第102回(2026年)箱根駅伝 2区振り返り ~区間賞:キムタイ(城西)~

総評

続いては箱根駅伝の2区における各選手の走りを振り返っていきます。2区結果はこのようになっております。これまでは留学生よりも日本人エースの快走の方がどちらかと言えば目立ちましたが、今回は留学生がトップ3を占めることとなりました。箱根予選や出雲・全日本であれだけの強さを見せているのですから、ある意味順当ではあるのですが…

大学ごと

今回、タスキをもらった位置がお互いに良かったのが城西のキムタイと早大の山口でした。7秒後ろだった山口がキムタイと一緒に前を追っていくことが出来ましたからね。そこから更に抜け出したキムタイの走りは圧巻でした。65分9秒という驚異的な区間新記録&区間賞で先頭に浮上することに。トラックや出雲・全日本に比べると箱根ではもう一歩という印象ではあったのですが、最後に大学ベストと呼ぶに相応しい走りを見せてくれました。


山口も65分47秒で区間4位の快走、出雲2区という最短区間でも箱根2区という最長区間でも快走を見せたのは素晴らしいです。留学生ではキップケメイがついに箱根でも本領発揮で区間2位の快走、17→9位と8つも順位を上げてきましたし、山梨学院のキピエゴも区間3位の快走で12→5位と7つ順位を上げてきました。キップケメイは区間10位、キピエゴは区間9位が箱根2区での最高順位でしたが、今回は快走を見せてくれました。


創価のムチーニも区間5位と見事な走りで14→7位と7つ順位アップ、出雲・全日本はもう一歩でしたが箱根では本領発揮でしたね。多くの留学生が力を見せた一方で区間記録保持者だったエティーリは区間7位、ペースを上げすぎると足に痛みが出てしまうということで留学生では最も悪い順位に…それでも区間7位というのも、走り終わった後も全然疲れている表情では無かったのも恐ろしい。


上位争いでは國學院の上原は中央に追いつかれた後にそのペースについて行ったのが結果的にどうだったのか…区間12位ということで1位→6位に後退してしまいました。中央の溜池はハイペースで入りながらも後半何とか粘って区間6位としっかりとエースの役割を果たしました。駒澤の桑田は急遽の2区ながらも区間8位の快走、出雲からよく立て直してくれました。


順大の吉岡も区間9位と最も不安だった区間ですがエースの走りを見せてくれました。1区に続いて2区の快走は本当に大きかった。青学の飯田も区間10位と粘りの走りでしっかりとエース区間を走ってくれました。これが5区黒田朝日の快走に繋がっていますからね。


東農大の前田が区間12位、箱根予選よりも状態は上がっていたでしょうが万全とは言えなかったかな。また他大のエースを圧倒する走りを見たいのですが…神大の宮本が13位、日体大の田島が14位とこちらもまずまずの走りだったかな。宮本は1区が悪くない位置だったことで力は発揮してくれたと思いますし、田島もエース区間を走ったことを考えると悪くない走りだったかな。


中央学院の市川は区間15位でしたが、こちらも決して悪い走りではなかったかと。誰が走っても難しかったであろう2区で耐えてくれました。関東学生連合の古橋が区間16位相当ということで、1区では好位置だっただけにもう少し粘りたかった気も…学生連合の2区が力を発揮するのはこれまでを見ても容易ではないですが…


東海の花岡は区間16位、2年前の13位よりもさらに順位を下げてしまったのはもう一歩だったかな。区間17位以降は全体的に苦しい走りとなってしまい…大東大の棟方が区間17位、区間順位は前年度と一緒なのですがタイムは前回よりも1分悪く、16位とも1分29秒も開いていますからね。エース区間で棟方は苦戦が続いています。


区間18位に立教の馬場、1区最下位という位置、故障明けという状況を考えたらこの区間順位も正直仕方ないかなと思ってしまいますが…前年度の圧倒的な強さを考えると、残念すぎる最後の箱根でした。区間19位だった東洋の西村は一気に下がってしまい、3→17位と14も順位を下げてしまいました。1区と2区は逆の方が良かったかもしれませんが、それもまた結果論…ここで一気にシードが遠のいてしまいました。


帝京の楠岡が区間最下位ですが、これは足裏を痛めてしまったということで、よくタスキを繋げてくれましたね。それが結果として最後の大逆転シードにつながるわけですが…2区終了時で先頭と8分59秒、シードと7分7秒離れていたという事実は逆に帝京の凄まじさを証明するものとなったのかも…

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