青山学院大学 2025年度 出雲・全日本振り返り⇒箱根に向けて
続いては青山学院大学について、出雲・全日本の結果を振り返りつつ、箱根への展望も書いていきます。出雲・全日本結果はこのようになっております。出雲は7位と青学らしからぬ惨敗となりましたが…全日本では3位としっかりと立て直してきたのはさすが。そして箱根へのピーキングは全大学No.1、主力が大量に卒業したけれど、やはり今年度の箱根も青学は強いと思っています。
1区の小河原は区間6位、先頭とは18秒差ということで終盤はやや離されてしまったものの、初の主要区間ですしまずまずのレースだったのでは。2区の折田は区間10位と苦戦、この時点で関東勢最下位に下がってしまったのは衝撃的でした。3区飯田も区間10位で総合11位は変わらずと実力抜群の2年生トリオを1~3区に並べたものの、あまりにも出遅れてしまうことに。。。
4区の神邑は区間8位も総合11位は変わらず、さすがにルーキーには苦しすぎる展開でしたよね。よく走ったと思います。そんな状況で頼りになるのは4年生、5区塩出が区間賞の走りで11→10位と順位を上げることに。この位置で区間賞で走れるのは相当力が無いと無理ですからね。そして、6区のエース朝日が連続区間賞で10→7位と3つ順位を上げてのゴール。連続区間賞で強さを見せた一方で3大駅伝で総合6位以下に沈むのは箱根で初優勝を果たして以降初めて、厳しい結果となりました。
1区の椙山は区間12位も先頭と8秒差ですから順位はともかくタイムは悪くなかったですね。先頭と離されることなく繋ぎました。2区の荒巻は区間10位に留まり、総合では11→10位と1つ順位を上げたものの、先頭集団からは大きく離されてしまうことに。3区の宇田川は区間7位で10→8位とシード圏内には浮上したものの、優勝を狙う大学としてはやはり物足りないですよね。
4区の塩出も区間7位とチームとしても重視してたであろう区間&出雲区間賞の選手としてはもう一歩…ここまで最も良いのが3,4区の区間7位で区間5位以内が1区間もないという苦しい展開でしたが、後半区間で巻き返しを図ることに。5区の佐藤有が3大駅伝初出場ながら区間4位と上々の走り、4年生が反撃の狼煙を上げると、6区の飯田が区間賞の走りで7→5位と順位を上げてきました。飯田は出雲3区で苦戦しましたが、全日本では立て直してきましたね。
7区の朝日は区間新&区間賞という圧巻の走りでチームも5→2位に浮上、大エースはどんなときでも負けない走りを見せてくれますね。本当に頼りになる存在です。区間2位にも46秒もの大差をつけています。8区の小河原は区間7位でまとめ、一度総合4位に下がったもののそこから1つ順位を上げて3位と表彰台は確保したのが良かったですね。強い大学は出雲で悪くても全日本ではしっかりと立て直してきます。
出雲、全日本ともにエースに頼る結果で苦戦する区間も多かったことで箱根に向けてはそこまで評価は高く無いかもしれませんが…箱根の青学は別格の強さを誇ってきました。強い世代が抜けるたびに優勝は難しいのでは?と言われながら、11年で8度の優勝と黄金時代を今も築いています。今年度も青学が優勝しても何も驚きは無いですし、むしろ優勝する可能性の方が高いかもと思っています。
大エースの黒田朝日を2区におけるというのは他の優勝候補に対しても大きなアドバンテージですし、ともに1区を経験している荒巻、宇田川は全日本でも2,3区と主要区間を任されており、再び往路を担う可能性も十分。他にも2年生の小河原、飯田あたりが候補になってくるか。山は経験者が卒業してしまいましたが…山もたまに苦戦することはありますが…基本的には外すことなくむしろ大きく稼ぐ区間としてます。今年度も自信はあるようですし、またしっかりと準備してくれそう。
復路は2年連続区間賞の塩出がいることは大きいですし、そこに全日本を走った佐藤有、ルーキーも神邑か椙山あたりは起用される可能性は十分あります。そこに力のある2年生、安島、折田、黒田然、佐藤愛、佐々木らが絡んできてほしいですし、3年生も鳥井、平松となかなか出番が無い学年から複数出場となれば来年度を見据えても大きいです。力のある選手は揃っているだけに、後は得意のピーキングで走れる選手を起用してきそう。
となると、気になるのは朝日以外の往路かなあ。これまでは2区以外にもエース級を3,4区に起用できたのが大きかったですからね。特に太田が3,4区にいた4年間はチームの強さを支えました。今回の箱根でも3,4区のどちらかで区間賞を争う選手を準備出来るかは大事になってきます。往路の平地の目処がたてば、3連覇は十分に現実的な目標となるでしょうし、出雲や全日本の結果に関わらず箱根の青学は強いというのを引き続き見せてほしいです。