クロカン日本選手権 U20男子8km(2025/02/22)結果 ~学法石川の栗村、増子がワンツーフィニッシュ~

一昨日行われたクロカン日本選手権、U20男子8kmについてレース結果を振り返ります。レース結果はこのようになっております。今回は2年生の活躍が目立ちましたね。8位以内の選手は以下の通り、入賞した選手を中心に見ていきます。

順位氏名高校タイムタイム差
1位栗村 凌学法石川23:20 
2位増子 陽太学法石川23:240:04
3位新妻 遼己西脇工業23:270:07
4位松田 祐真大牟田23:300:10
5位野田 顕臣大牟田23:340:14
6位新⾒ 春陽世羅23:340:14
7位牟田 颯太鎮⻄学院23:390:19
8位椙山 一颯九州学院23:420:22

優勝を果たしたのは学法石川の栗村、都大路1区、都道府県対抗では4区といずれも活躍を見せている2年生、もちろん実力者の1人ですが同世代でトップクラスの選手である増子、新妻を上回っての優勝というのが光りますね。


4秒差の2位に学法石川の増子、学法石川の誇る2年生エースコンビが見事に1,2位を占めることに。増子はもう中学時代から世代トップクラスの選手でしたが、高校でも着実に成長を遂げています。都大路3区、都道府県対抗の1区といずれも好走を見せており、来年度はダブルエースとしてチームを牽引してくれることでしょう。


7秒差の3位に西脇工業の新妻遼、こちらも都大路1区、都道府県対抗1区ともに積極的な走りを見せながら結果を残している2年生、2年生の実力者がトップ3を占めることとなりました。来年度も世代トップ争いに加わってくるであろう選手たちですね。


10秒差の4位に松田、14秒差の5位に野田と都大路で2位に入った大牟田の3年生コンビが4,5位に入ってきました。松田は都大路で3区4位、野田は4区区間賞を獲得している選手ですし、揃っての快走となりました。松田は青学、野田は國學院と高校時代は同チームのライバルから、次はライバル同士の大学ということで大学での活躍も楽しみです。ともに即戦力として活躍するだけの力がありそう。


14秒差の6位に世羅の新見が入ってきました。都大路ではまさかの4区49位に沈みましたが、ここで一度好走できたのは良かったのでは。来年度の都大路では快走を期待。同じく世羅の2年である土間も9位に入り、入賞まであと一歩と快走を見せました。世羅は都大路で21位と苦しみましたが、来年度はぐっと順位を上げてきそう。


7位に19秒差で牟田颯太、都大路では1区21位、都道府県対抗では1区22位と上位陣と比べると持ちタイムや実績では一歩劣りますが、逆に言えば今回の結果は上々だったのでは。卒業後は双子の凛太とともに駒澤に進学予定、凛太も都道府県対抗で5区12位、今回も12位に入るなど結果を残していますし、双子揃って大学で活躍してくれそうな期待感があります。


8位に22秒差で九州学院の椙山、都大路1区、都道府県対抗1区ともに1桁順位で走っている選手ですが、クロカンも強いですね。3年生の中でも安定感はトップクラスなのでは。松田同様に椙山も青学に進学予定ということで、入賞した高3はいずれも箱根トップ3の大学に進むことに。13分台が6人だった前年度に続き今年度も13分台が5人加入予定ということでチーム内の争いは熾烈を極めますが、そんな中でも特に期待されている新入生ですね。