富士宮駅伝(2025/02/09) レース結果 ~中央が優勝~
昨日は様々な大会、駅伝が行われましたが…今日は富士宮駅伝の結果を振り返っていきます。富士宮駅伝(PDF)にて公式結果が載っています。大学生の区間上位の選手を中心に見ていきます。1~3区でひたすら上り続け、4~6区でひたすら下ることになります。
区間賞は練馬自衛隊の古川、東洋大学時代は1年時の全日本、箱根にエントリーされたのみで3大駅伝出場はありませんでしたが、卒業してからはどんどんタイムを伸ばして勝負レースでも結果を残しています。学生では神大Aの平川がトップの2位、法政の平山が3位、駒澤の大和田が4位、中央の田原が5位で続きました。平山はどんどんタイムを伸ばし、大和田は短い距離で活躍、田原も好タイム連発となっている中で、全員を上回ってきた平川は来年度期待したいところ。
最短区間である2区、ここで中央の佐藤大が区間賞の走りで総合でもトップに浮上、さすが1年目にした箱根8区に出場するだけのことはありますし、上りの強さも見せました。駒澤の工藤が区間2位というのも上々、箱根6区希望だったはずですが上りも良いですね。神大Aの赤池が区間3位とここまで良い走りを続けています。法政の深田、神大Bの志食がともに区間4位タイで続いています。
最も上りがきつい3区、ここで中央の園木が区間賞の走り、箱根5区でも好走している実力者ですから納得です。神大Aの酒井が区間2位とエースの1人が好走、Keisoプロジェクトの渡辺大地が区間3位、練馬自衛隊の日野原が区間5位と大学生に割って入ってきました。区間4位は法政の原口で中央が先頭は変わらず、神奈川が13秒差の2位で続いています。駒澤は中野が区間10位で総合では2→4位に後退することに。
最も下りとなるのが4区、神大Bの新妻が区間賞を獲得、箱根では2年連続で苦戦しているだけに来年度こそ主力となってほしい選手。駒澤の林が区間2位と上々の走り、やはり下りには自信がありそうです。中央の鈴木が区間3位、神大Aの高潮が区間4位で続きました。鈴木が継続して走れているのも良いですし、高潮が戻ってきたのも大きいです。山梨学院高校の佐藤が区間4位タイと大学生に割って入ってきたのは見事でした。
下りでは最短区間の5区、ここで中央の並川が区間賞の走りで2位に1分差をつけて優勝を大きく近づけることに。神大Aの山本も区間2位で続きましたが、タイム差としては26秒つけられてしまうことに。法政の加藤が区間3位、駒澤の杉田が区間4位、神大Bの柳生が区間5位とここはある程度総合順位と区間順位が近い走りとなりました。
中央の原田は区間2位の走りで優勝のゴールテープを切ることに。1年が多く出場しましたが、今後チームを牽引するであろう学年ですし、やはり強いです。神大Aの中原が区間3位で総合で2位は死守、3大駅伝出場は2年時の全日本のみでしたが最後はしっかりと走ってくれました。駒澤の吉本が区間賞の走り、箱根では11番手であと一歩出場とはなりませんでしたが、ここで最後に区間賞を獲得できたのは良かったですね。2位と5秒差まで迫りましたが一歩届かずの3位フィニッシュということに。
法政の池永が区間5位で総合4位、例年に比べると主力が出場していない中でよく走ったといえるのでは。神大Bの野間が区間4位で総合で5位、神大Aとはだいぶ差をつけられてしまいましたが、主力どころはしっかりと走ってくれました。