第58回(2026年) 全日本予選エントリー その1

エントリー

5/4に全日本予選が行われます。以前は6月末に行われていたのですが、暑さ対策ということで、ついにGWにまで早まることに。蒸し暑く耐久レースになることも多かったですからね。暑さによるアクシデントも発生しづらくなりますし、個人的には賛成です。ただ、選手は合わせるのも大変なのかな…エントリー(PDF)はこのようになっています。大学ごとにエントリーを見ての感想を何校かずつ述べていきます。最初は日大、法政、山梨学院、中央学院、城西の5校について。

日本大学

8人の合計タイムで出場校が決まりますが…2位に2分以上の差をつけてダントツ。タイムでは抜けています。しかし、持ちタイムトップ8のうち、山口彰、片桐という2人が外れてしまうことに。特に山口彰はエースとして最終組を走ってもおかしく無かった選手ですし、影響は大きいです。その一方でルーキーは3人がエントリー、首藤は当然入ると思っていましたが、桒田、高澤もメンバー入りを勝ち取りこちらも楽しみ。


3大駅伝・予選会において大エースの存在が最も大きいのがこの全日本予選ですし、キップケメイの存在は大きなアドバンテージとなります。日本人選手も箱根でシードを獲得するだけの力をつけてきているわけで、主力が外れたのは気になるところですが、後藤や石川ら3大駅伝未経験の選手も台頭してきていますし、予選通過は問題無さそう。

法政大学

箱根でシードを獲得していた時期も全日本予選で予選落ちを続けるなど、全日本予選を苦手としている法政大学、4年連続で全日本出場は逃しています。エントリー自体は比較的順当、1万の持ちタイムトップ8の選手はエースの野田を始め全員エントリーされています。28分台の選手は6人を数えますし、持ちタイムは全体2位ということでタイムだけ見れば通過有力なのですが、これまでの実績を考えると通過はなかなかに難しそうかなあ。


留学生が揃う最終組でも苦戦することを考えると、3組までに稼ぐ必要があるわけですが、前回の経験者は4人しかおらず、タイムは良くても経験者が少ない中で揃って好走するのもなかなかに大変そうなので…ただ、箱根予選落ちとなってしまったところからの復活を期す中で全日本予選での走りというのは大事になってきますし、もちろん通過出来るのが理想ではありますが、まずは良い走りを見せてくれれば。

山梨学院大学

ベストに近い布陣と言ってよいのでは。1万で持ちタイムトップ10の選手は全員揃っています。トップ10圏外でも持ちタイムを伸ばす平井、箱根6区を走った南葉が揃う布陣は理想的。留学生は2人エントリーされていますが、まずキピエゴが出場するでしょうし組トップ争いをしてくれるはず。日本人エースの阿部に占部、和田に前回3組で好走の宮地ら実力者が後半の組を担うことが予想され、いずれもトラックでも強さを見せているのが頼もしい限り。


その一方で気になるのは、全日本予選は5年連続で通過を逃しているという状況。揃って30位台の選手が出てしまい崩れる組がどうしても出てしまうんですよね。結果として最終組時点でもう通過がかなり厳しい状況に追い込まれてしまい、巻き返せていません。持ちタイムやこれまでの実績を見れば十分通過は狙えるのですが、全日本予選を苦手としていることを考えるとボーダー争いの1校となりそう。

中央学院大学

1万の持ちタイムトップ8のうち外れたのは1人だけなのですが、その1人が箱根で2区を走ったエースの市川というのがあまりにも痛すぎます。前回も当然最終組を担っていますからね。前回3組で好走した米田、長田らはいますし、稲見、前原、林といった頼りになる選手も揃っていますからね。選手層は全日本予選出場校の中でも上位でしょう。しかし、3組までは勝負出来たとしても最終組がどうしても厳しいのは否めず。


ここまでに名前を挙げた選手以外にも往路を走った長友らが最終組の候補になってくると思いますが、3組までに十分な貯金を確保したうえで最終組も粘らないといけないですからね。個人的には市川がいてもボーダー争いだと思っていたので、通過は難しいと思っていますが、前評判以上の走りを全日本予選で見せることは何度もありましたし、また粘り強い走りで2年連続出場を勝ち取ってほしいです。

城西大学

前回の全日本では9位とあと一歩シードに届かず。今年度は新留学生のキプランガットが加わり、さらに柴田が13分22秒を叩き出してエースの走りを見せています。順当ならばこの2人が最終組かな。持ちタイムトップ8では大場が外れてしまいましたが、大場は中距離で活躍していますし順当も言えそう。やや意外だったのは期待のルーキーである山本が外れてしまったこと。即戦力として期待されていましたからね。


小林、中島、小田ら3大駅伝・予選会でも結果を残している選手も揃っていますし、卒業生の穴が大きい城西ではありますが、さすがに予選通過は心配いらないのではないでしょうか。まずは主力がしっかりと結果を残すのはもちろん、新戦力の快走にも期待したいところです。