないですよね。むしろ、3組までが素晴らしすぎました。監督も代わり、チームも着実に強化されているようです。
2年前には全日本で7位に入って初出場&初シード獲得を果たした立教大学ですが、最近は3大駅伝・予選会で苦戦しています。今回も15位にまで沈んでしまうとは。1組の西澤が30位、添田が36位と1組から大きく出遅れてしまうことに。西澤はハーフで好タイムをマークしており、添田も期待のルーキーの1人ですが今回は苦しかったですね。2組の尾関が17位も本宮は32位と揃ってはまとめられず。尾関は30分6秒で自己ベストの走りを見せています。
3組の原田は17位、伊藤は28位で組の合計順位としては3組が最も良かったです。原田は今年度のエースの1人ですし、伊藤も前回の全日本では2区を走っている実力者ですからね。4組は木島が31位、山下が35位とハイペースについていけずにともに30位台ということに。正直、今回の全日本予選はほとんど見せ場が無かったですね…全日本予選は厳しいと思ってはいましたが、それでも15位まで下がるとなると箱根予選もますます不安になってしまいます。
1組は坂上が12位と上々の走り、一方で期待のルーキーである藤澤は32位とだいぶ離されてしまいました。坂上はそこまで目立った実績は無かったのですが、今回の走りは良かったですね。2組は高須が18位、中島が27位とこちらも悪くない走りでした。1万のタイムはチームとしても着実に伸ばしていますし、それが全日本予選会にもつながっているのかな。
3組は今堀が21位も中村が39位に沈んでしまうことに。今堀は主力の1人ですし順当な走りでしたが、中村は38位からも1分以上離されてしまいました。4組はエヴァンスが9位で走ったのは良かったですね。国士舘は留学生で苦労することもありましたが…エヴァンスは即戦力として活躍してくれそう。しかし、最終組に抜擢された税田が40位と最下位に沈んでしまいました。1万で29分9秒をマークしていますが、いきなりの最終組はさすがに荷が重かったか。
エントリータイムとしてはボーダー争いにいた駿河台ですが、今回は非常に苦しい結果となってしまいました。1組の稲葉が31位、大橋は40位と最下位に沈んでしまうことに。二人とも持ちタイムは決して悪くないのですが…大橋は大学で故障に苦しんでいることが多い間にもう最上級生に…頑張ってほしいなあ。2組は木下が31位、浜川が最下位ということで何と1組と全く同じ順位になっています。こんなことがあるんですね。2組連続で最下位になってしまうのは辛いところ。
そんな中で3組は古橋が14位、小島が19位と揃って10位台で走ったのは良かったですね。古橋は日本人エースの1人ですし、小島も28分台ランナーの1人ということで3組はしっかりと力を発揮してくれました。4組はレマイヤンが4位、佐藤が20位と後半の組は素晴らしかったですね。エースたちは自分の役割をしっかりと果たしてくれましたが、さすがに前半の組で遅れすぎてしまい、巻き返すには至りませんでした。
東京農業大学がここまで下位に沈むとは正直思いませんでした。組エントリーを見る限りはボーダー争いに加われそうに思えたのですが…1組で山内が23位と区間中位で走ったものの、服部が38位、山内とは1分30秒以上離されてしまうことに。1組から非常に厳しくなってしまいました。2組も渡邉が33位、下森が36位とこちらは揃って下位に沈んでしまい、2組終了時点で通過は絶望的に…下森は期待のルーキーですがほろ苦いデビューとなりました。
3組は栗本が29位、菅野が34位とこちらも下位になってしまいました。栗本は奇しくも2年連続3組29位ですね。箱根1区10位で走っている実力者でトラックでももっと戦えると思うのですが…4組はエースの前田が7位、決して悪くはないですが1年時の走りがあまりにもインパクトが強すぎてこれでも物足りなくなってしまいます。下級生の頃を上回る走り、見せてほしい。内田も最終組で28位はまずまずだったのでは。今後主力となってほしい選手です。
戦力的にも最も厳しいと思っていましたが、18位とも5分以上離されてしまうのはさすがに力の差がありすぎたかなあ…1組は武市が37位、吉原が39位と揃って下位に沈んでしまう状況。1万の持ちタイムを見ても29分台が出てくるのが3組からですし、仕方ないところではあります。2組も木村駿が37位、冨田が39位ということで1組と全く同じ順位に。ルーキーコンビが託された2組でしたが、下位となってしまいました。木村駿は自己ベストでは走っているんですけどね。
3組は名和が27位、西川が38位ということで、名和の順位が8人中最も良い順位ということに。持ちタイムでも29分台のベストを持っていますし、しっかりと走ってくれました。最終組は留学生が4年のムテチではなく1年のムトゥリが起用されましたが29位ということでだいぶ苦しい走りになってしまいました。木村楓は32位ということでこちらも最終組ということを考えるとよく走ってくれたかな。この経験をチームとして今後に活かしてくれれば。
8人の合計タイムのため、誰一人として失敗出来ない全日本予選の怖さが出たレースとなりました。1組の小田が6位、村木が24位とまずまずのスタート。小田は全日本予選は初出場ですが上位で走ってくれました。村木も初出場ですし最低限ではまとめてくれました。2組は正岡が10位、村尾が13位と揃って10位台の走り。ともに3大駅伝・予選会初出場ということで個人的に最も心配していた組でしたが見事な走りでした。
3組では小林が6位と素晴らしい走りを見せたものの、中島が最後フラフラになってしまうことに。もう明らかにゴール出来る状態ではなく、無念の途中棄権となってしまいました。箱根では9区6位で走るなど勝負レースの実績も豊富な選手なのですが、アクシデントは怖いです。。。そんな中、最終組では柴田が留学生に喰らいつく積極的な走りを披露、28分5秒で5位はさすがエースと思わせる走りでした。今年度のチームを牽引してくれるでしょう。橋本も3大駅伝にエントリー経験がない中でこの走りは上出来です。前回の全日本で9位とシードにあと一歩届かずからの予選落ち、シードの大事さと予選会の怖さを感じる結果となりました。