第102回(2026年)箱根駅伝 中央大学 区間配置予想
本日は中央大学について、区間配置予想及び戦力分析をしていきます。前回の箱根は1区駿恭が抜け出して後続に大差をつけ、5区の途中まで先頭を守りました。復路はやや苦戦しましたが総合5位とシード落ちから見事に復活。今年度の出雲ではまさかの10位に沈むも、全日本では5区まで優勝争いを繰り広げての2位、MARCH対抗や八王子LDでも27分台のベスト連発と箱根優勝に向けて期待は高まるばかりです。エントリーメンバー、箱根成績(直近5年)はこのようになっています。
出雲・全日本を走った9人は全員がエントリー、その中には27分台ランナー6人も当然含まれています。史上初めて、1万mの平均タイムが27分台に突入した大学ですからね。そのスピードは抜群です。16人中15人が1万のベストで28分50秒切りとなっていますが、そんなメンバーに唯一割り込んできたのが折居、高校ベストは14分50秒ながら毎年力をつけ、ハーフで62分45秒をマークして3大駅伝で初のエントリーを勝ち取りました。
復活を遂げた白川や吉中といった箱根出場経験のある4年生がメンバー入りを果たしたのも、また一段と選手層を厚くしてくれます。チその一方で世田谷ハーフで62分28秒をマークした鈴木、1万で28分28秒のベストをマークした田原らは外れてしまいました。今回のエントリーはまさにベストな16人が選ばれていると思いますし、16人のメンバー争いは全大学で最も熾烈かも…そんな中央大学の区間配置予想は以下の通りです。
藤田③ー溜池④ー本間③ー岡田②ー佐藤大②
佐藤蓮③ー駿恭④ー柴田③ー白川④ー吉中④
1区は藤田、2年連続の駿恭ももちろんあり得るのですが、以前も大和が区間新をマークした翌年、警戒させておいて溜池という起用もあったので…今回も駿恭を意識させて他の選手というのは十分有り得そう。藤田は1区希望でMARCH対抗でも朝日にしか負けておらず、スローでもハイペース両方に対応出来そうなのはもちろん、集団から抜け出す走りも可能なのでは…と思うほどに力のある選手です。
2区は溜池、ここはもう監督が明言していますね。前回走っているエースをあえて別の区間に起用する理由もないですし。4年生になって更に力をつけていますし、前回以上の走りを見せてくれることでしょう。
3区は本間、こちらもちょっと悩ましいところではあるんですよね。正直、前回の走りはあまりにも完璧すぎて…それを基準に同じような走りを見せられるのか?というと出雲や全日本の走りを見る限りは不安も残ります。それでも、優勝するためには本間が前回と同等かそれ以上の走りが必要になるでしょうし、2年連続の3区と予想。
4区は岡田、前回は結果として4区で差を詰められてしまいましたが…今年度は岡田か駿恭のどちらかは最低でも起用出来る選手層があります。岡田もすっかりエースの1人となりましたし、岡田が4区ならば安心です。
5区は佐藤大、経験者はおらず悩ましいところなのですが…監督はかなり自信を持っているようです。そうすると、主力の中から起用されるのかなというのと、往路希望で前回は上りのある8区を走っている佐藤大とかかなあ。正直、5区は分からないです。
6区も2年連続で走った浦田が抜けて経験者はいません。唯一6区希望となっていた佐藤蓮としました。ただ、まだ長い距離の実績が無いところは気になります。誰が走ったとしても、中央の6区ならばきっと外さないだろうという信頼があります。
7区は駿恭、監督が復路で最も重視していると話していた区間、ここにエースの駿恭を残せればチームにとっても非常に大きいのでは…2年前に区間賞を獲得していますし、7区にエース級を残すのはどの大学も容易ではないですからね。
8区は柴田、全日本で区間賞を獲得して復活の走りを見せてくれましたし、全日本での好走実績を考えると箱根でも当然見たくなりますよね。長い距離も問題無いですし、9,10番手が走ることも多い8区に柴田を起用出来ると大きそう。
9区は白川、前回4区を走っていますが本来であれば復路の23km区間で走ってほしい選手、上尾ハーフで快走を見せていて問題無さそうですし、長い距離での実績も抜群。9区も安心して任せられそう。
10区は吉中、競技を離れていた時期も合ったという話ですが、MARCH対抗で復活の走りを見せてくれました。これならば箱根も問題無さそうですし、苦労してきた4年生に10区を任すことも中央は多いので、走ってほしいという期待も込めて吉中としました。
もう選手層が厚くて誰が走るのか分からないですね…1万で27分台を持つ濱口はむしろ走る可能性の方が高そうなのですがもう区間が無い…全日本で好走し、1万で28分11秒をマークした三宅も含め今回は1年は出場しないと予想しています。優勝だけを狙うかつこの選手層であれば未知数な部分のある1年よりは2年以上を起用した方が良いと思っているので。。。他にも並川、七枝ら3大駅伝こそ未経験ですが箱根予選を走り、持ちタイムもどんどん伸ばしている選手もおり、復路を任せられそうな選手はズラッと揃っています。
それでいて、往路の平地を上位で走れるであろう選手が藤田、溜池、本間、岡田、駿恭と5人いるのが大きいんですよね。1人は復路に回すことが出来てその区間で有利を取れます。往路も復路も平地は全く隙がありません。こうなると、後は5,6区を誰が担うのか、どんな走りを見せるのかが優勝に直結してくるかも…監督はかなり自信があるようですが、初めて5,6区を走るというのはどんなに力も適性もあっても走ってみるまでわからない部分はありますからね。
他に不安があるとすれば、27分台が6人もいて、10人平均も27分台というのが自信にだけなればよいですが、プレッシャーにもなり得ますからね。1万の持ちタイムが最速のチームが箱根でそのまま勝つわけではもちろん無いですし、駒澤、早稲田のように1万には見向きもしないで全日本以降は主力がレースに出場することなく、箱根だけを見据えている大学もありますからね。
ただ、本当にもう不安要素はそのくらいしか無いんですよね。強いていえば箱根で優勝を争うであろう青学や駒澤はこの5年でも複数回優勝しており、その経験の差というのはありますが…それはもう仕方ないのないことですからね。3年前は総合2位に入り、優勝争いの経験はあります。箱根優勝だけを目指してきた今回は中央にとって現実的に優勝が狙える大きな大きなチャンスですし、30年ぶりの箱根優勝を勝ち取ってほしいです。