第58回(2026年)全日本予選結果 その2
5/4に全日本予選が行われました。公式結果(PDF)はこのようになっております。通過校に続いては、8~13位だった専修大学、法政大学、明治大学、日本体育大学、東京国際大学、拓殖大学の6校の結果を振り返ります。
個人的に最も期待以上の走りを見せてくれたのが専修大学でした。過去5年の平均順位は16位でしたからね。それだけにここまで来たら通過してほしかった…1組では丹が4位と素晴らしい走り、向田も19位でまとめました。丹も力のある選手ではありますがここまで上位で走るとは…向田も初出場で上出来でしょう。2組は平松が4位とこれまた素晴らしい走り、安斎も16位で走っておりここまでは理想的な展開。丹、平松という4年生に向田、安斎という期待の2年生もよくついていきました。
3組は水津が22位も西が36位と苦しい走りに…これで一気に8位以下との差が詰まってしまいました。西も着実にタイムを伸ばしているとはいえ、初出場で3組はやや負担が大きかったか。水津も初出場で中位は上々です。最終組はガユが起用されましたが8位、順位は決して悪くなかったですが、タイムはもう一歩だったか。上山も23位でまとめたのですが…勝負はもう山梨学院に36秒以内で耐えられるかどうかが全てでしたからね。ギリギリで逆転されてしまい、0.65秒届かず…あと一歩2009年度以来の全日本出場には届きませんでしたが、十分すぎるほど見せ場は作ってくれました。
1組は重山が10位、湯田が15位と4年生コンビが揃って安定した走り、ともに全日本予選は初出場でしたが良く走ってくれました。頼りになる選手たちです。2組は田井中が15位、加庭が28位ということで前半からリードが欲しい中で加庭はちょっと苦しかったかな。田井中とも40秒離されてしまいましたからね。
3組は星野が4位と見事な走りを見せた一方で山際は33位と下位に沈んでしまうことに。3大駅伝・予選会未経験の星野がこれだけの走りを見せてくれたのは箱根予選を見据えても大きかった。山際はここで1分星野と離されてしまい、タイム上は通過争いに踏みとどまりましたが、7位に留学生がいる大学との出場争いなのが厳しすぎる…4組は野田が13位とエースの走りを見せてくれたものの、福田は33位と下位に沈んでしまい、総合9位となりました。全日本予選を苦手としていることを考えても、通過には届かなかったですが悪くない走りだったのでは。
1組の大江が7位が好走、期待のルーキーが早速結果を残すのは頼もしい限りです。即戦力として今後も活躍してくれそう。桶田は28位に留まり、前回の1組24位からも順位を下げてしまいましたし、もう一歩だったかな。2組は石堂が22位、岩佐が24位ということで揃って中位ではまとめたのですが、通過を目指すのであれば前半の組で稼ぐのは大事ですからね。石堂は前回も2組を走っていてそこからは4つ順位を上げることに。岩佐は個人的に期待している選手の1人なのですが、なかなか高校時代のような安定感を見せられていないかなあ。
3組は河田が32位、土田が37位ということで主力が欠場したことで最も苦しいと思われていた組でしたが、揃って30位台に沈んでしまいました。ともに全日本予選は初出場ですし、ある程度は仕方ないところではありますがせめて20位台ではまとめてほしかったかなあ。最終組は阿部が16位、成合が27位ということでここはよく走ってくれたと思います。阿部はもうすっかりエース格になってきましたよね。今年度のチームを牽引してほしい存在。総合で10位というのは綾、大湊、井上らを欠いたことを考えると上出来ではありますが、9位とは1分32秒も離れているんですよね。通過争いには加われなかったですし、箱根予選ではベストメンバーで臨めるように準備していってほしい。
1組は荻野が冷静な走りで2位の好走、ロードでの強さが光りますがトラックもさすがです。加藤は20位と中位でまとめてきました。3大駅伝・予選会のエントリー自体が初めてということを考えれば決して悪くない走りだったかな。2組は樋村が20位、水津が23位と揃って中位という走り。こちらも前回の箱根予選で樋村がチーム11番手、水津が10番手だったことを踏まえるとまずまずかなあ。ただ、エースが揃って卒業した今年度は前半の組で稼がないと厳しいですね。
3組は山上が23位、天瀬は35位に沈んでしまい、ここで通過は絶望的に…山上は前回の箱根6区を走った選手、天瀬も前回の箱根予選ではチーム最下位ということで、箱根や箱根予選を走った選手が2,3組に起用されましたがいずれも20位以下だったのは寂しいかなあ。4組は夏見が34位、佐藤大が37位ということで最も不安視された最終組は非常に厳しい走りに。揃って30位台というのはエース力不足を感じずにはいられないですし、箱根予選に向けても心配になる結果でした。
1組は登松が25位、野村は34位と1組から出遅れてしまうことに。登松は4年にして3大駅伝・予選会初出場の選手ですし、野村もルーキーということを考えると仕方ないところはあります。2組は岩本が30位、久保遼が38位に沈んでしまい、ここで通過は絶望的になってしまうことに。岩本は3大駅伝・予選会も初エントリーですからまだしも、箱根4区を走っている久保遼がここまで沈んでしまっては苦しすぎます。
3組は久保茉が25位、政が30位ということで1~3組は6人とも組25位以下ということに。久保茉は箱根10区9位で走っている選手ですし、最低限ではまとめてくれたか。政は持ちタイムを着実に伸ばしている選手ですが、2年連続の3組で22→30位と前回よりも順位を落としてしまいました。最終組、エティーリはさすがの走りで組トップ、さすが別格の走りでした。小柴も日本人エースとして12位に入ったのは大きかったですね。最終組は狙い通りに走ってくれたと思いますが、さすがに3組までで大差が開きすぎ、1度もボーダー争いに絡めませんでした。
拓殖も13位という総合順位は健闘だったと思います。一時は全日本予選に出場するのも難しいほど1万でタイムを出すのにも苦労していましたし。1組は須田が33位、細川が35位と揃って30位台に沈んでしまうことに。持ちタイムを考えるとある程度は仕方なかったか。2組は後藤が26位、前川が34位という走り。持ちタイムからしても後藤はよく走ってくれたと思います。
3組は大内が26位、小松が31位でここも耐えたと言って良い走りかな。26位というのが日本人選手としては最高順位ということに。最終組はロンギサが素晴らしかったですね。下級生の頃は留学生ながら苦戦することも多かったですが、エティーリに唯一最後まで喰らいついていきました。ラスト1周の勝負で敗れてエティーリには3秒及びませんでしたが、それでも27分40秒の2位という走りはタイムも順位も素晴らしい。中野は38位でさすがに最終組は厳しかったか全くついていけず…総合13位というのはあまりにもロンギサの貢献が大きすぎるというのがあり、日本人選手だけを見るとやはりまだまだ戦力的に厳しいと思わざるを得ない結果でした。